給湯ボイラー 貯湯式と直圧式の違い |
給湯専用機 | 貯湯式 | 強制排気 |
強制給排気 | ||
直圧式 | 強制排気 | |
強制給排気 | ||
追焚付給湯器 | 貯湯式 | 強制排気 |
強制給排気 | ||
直圧式 | 強制排気 | |
強制給排気 |
←貯湯式のボイラーです。
←直圧式のボイラーです。
●貯湯式 ●直圧式
みなさんがお湯をつくるとき、”やかん”という釜に水を入れてガスなり電気なりで沸かすと思います。
釜に水を入れて沸かす・・・ボイラーも同じなんです。
【貯湯式】
ボイラーの内部に“釜”があります。 専門用語で【缶体】といいます。
缶体の容量は能力によって違いますが、凡用品であるボイラーだとおおよそ 15ℓ~17ℓ (追焚付だとちょっと小さくなります)。この缶体に水を入れて燃焼してお湯を沸かします。
ただこの貯湯式の場合は 法令上、お湯の圧力を下げて使って下さい・・と決まってますので(缶体に無理に圧力をかけると爆発の危険性があるため)実際出てくるお湯は水道より、ずっと弱い圧力で蛇口から出てきます。
また、あくまで缶体でお湯を沸かすため、多く使うと熱くなる前に出てくる場合も多々あります。俗に言う、お湯を作るのが追い付かない状態になります。
【直圧式】
直圧式は内部に釜がありません。あるのは、グルグルをループしている配管です。この配管の中を水が通り、途中で熱くされそのまま出てきます。
ですから、水道圧のままお湯に変わり蛇口から出てきます。また、釜で沸かすことがないため、いつまでも使い放題。ずっと作ってくれます。
ただ、高温でも(60度以上)水道圧のまま出てくるのかというと、それは違います。そういった場合は、ボイラーの方で、入れる水道量を少なくして高温になるようにしています。 かしこい!
よく、台所に設置されてる ガス瞬間湯沸器の大きいやつ! と思われて下さい。
お湯の圧力が強いというのは、お風呂の快適性を非常に高めます。
是非ともおススメします。
ちなみに、今新築等で、主流になっている カベに掛っているボイラーは、全機種この直圧式になります。