中国軍機関紙が共産党への忠誠訴え、相次ぐ不祥事で指導力に懸念も
[北京 15日 ロイター] 中国人民解放軍(PLA)の機関紙「解放軍報」は15日付の論説で、士官らに対し、欧米の陰謀に直面する中、共産党の「最も忠実な」擁護者であり続けるよう指示した。
このようなことは異例で、論説では具体的な理由については触れていないものの、軍内部における怠慢や浪費、虐待などについて警告を発したものとみられる。
今秋の最高指導部交代を前に、中国では重慶市党委員会書記だった薄煕来氏やPLAの谷俊山中将の失脚などスキャンダルが相次ぎ、党の指導力を懸念する声も聞かれていた。
論説は「われわれを分断させ、西洋化しようとする敵対的な国際部隊の陰謀は弱まっていない」とし、軍内部には党への忠誠が揺らいでいる者もいると指摘。高潔さと自己規律のモデルであるよう訴えた。
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