1UP.comのソウルキャリバー4カウントダウンhands-on訳です。
ジークフリート(ジークフリート・シュタウフェン)
日本語版紹介ページ
この亜麻色の髪のドイツの騎士は、これまでソウルキャリバーシリーズの第一の主人公であり続けてきた。そして彼は依然として、遥か昔その手で振るった呪われし「ソウルエッジ」による罪を償おうとし続けている。ソウルエッジに込められた闇の力はかつてジークフリートを恐ろしい怪物「ナイトメア」へと変化させてしまったが、対となる霊剣「ソウルキャリバー」の聖なる力によって、彼とナイトメアは別々の存在に分けられた。
そして今、かの英雄は邪剣ソウルエッジと霊剣ソウルキャリバーの両方を永遠に封ずるという使命を背負っている。…しかし、かつての片割れであったナイトメアもまた、別の企みを持っていた。
ソウルキャリバー4におけるジークフリートの冒険は、遠い昔に死んだ彼の父、フレデリックの不可解な蘇生から始まる。だがこれは、彼の闇のドッペルゲンガーが仕掛けた、彼を表舞台に引きずり出すための罠ではないのだろうか…?
ジークフリートの強み
ジークフリートの万能かつ強力な技の数々はソウルキャリバー4にもしっかりと残っているようで、これまで親しまれてきた特殊構え、連携、ソウルキャリバー3から持ち越された特殊行動のほとんど全てが健在だ。
彼は依然として最長クラスのリーチと近距離戦で威力を発揮する優秀なキックとヘッドバットの技を持っている。それに加えて、通常投げもリーチと威力共に申し分ない上に、「しゃがみ投げ」―守りを意識したプレイヤーに対して完璧な効果を発揮する―をも持つ数少ないキャラクターの一人なのだ。
ジークフリートは簡単操作で超威力の連携を繰り出すことができる、初心者にとって素晴らしいキャラといえるだろう。それと同時に、多様な繋がりを持つ豊富な特殊構えにより、上級者にとっても攻略のしがいがあるキャラでもある。
弱点
そのぶきっちょな鎧と漫画っぽい巨大な剣のおかげで、ジークフリートはソウルキャリバーの中で最もスローな重量級にカテゴライズされる。シンプルに言って、彼ののろい動きに慣れなければならないというのが彼の弱点の一つだ。
加えて、彼の持つ豊富な特殊構えを試す時は充分注意することだ。ほとんどの構え中はガードすることができず、あらゆる攻撃の危険性に晒されてしまうのだから。
(ここまで)
いーやっしねえーっ!いーやっしねえーっ!いーやっしねえーっ!
今回はルークスプリッター3回で鎧が砕けるらしいヨ!
そんな主人公?ジークフリートは、元々「ナイトメア」という一人のキャラクターだったが、3で無事ナイトメアとの分離に成功。本来の強さの9割ほどを持ち込んだ上で、多彩な構えを経由することで重い一撃を連発する恐怖の解体屋となった。
剣による一撃は大振りなものの、上中下段横斬り縦斬り、全ての技の量と質が優良な技の高層デパート(地下1階ベースホールド、1階デキスターホールド、2階シニスターホールド、3階こども服売り場、4階チーフホールド)だ。
次々と構えを切り替えながら洗練されたモーションで繰り出される技の数々は、不慣れな相手のガードならほぼ確実に崩し切れるだけのバリエーション、そして高い威力を持つ。
恐ろしいのは、大体の繋がりの流れさえ覚えてしまえば、適当にやっても相手をマッシュできてしまうところ。ジークフリートを相手にする時は、たとえ一撃が痛くとも、守りを固めず回避するか割り込むなど積極的に立ち回るべきだろう。幸いガードされたり回避されることでかなりの隙を晒す技も多いので、しっかりと対策をしていきたい。
しかし、攻勢に転じても油断は禁物。K系の技は軽量級並みの操作性を誇るため、油断しているとあっさり割り込まれる。見た目以上に器用なキャラなので、決して不用意に縦斬りで突っ込んだりしないように。いーやっしねえーっ!された挙句
「お前には無理だ」という
ゲーム的に考えて絶対に言ってはいけない一言を聞かされるはめになる。