邪道・大仁田厚(54)が、レジェンド3人衆に被災地復興デスマッチを要求した。11日の自主興行(東京・新宿フェイス)で初代タイガーマスク(54)をデスマッチのリングに上げ血のマットに沈めた大仁田。勢いに乗る邪道は炎の飛龍・藤波辰爾(58)と革命戦士・長州力(60)にも宣戦布告。レジェンドが予定する東北大会に乗り込み、電流爆破マッチを実現させる。
大仁田は有刺鉄線ボードマッチで矢口壹琅、保坂秀樹と組み、タイガー、ザ・グレート・サスケ、グラン浜田組と対戦。〝ホームの利〟を生かし、3月16日のリアルジャパンプロレス後楽園大会以来の遭遇となったタイガーをイス、有刺鉄線バットで殴打。14分過ぎには毒霧でタイガーの視界を塞ぐと、最後は矢口と合体のサンダーファイアーパワーボムで鮮血が染み込むマットに葬った。
実はタイガーと曙との抗争でアバラ骨3本を骨折、胸骨にも亀裂骨折を負っての強行出場だった。それでも、しっかりと最後を締めくくった大仁田は試合後、次なる標的に目を向けた。
「次は藤波じゃ。タイガーが電流爆破に入らないなら藤波さんよ、アンタに出てくる度胸はあるか?」と問いかけた。
もちろん、かつての怨敵のことも忘れていない。長州からはレジェンド5・5巌流島決戦に足を運ばなかったことを断罪された。「交通費も出さない長州は論外じゃ!」と怒りの返答を突きつけ、いよいよ長州とも本格開戦に突入する構えだ。
望む決戦の場は一つ。レジェンドが東北で予定する東日本大震災復興支援プロレス大会だ。
「俺はなあ、お前らより先に被災地に行ってるんじゃ。電流爆破をやったらどうなる? 最高の復興支援になるんじゃないか」
もはや怖いもの知らず。ついにレジェンド衆を敵にまわした邪道男の行方から目が離せなくなってきた。
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