京都府亀岡市で10人が死傷した事故で、検察は、無免許運転していた18歳の少年を家庭裁判所に送致しました。
これまで18歳の少年は、「居眠り運転をしていた」と話していますが、「居眠り」は「過失」と見なされるため、京都地検は危険運転致死傷罪の適用を断念。自動車運転過失致死傷などの非行内容で家裁に送致しました。こうした経緯などについて検察は、被害者家族に説明会を開きましたが、遺族らは強く反発しました。松村幸姫さんの兄は、「僕らが求めていた答えはほぼ返ってきていない。納得できない、今の段階では」と話しています。被害者家族らは、検察に質問しても、「捜査中なので把握していない」という返答が多かったと話し、会見でも、「何のための説明会だ」と不満を強めていました。
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