日本ハム 生産の関東移転検討

5月14日 18時49分

大阪に本社がある食品メーカー「日本ハム」はこの夏、関西電力管内で電力不足が懸念されていることから、生産の一部を関東の工場に移すことを検討していることを明らかにしました。

これは日本ハムの竹添昇社長が１４日の決算発表で明らかにしたものです。
この中で、竹添社長は、節電対策として、「多くの電力を使用する工場については自家発電を導入するほか、操業時間の変更など全体で最低でも１５％の節電はクリアできるように徹底していく」と述べました。
そのうえで、電力の使用制限令や計画停電が実施される場合の対応については、「去年は関東で計画停電があり、一部の生産を西日本に移した。逆に、ことしは関西以外の工場に生産をシフトすることを検討している」と述べ、関西からの生産の移転を検討していることを明らかにしました。