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【県内】日向灘を震源とする地震 宮崎市など震度3

きょう午後0時36分頃、地震がありました。

震源地は、日向灘で震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは、4.7と推定されます。
宮崎市、国富町、高鍋町で震度3を観測しました。
この地震による被害や津波はありませんでした。


【県内】県と市町村が がれき処理で現地調査

震災がれきの広域処理への理解を深めようと、県と市町村の職員が現地調査に出発しました。

現地調査に出向いたのは、がれき問題を担当する県循環社会推進課の職員3人と、宮崎市、都城市など市町村職員7人のあわせて10人です。
調査は、秋田県と岩手県で3日間の日程で行われ、このうち、秋田県では、既に被災地からの震災がれきを受け入れている大仙市の焼却施設を視察しました。
この施設では、岩手県宮古市の震災がれきを1日あたり10トン、2年間で約5200トン受け入れ、担当者から、受け入れの経緯を聞いたほか、一般廃棄物と混ぜる様子を見学しました。
また、宮古市では、がれきの選別、放射線量の測定について調査します。
県では、「今回の視察は、がれきの広域処理の理解と議論を深めるためのもので、受け入れを前提としたものではない」と話しています。
県循環社会推進課の神菊憲一課長は「被災地や受け入れ自治体の状況を見ないと議論が深まらない、今回の調査をもとにいろいろ考えていきたい」と話しました。
調査結果は、後日、県のホームページで公表されます。
県内では、今の段階で、震災がれきの受入けれを表明している自治体はありません。


【県内】福島・三春町の桜を都城市に植樹

被災地からの「希望のサクラ」です。

福島県三春町から桜の苗木が届き、都城市の観音さくらの里に植えられました。
福島県三春町にある滝桜は、日本三大桜の1つで、推定樹齢が1000年を超えると言われています。
その苗木は、都城市高城町の黒木繁さんが、福島県の知人から送ってもらい、滝桜の「孫」にあたります。
きょうは、地元の関係者と、都城市の観音さくらの里に植樹をしました。
滝桜の苗木は、高さが約2mで、5〜6年ほどで花を咲かせそうです。
黒木繁さんは「東北の三春町の桜ということで、大事に育てて、みんなで育ててもらったらいいな」と話しました。
福島県三春町の滝桜は、震災後は風評被害で観光客が減りましたが、今年は約21万人が訪れるなど、徐々に復興しているということです。


【県内】用水路での死亡事故で臨時校長会

きのう午後、日南市で、小学生が用水路で死亡した事故を受け、緊急の校長会が開かれました。

きのう午後3時頃、日南市の吾田中学校近くの用水路で、近くに住む吾田東小1年の佐藤優也君6歳が浮いているのが見つかりました。
佐藤君は、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
この事故を受け、市内26ある小中学校の校長会が開かれました。
事故の状況が説明された後、安野喜宏教育長が「学校周辺、校区内の危険個所をあげてほしい」と再発防止に向け指示しました。
日南市市教育委員会は、今後、学校ごとに危険箇所を再点検し、その地図を作ることなどを求めました。
今後は、危険箇所をまとめた上で、地域と学校が一体となり、事故防止に取り組む考えです。


【県内】宮崎太陽銀行決算〜増収増益

宮崎太陽銀行の昨年度の決算は、経営改善支援の取り組みを強化し、当期純利益は、過去最高となりました。

宮崎太陽銀行の今年3月期の決算は、経常収益が、前年度より2.5%増え、138億1600万円で4期ぶりの増収。
経常利益も、前年度より73.2%増え、25億7400万円となり、増収増益となりました。
当期純利益は、前の年度より51.3%増え16億4400万円となり、過去最高益でした。
宮崎太陽銀行の川崎新一頭取は「営業力の強化をしてきたし、経営改善支援の取り組みの強化で与信関連費用が減少し増収増益を達成できた」と話しました。
川崎頭取は、「今年度は、自動車ローンや教育ローンなどに力を入れたい」と述べました。


【県内】東九州自動車道整備に県北の期待

東九州自動車道の宮崎〜大分間が、4年後の2016年度中に全線開通することになりました。

インフラ整備の遅れなどから「北は夕暮れ」といわれた県北地域にとって、悲願だった高速道路時代の到来が見えて来ました。
北九州市から鹿児島市まで436kmの東九州道は、国の今年度予算の中で、大分県蒲江〜北浦間に80億円が予算化されるなど、早期完成に向けて弾みがつきました。
中でも、使用開始年度が未定だった北浦〜須美江間と佐伯〜蒲江間は、2016年度中の開始が明記されました。
国交省延岡河川国道事務所の春田義信所長は「こういうことが明示できるということは、地元の皆さんの多大な努力のお陰だと感謝します」と話しました。
これにより大分〜宮崎間が全線開通することになり、県の試算では、所要時間が約4時間10分から2時間39分に大幅短縮されます。
センコー延岡支店の是沢可人支店長は「高速道路は全線開通して初めて利用できる、時間短縮などメリットが享受できる、労働時間の短縮にもつながる」と話しました。
一方で、県南の日南〜志布志間は、基本計画区間のままで、東九州自動車道整備の最重要課題となっています。


