政治「中日関係の妨げになっています」 中国大使がウイグル会議出席の国会議員に抗議文2012.5.15 12:19

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「中日関係の妨げになっています」 中国大使がウイグル会議出席の国会議員に抗議文

2012.5.15 12:19 中国

 中国の程永華駐日大使が、14日から東京都内で開催中の「世界ウイグル人会議」の第4回代表大会に出席した国会議員に対し、「後ろ向きの動きがみられ、中日関係の妨げになっています」などとする抗議文を送っていたことが15日、分かった。

 会議に出席した国会議員は、たちあがれ日本の平沼赳夫代表、自民党の古屋圭司衆院議員ら5人。抗議文は5月8日付の文面で、14日に送付されてきた。

 抗議文は「日本の各界とともに努力し、中日の戦略的互恵関係を前向きに発展させたい」と主張。チベットと新疆ウイグル自治区に関する資料を添付した。

 資料は世界ウイグル会議について「徹頭徹尾、中国の分裂をたくらむ反中国組織」と批判。同会議のラビア・カーディル議長に関しては「中国国内で国の安全を脅かす罪を犯しただけでなく、脱税などの経済犯罪行為もあり、中国の司法機関から法に基づき判決を受けた犯罪人」と決めつけている。

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