2011年07月26日

肉イタリアン カルネヤ 牛込神楽坂

すずきBさんからお誘いいただいて、小口綾子さん主宰の「肉祭」に参加させてもらった。会場となったのは、人気の「肉イタリアン」カルネヤ。しかし、肉イタリアンとはいったい何だろうか。カルネヤのカルネとは肉のこと。要するにカルネヤとは肉屋のことだ。それが焼肉屋ではなくて、イタリアンだから面白い。当然、普通のイタリアンと違い肉料理が中心になっている。イタリアンであることを忘れるほど、肉への強いこだわりを感じる。店主の実家が精肉店ということで、小さい頃から肉に接している、生粋の目利きなんだと思う。

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和牛レバーのカルパッチョ 

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エゾジカのカルパッチョ 

この日メインの食材は、門崎丑(かんざきうし)。門崎丑は、岩手県産の黒毛和牛。前沢牛の近親種ということで、ポテンシャルは高そうだ。門崎丑は牧場の考え方がしっかりとしている。飼料は牧場の近くでとれたものにこだわり、抗生物質を一切使わない。銀河高原ビールの搾りかすなども配合しているという。肥育日数は長く、自然の中で牛にストレスをかけないようにゆったりと育てられている。こういう牛が旨くないわけがない。最初にブロックが運ばれてきて、一人一人臭いを嗅がせてくれた。4ヶ月ドライエイジングさせたというだけあって、すごい熟成香がする。この香りだけでも赤ワインが飲めそうだ。

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門崎丑のカルネクルーダー 

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ウズラの塩麹漬け焼き 

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ホルモンとパクチー 

男性は1人1本ワインを持参するルールになっていた。僕が選んだのは、ニコラポテルさんのメゾン、ロッシュドベレーヌ2008。これがファーストヴィンテージ。面白いかなと思ったけど、肉に合わせるにはちょっと軽かった。ただ、グラスの中でぐっと落ち着いたのはさすが。これだけフレッシュだと、魚にも合いそうな気がする。今回の料理には正直ハズレだが、魚にも合う赤ワインとして今後も使えそうな気がする。

門崎丑のカルネクルーダーは美味だった。カルネ(肉)、クルーダ(生)なので、生肉ということでいいだろうか。生肉といえば、ユッケやタルタルといった料理が身近だが、大雑把に言うと、結局どちらも同じものだ。タルタルとは、モンゴル帝国の遊牧民タルタル人のことで、彼らが食べていた生肉料理を指している。それと同じ生食文化が朝鮮半島に伝わって、ユッケになった。強大なモンゴル帝国がユーラシア大陸の東西で残した食文化ということで興味深い。

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門崎丑のイチボ・ランプの炭火焼

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熟成肉のカツレツ 

門崎丑のイチボ・ランプの炭火焼。アブラを溶かして、丁寧にアロゼしたもの。アロゼとは、煮汁や脂を食材にかけることで表面の乾燥を防ぎツヤを出す技術。要するにデグラッセなどと同様、煮汁もアブラも無駄にはしないということだろう。断面も美しく、完璧な仕上り。肉に対するこだわりと愛情がこの品にも表れているように思う。熟成肉のカツレツ。このカツレツの熟成香がすごい。この熟成肉をカツレツにしようと思った発想の勝利だろう。

今回のメンバーは、すずきBさんと主催者の小口綾子さん、ラーメン王石神秀幸さんなど、肉好きな人たちが集まった楽しい会だった。「神の舌を持つ男」は「松坂からフォローされている男」でもあることが判明した。今後の展開に密かに期待したい。



■店名:カルネヤ(CARNEYA )
■住所:東京都新宿区南山伏町3-6 市ヶ谷NHビル1F
■電話:03-5228-3611
■営業時間:12:00~15:00(L.O.14:00)、18:00~24:00(L.O.22:00)
■定休日:月曜日