【県内】ゴールデンゲームズinのべおか

スポーツは、毎年恒例の陸上記録会の話題です。

陸上のトップアスリートが出場する「ゴールデンゲームズinのべおか」が、おととい延岡市の西階陸上競技場で行われました。
陸上の中長距離記録会、「ゴールデンゲームズinのべおか」は、毎年5月下旬に開かれていましたが、雨にたたられることが多く、今年は日程を繰り上げました。
それが功を奏し、好天に恵まれた大会には、10種目22のレースに、地元の小中高生や実業団などから約400人が出場しました。
会場には、多くの陸上ファンが訪れ、看板をたたく応援スタイルで、熱い声援を送りました。
注目のレースは、11年ぶりに行われた男子1万メートルです。
地元旭化成からは深津卓也選手が出場、ロンドンオリンピック参加標準記録A突破の期待がかかりましたが、終盤でペースダウン。
記録突破はできず6位に終わり、来月開かれる日本選手権に、望みをつなぎます。
女子5000メートルのワコール・福士加代子選手は、オリンピック参加標準記録Aを見事突破し2位でフィニッシュ、1万メートルと合わせ、オリンピック出場に期待が膨らみました。
また、延岡市の兄弟都市・福島県いわき市からは中学生男女4人が参加しました。
この交流は、1998年から続けられていますが、おととしは口蹄疫、去年は東日本大震災の影響で、出場を見合わせたため、3年ぶりの交流となりました。
中学女子3000メートルには、長谷川紗英選手と小野咲子選手が出場、長谷川選手が、自己ベストを更新し、3位入賞を果たしました。
長谷川選手は「いわきのみんなのために、ベストを出して走れるように頑張りました、看板をたたくスタイルで応援されることはないので、すごく緊張しました」と話しました。
中学男子3000メートルには、吉田達哉選手と梅澤武志選手が出場、いわき市の新人戦で、優勝を果たした吉田選手が自己ベストを更新しました。
吉田選手は「去年の今頃は、外ではまったく活動ができなかった、将来は実業団選手になってオリンピックに出たい」と話しました。
ゴールデンゲームズの模様は、今月19日の土曜日、午後2時から放送します。


【県内】宮崎銀行女子陸上部が誕生へ

宮崎銀行に、来月1日、「女子陸上部」が誕生することになりました。

宮崎銀行の小池光一頭取は「銀行創立80周年記念事業の一環として、また社会貢献活動として駅伝を主体とした女子陸上部を創部することを決めました」と話しました。
宮崎銀行女子陸上部は来月1日に発足し、来年4月1日から本格的な活動を始めます。
選手は、県内の高校生を中心に今後3年をメドに発掘し、10人程度を採用する方針です。
監督には、旭化成陸上部の西村功コーチが出向という形で就任します。
西村コーチは「メンバーが揃えばすぐにでも駅伝に出場したい、選手には目標をしっかりと持たせ頑張らせる」と意気込みを語りました。
宮銀陸上部は、当面、旭化成のグラウンドを使って選手の育成を図り、トラック競技などに参加しながら、全国レベルの大会にエントリーする計画です。


【県内】ドリームジャンボ宝くじ発売開始

1等1億円が史上最多の175本あたる「ドリームジャンボ宝くじ」が、きょうから全国一斉に発売されました。

発売初日のきょう、宮崎市デパート前の宝くじ売り場には、朝から多くのファンが訪れ、宝くじを買い求めていました。
今回のドリームジャンボ宝くじは、一等1億円の当選本数が175本で、ドリームジャンボ史上最多となっています。
また1等前後賞は500万円、2等は100万円などとなっています。
さらにきょうは1等10万円が4万本当たる「ドリーム10」とよばれる、新しい宝くじも発売されました。
この2つの宝くじは来月1日まで販売され、12日に抽選会が行われます。


【県内】無免許・免許証偽造の教諭を懲戒免職

教諭の懲戒免職処分です。

懲戒免職となったのは、宮崎市立那珂小学校の黒木彰子教諭42歳です。
黒木教諭は、今年3月、宮崎市で、無免許で車を運転し、携帯電話を使用していたとして免許証の提示を求められました。
その際、警察に偽造した免許証を提示し、逮捕・起訴されています。
県教育委員会では、「教育公務員として恥ずべき行為で極めて悪質」と話しています。
このほか、県北南部地域の中学校の39歳男性教諭について、制限速度を33キロ超えたスピード違反で、戒告処分としました。


【県内】故宮博物院展〜地上の天宮・古の宮廷文化

情報特急です。

今週末から県立美術館で北京・故宮博物院展が開かれます。
中国の明と清、二つの王朝の宮廷での王妃たちの暮らしにスポットをあてた特別展、シリーズで見所を紹介します。
「故宮」は、紫禁城と呼ばれ、20世紀の初めまで500年余りにわたり、中国を治めた「明」と「清」両王朝の歴代の皇帝が暮らした古の宮殿で、世界文化遺産にも登録されています。
今は中国の宝物を集めた博物館として公開されています。
宮崎での開催に先立ち東京で開かれていた「故宮展会場」を訪ねました。
宮廷では、皇帝の正室にあたる皇后や側室となる妃たちが暮らしていました。
会場には、王妃たちの生活を偲ばせる文物や服飾調度品など、国宝級の品々18点を含む約200点が展示されています。
東京富士美術館の白根敏昭学芸部長は、「見所は、今までの名品を並べる展示会と違い、皇帝をサポートした王妃たちがどのように暮らしていたか、故宮としては初の試みの斬新な展示会」と話しました。
華やかな宮廷生活の中にも、王妃たちには皇后を頂点とする厳しい序列がありました。
また、宝石でできた盆栽や蓮のからくり時計など数々の展示品からは華やかな王朝文化が伝わってきます。
清時代の工芸品は、ここまで手をかけるのかという手の込んだ緻密な装飾品が多く見られます。
宮廷での王妃たちの華やかな生活がうかがえる品々、時を経ても輝きを放ち、当時の王朝絵巻の一端が偲ばれます。




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