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2012年5月15日15時8分

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脱法ハーブで4人搬送 東京・渋谷

 東京都渋谷区の繁華街で、麻薬に似た作用のある「脱法ハーブ」の煙を吸い、13日夕方から14日昼にかけ18〜51歳の男女4人が病院に搬送されていたことが15日、警視庁への取材でわかった。いずれも命に別条はないという。

 渋谷署などによると、13日午後6時すぎ、同区宇田川町の路上で無職男性(51)が倒れているのを通行人が見つけ交番に届け出た。その後も宇田川町付近で、14日午前1時半すぎにアルバイト男性(26)が、午後2時ごろには無職女性(22)とアルバイト少女(18)が不調を訴え、病院に運ばれた。

 いずれも「脱法ハーブを吸った」と話しており、女性は「近くの店で買った」と話しているという。署によると、渋谷の繁華街には脱法ハーブを扱う店が集中しており、今年2月時点で十数店確認されている。

 脱法ハーブの煙を吸った人の健康被害が相次いでいるのを受け、警視庁は摂取させる目的では売らないよう、店に呼びかけている。

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