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2011年01月26日

イル・ペンティート 代々木

原宿のカフェ、アンセーニュダングルのバーテンダーさんと、よく食事に行きます。「ピザがおいしい店があるんですよ」と教えていただいたのは、代々木にあるイル・ペンティート。東京でも珍しいローマピッツァのお店です。オープンの19時前に店にやってきました。中ではバタバタと開店準備をしているようです。先に到着していた人たちが中に入ろうとすると、時間まで外で待つように店員さんに言われていました。僕も、店内の様子を見学しながら時間まで待つことにしました。

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テーブルに座って、カメラを取り出すと、ご主人が話し掛けてきました。「あ、カメラ7Dですね。で、レンズはあれでしょ、新しく出た手振れ補正付の方」。なんと、ずばり正解です。厨房は客席から丸見えですが、ここからはかなりの距離があります。この距離で型番まで当てられるとびっくりしますね。そのレンズには、手振れ補正があるものとないものの2種類がありますが、外観で見分けが付くとは知りませんでした。なんという凝り性。このご主人だからこそ、イル・ペンティートのようなマニアックな店をやっているのでしょうか。

店内に入って右側には、大きな窯があります。お店のHPによると、ローマでピッツァの修行をしたご主人は、薪窯にこだわり、ローマで5代続く窯作りの名手Pancotti社を日本に招いてこの窯を作り上げたそうです。薪窯でないと出せない味にこだわり、ついに窯作りの名人を日本に連れて来てしまうあたり、こだわりの強さと行動力は並外れたものがあると思います。

お通しは、ローマ産のオリーブ。こんなに大きなオリーブは珍しいですね。ただ大きなだけじゃなくて、味わいがあります。いつも食べるオリーブとは明らかに質が違います。種類や産地によって、見た目も味もずいぶん違う様々なオリーブがあります。日本ではあまり目にしませんが、食材の販売も手掛けるイル・ペンティートには、数種類の用意があるようです。これがお通しですから、すごい。イル・ペンティートは普通の店ではないというアピールをひしひしと感じます。

メニューは、非常に分かりやすい。人気No.1、No.2、超おすすめ料理などの表記や、解説も添えられています。まずは人気No.2のピッツァ、チボッレ1,580円と、クアットロ・フォルマッジ2,300円を注文。チボッレは、トマト・モッツアレッラ・オニオンスライスだけのシンプルなピッツァ。淡路島産のタマネギは味が濃く存在感があります。でもこのピッツァで一番印象深いのは、生地のうまさです。特注の巨大な薪窯 は、1分未満でピッツァを焼き上げます。その火加減なのか焦げ具合なのか、なんともうまい生地が焼きあがります。クアットロ・フォルマッジは、モッツアレッラ・ゴルゴンゾーラ・スカルツア・パルミジャーノのピッツァ。イル・ペンティートはチーズにもこだわっています。

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卓上の小さなメニューに、冬限定ピッツア(ポルチーニ)が載っていました。「連日売り切れの超人気ピッツア、他店とは違う圧倒的な味と香りをぜひお試しください」とあります。これは食べておかないと。フンギポルチーニ2,500円は、モッツアレッラ・ポルチーニ茸・マッシュルームなどが入ったピッツア。キノコ類とチーズの香りがものすごく香ってきます。これはうまい。ワインにもよく合いますね。

スプリ(ライスコロッケ)1個320円は、中にモッツアレッラチーズを仕込んだ軽いトマト風味。中を開けると、とろりとチーズが流れ出てきます。外側のカリカリの部分と、中のライス、チーズがそれぞれ違った食感。これはビールに合うつまみです。

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超おすすめ料理・人気No.1の、モルタデッラ・ミラノサラミ・パルメンザンチーズ+有機ミックスリーフ1,890円も注文。気さくなご主人は、注文の度にちょこちょこと話しかけてくれて、いろいろと教えてくれます。チーズやワインにも詳しいので、気に入られるとかなり楽しませてくれます。

