世界ウイグル会議:議長、中国式人権を批判

毎日新聞 2012年05月14日 22時58分(最終更新 05月14日 23時28分)

 14日開幕した亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」(本部ドイツ・ミュンヘン)の代表大会で、ラビア・カーディル議長は「中国式の人権という理論は中国人ですら受け入れられなくなっている。民族問題を解決しない限り、中国が国際社会で地位を確立させることは不可能だ」と訴えた。

 17カ国約125人のウイグル人活動家が参加し、約20のメディアが取材。新華社など中国メディアも訪れた。

 04年設立の同会議は3年に1度、代表大会を開いており、アジア開催は初めて。カーディル議長は日本開催の理由を「(中国に近い)アジアの強い民主国家で支援が期待できるため」と述べた。17日まで。【石原聖】

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