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【社会】

高速道路 5100カ所で防護柵に隙間

 国土交通省は十五日、関越自動車道の高速ツアーバス事故現場と同じように、種類の異なる防護柵が連続しておらず、隙間がある場所が、東日本、中日本、西日本の高速道路三社が管理する全国の路線網(総延長約九千キロ)で約五千百カ所見つかったと発表した。

 前田武志国土交通相は記者会見で、隙間と事故の因果関係は不明とした上で「ガードレールを長くするなど、やれる手があれば検討してもらう」と述べた。

 首都、阪神、本州四国連絡の残る高速道路三社も調査しており、国交省はそれぞれに対策を求める方針。

 国交省は、鉄製ガードレールと防音壁のコンクリート製土台のように、種類の異なる防護柵は連続させて設置し、隙間をなくすよう求めている。

 しかし新基準が適用された一九九九年四月以前に設置されたものは対象外で、隙間のある旧式の構造が各地に多く残っている。

 

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