[11日 ロイター] トムソン・ロイターの調査によると、米S&P総合500種指数採用企業の2012年第1・四半期決算は前年同期比で7.9%の増益となる見通し。アップル
業種別で最も高い増益率が見込まれるセクターは工業(17.5%)、情報技術(15.0%)。最も低いのは公益で8.4%の減益となる見込み。
500社のうち452社が第1・四半期の業績を発表、66%がアナリスト予想を上回る利益となった。長期平均の62%は上回ったが、過去4四半期平均の68%は下回った。
第2・四半期の業績が事前予想を下回るとの見通しを示したのは46社、予想を上回る見通しを示したのは14社。N/Pレシオ(46/14)は3.3倍と、2008年第4・四半期以降で最悪。
今週決算を発表した企業の58%が自社予想を上回った。前週は61%だった。
500社の株価予想収益率(予想PER、2012年)は12.4倍。
14日に始まる週に決算発表を予定している企業は22社。
Bookmark: