NHK青森県のニュース　青森放送局

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外国人に仮の住民票郵送

日本で生活する外国人を対象とした住民台帳制度がことし７月から始まるのを前に、青森市では１４日、３か月を超えて滞在する外国人に仮の住民票が郵送されることになりました。
日本に住む外国人の数が急増していることを受けて、ことし７月からこれまで市町村ごとに発行していた外国人登録証明書が廃止され、日本人と同じ住民台帳制度が新たに設けられることになりました。これを前に青森市では１４日、仮の住民票が郵送されることになり、市民課では、３か月を超えて滞在する外国人に郵送される通知書が準備されました。
青森市内では、制度の対象となる外国人は８７０人あまりで、本人と家族の名前や住所などが外国人用の住民台帳に記載されるということです。
仮の住民票の内容に誤りがあった場合は、市役所の窓口などで変更の手続きが必要で、青森市では問い合わせに訪れる外国人に英語と韓国語で対応できる態勢を整えています。
７月９日から実施される新しい制度では、世帯ごとの情報が一括して把握できるほか、転居の届け出も義務づけられるため、自治体が教育や医療などの行政サービスをこれまでよりスムーズに提供できるということです。

05月14日　12時04分

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