「第2次師団訓練検閲」 |
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第7師団(統裁官:師団長荒川陸将)は、9月21日(日)から24日(水)の間、北海道大演習場において、第71戦車連隊戦闘団(戦闘団長:杉本1佐)及び第7施設大隊(大隊長:吉岡2佐)に対し訓練検閲を実施しました。 本検閲は、離島の奪回に任ずる師団の先遣部隊としての行動(第71戦車連隊戦闘団)、及び、離島の作戦において、作戦部隊主力の全般支援に任ずる施設大隊としての行動(第7施設大隊)を、検閲課目として実施しました。 第71戦車連隊戦闘団は、22日未明から着上陸を開始し、敵警戒部隊の駆逐を開始したが、戦線が膠(こう)着したため、23日、主力をもって攻撃、抵抗する敵を撃破し、24日朝、敵主陣地の弱点への総合戦闘力を発揮した攻撃により目標を奪取し、任務を達成しました。 また、第7施設大隊は、作戦部隊主力を支援するため、敵の攻撃が予想される地域での各種障害の構成及び直接支援任務特に第7施設大隊としては初となる、水際での上陸阻止のため創意を凝らした各種複合障害を構築し、その任務を達成しました。 24日朝に状況を終了し、練成成果を遺憾なく発揮して、本訓練検閲を無事終了しました。 |
テトラポットの設置 | 前進開始 | |||
障害処理を行う施設小隊 | 対戦車崖(たいせんしゃがい)構築中 | |||
地雷帯設置中 | 抵抗する敵戦車部隊 | |||
展開する90式戦車と74式戦車 | ||||
突入する90式戦車 |