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2012年5月15日5時23分

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福島・楢葉町商工会長を逮捕 拳銃所持の疑い

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 福島県楢葉町の商工会長が、拳銃と実弾を隠し持っていたとして銃刀法違反(加重所持)の疑いで警視庁に現行犯逮捕されていたことが14日、同庁への取材でわかった。商工会長は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興計画を検討する町の委員会で副委員長を務めている。

 組織犯罪対策5課と渋谷署によると、逮捕されたのは町商工会長で建設会社「渡辺興業」社長の渡辺征(ただし)容疑者(68)と息子(41)。渡辺容疑者の逮捕容疑は12日、福島県いわき市内の会社事務所で38口径の拳銃と実弾数発を所持していたというもの。息子は翌13日に共犯として逮捕された。ともに容疑を認めているという。同庁は入手経路を調べている。

 渡辺容疑者は1998年に商工会長に就任し、5期目。近隣の4商工会で、会員事業者の支援を目的に昨年4月に発足した「南双葉広域復興センター」でも代表を務めている。

 商工会の斉藤香事務局長は取材に「今は楢葉町が一体となって復興を目指しているとき。事実とすれば、とても残念だ」と話した。

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