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両陛下 仮設住宅で被災者一人一人に5月13日 12時47分
12日から仙台市を訪れている天皇皇后両陛下は、13日、市内の仮設住宅を訪問し、被災した人たちを励まされました。
両陛下は、午前11時前、仙台市若林区にある仮設住宅に到着されました。
ここには、津波の被害が大きかった荒浜地区の人たちなど400人近くが暮らしていて、両陛下は、まず、出迎えた被災者たちに「去年は大変でしたね」などといたわりのことばをかけられました。
続いて、住宅と住宅の間を歩きながら、被災者一人一人に声をかけて回られました。
天皇陛下は、津波で息子と娘を失った87歳の女性に、「どうぞお元気で」とことばをかけて励まされていました。
皇后さまは、津波で自宅を流された85歳の女性に、「こちらでの生活はいかがですか。たくさん耐えられましたね」などと話しかけられていました。
両陛下は、このあと市内で開かれる化学に関する国際会議の開会式に出席し、13日夜、東京に戻られます。
天皇陛下は、心臓の手術後、順調に回復していて、今月16日からは皇后さまと共にイギリスを公式訪問されます。
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