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2012年5月14日(月) 19:38 |
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ホームレスの現状知って、バザー開く
様々な事情を抱え、路上などで暮らす「ホームレス」を支援するため、岡山市のNPO団体がバザーを開きました。 ホームレスの現状について、多くの人に知ってもらおうという取り組みです。
バザーは、NPO法人「岡山・ホームレス支援きずな」が開いたたもので、日用品や生活雑貨、衣服などが10円から販売されました。 NPO法人「きずな」は、10年前からボランティアによる支援活動を続けていて、2009年から岡山市の委託を受けたホームレスの自立支援事業を行っています。 ホームレスの人たちに炊き出しをしたり、健康診断をしたりしながら、再び自立した生活が送れるよう相談にも乗っています。 「きずな」によりますと、現在、岡山市内のホームレスのうち、路上での生活を余儀なくされている人は減少傾向にあるということです。 しかし、その反面、車の中やインターネットカフェなどで生活をする人は増加傾向にあり、その数は200人以上にのぼるということです。 こうした現状を受け、岡山市では、「きずな」などのNPO法人と連携を深めることで、今後もホームレス対策を進める考えです。 ホームレスから社会への復帰を目指して。 活動は、今後も継続的に行われます。
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