関越道で7人が死亡したバス事故では、車体がガードレールの隙間から防音壁に突っ込んで大破しましたが、全国の高速道路にはこうした隙間が約5100カ所あることが分かりました。

 事故を起こしたバスは、ガードレールに衝突した後、約10センチの隙間から防音壁に突っ込んで大破しました。今回の事故を受けて、国土交通省が全国の高速道路を調べたところ、同じような隙間が少なくとも5100カ所あることが分かりました。1998年に国交省は隙間をなくすよう通達を出していましたが、それ以前に造られたものについては対象外でした。今後は、各高速道路会社に対し、隙間をなくすよう要請することにしています。

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