大飯再稼働要請へ 京都経済4団体 政府に 電力不足「打撃」
京都新聞 5月15日(火)15時9分配信
京都商工会議所など京都の経済4団体は15日、今夏の関西の電力不足回避のため、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を政府に緊急要望することを決めた。政府が検討する電力使用制限令や非常時の計画停電が行われれば地域経済に深刻な打撃を与えるとして、「暫定的な措置」としての早急な再稼働を求める。
京商、京都経営者協会、京都経済同友会、京都工業会の4団体トップが京都市中京区の京商で協議し合意した。15日中に要望書を政府に提出する。
緊急要望は、「今夏の電力不足が現実となり、計画停電など経済活動に支障が出るのを避けるため」とし、暫定的な措置として今夏の再稼働の安全性について「中立的機関による専門的な意見のとりまとめ」をして早急に再稼働するよう求めた。中長期的に再生可能エネルギーなどによる電力確保や新産業育成へのビジョンの必要性も盛り込んだ。
立石義雄京商会頭は「計画停電は生産調整の必要性が出て、地域産業を空洞化させる。制限令やむなしの発言は時期尚早だ」とした上で「今月末までに再稼働の決断をしてほしい」と話している。
京商、京都経営者協会、京都経済同友会、京都工業会の4団体トップが京都市中京区の京商で協議し合意した。15日中に要望書を政府に提出する。
緊急要望は、「今夏の電力不足が現実となり、計画停電など経済活動に支障が出るのを避けるため」とし、暫定的な措置として今夏の再稼働の安全性について「中立的機関による専門的な意見のとりまとめ」をして早急に再稼働するよう求めた。中長期的に再生可能エネルギーなどによる電力確保や新産業育成へのビジョンの必要性も盛り込んだ。
立石義雄京商会頭は「計画停電は生産調整の必要性が出て、地域産業を空洞化させる。制限令やむなしの発言は時期尚早だ」とした上で「今月末までに再稼働の決断をしてほしい」と話している。
最終更新:5月15日(火)15時9分
Yahoo!ニュース関連記事
- 福井・大飯原発:再稼働問題 「全国で節電」を 東海村長ら3人、副経産相に訴え /茨城(毎日新聞) 14時8分
- 原発再稼働なら練り直し=節電目標で経産相(時事通信) 11時32分
- 政府の節電要請、電力使用制限令の発動焦点 関電以外にも潜む計画停電リスク(フジサンケイ ビジネスアイ) 8時15分
- 関電に20%節電目標設定、政府検討映像(TBS系(JNN)) 5時34分
- おおい町長、再稼働容認へ「月内に判断」(産経新聞) 0時40分