ワインは、3人で2本飲みました。イタリア中南部のモリーゼ州、サン・ジュルジュ4,900円と、スプマンテ、アドリアーノ・アダミ6,900円。これはイタリアBereSqumanteで2年連続最高評価を獲得したもの。ご主人によると、イル・ペンティートでは、この賞を獲得する前から注目して店で出していたそうです。同評価の他の2品は2万円を軽く超える最高級スプマンテ。それが6,900円ですから、価格の3倍以上の価値があるとのことです。このワインを飲んでいると、「これに合うチーズをサービスしますよ」と、気前よくチーズを切り出してくれました。

最後にイル・ペンティートのピッツアの裏側の写真。ローマピッツァは、厚みのあるナポリ風と比べて薄焼きでパリパリとしています。薪窯で焼き上げたピッツアは香ばしい香り。これは生地の材料のよさも大きな要素。小麦粉、酵母、塩、オリーブ油などの材料は全て現地で使っていたのと同じものを使用しているそうです。特に焦げた部分がおいしいと思いました。これが食べたくなったら、イル・ペンティートに行くしかありません。こだわりの店イル・ペンティート。ピッツアに目覚めさせられるような思いがします。



■店名:ピッツェリア・ロマーナ・イル・ペンティート(Pizzeria Romana IL PENTITO)
■住所:東京都渋谷区代々木3-1-3 AXIS1F
■電話:03-3320-5699
■営業時間:1900~2300 (22時までに入店)
■定休日:日曜・祝日


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2010年11月15日

Sopra Sotto (ソプラソット) 神宮前

「神宮前に新しくできたイタリアンバールに行きませんか」というお誘いを頂きました。誘ってくれたのは日本フードアナリスト協会の方。当然、業界の人なので、店にも料理にも詳しい。普段、新店の追っかけはやりませんが、今回は間違いないでしょう。神宮前にオープンした、Sopra Sotto (ソプラソット)。ラフォーレ原宿で待ち合わせをして、そこから歩いて4~5分。京野菜を使用した自然派イタリアンです。かなり安めの価格設定ですが、料理のクオリティは高い。パスタは手打ちで数種類用意するなど、品質へのこだわりを感じます。

※「ブログを見てきました」と言えば、ボトルワイン1本サービスしてくれるそうです。

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野菜は京都の提携農家からの直送。それも普通の農家ではないようです。Sopra Sotto (ソプラソット)は、野菜で有名な、某京懐石の名店と同じ農家さんの野菜を使用しています。そのお店から紹介してもらったのだそうです。まずは野菜のおいしさを確かめるため、バーニャカウダ 白胡麻・アンチョビソース880円を注文。4人で少しずつですが、僕が食べたカブはおいしかった。葉っぱまで旨いです。

オイル・サーディンの香草パン粉焼き380円。バーに行くと必ず注文するオイルサーディンですが、380円は破格ですね。砂肝とキノコのガーリック・オイル煮は680円。これはオススメです。砂肝は大ぶりで柔らかく、コリコリとした食感はそのまま。380円、680円と、値段ごとに料理が10種類くらい並んでいます。3~4皿頼めば2人で十分なボリュームがあります。

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海老芋のロースト、ムール貝の白ワイン蒸し680円なども注文。パスタは、この日は6種類ほど用意されていました。全て手打ちで、どんな組合せも選ぶことができます。我々は色違いで3種類をミックス。途中で、飲食店のプロデュースをする会社の社長が合流。シナンブランとかメルローとか、いろいろなワインを持って来てくれて、飲み会モードに突入。「ブログを見てきました」と言えば、ボトルワイン1本サービスしてくれるそうなので、言ってみてください。

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ナッツをカラメルで絡めたもの。これはメニューにあるんでしょうか。ほんのり甘く、食事の終盤つまむのにちょうどいい。こういうの食べだすと止まりません。姫さんが「チー盛り、チー盛り」と言ったかどうか忘れましたが、チーズの盛り合わせが運ばれてきました。

最後に出てきたのは、アイスクリーム。これはちょっと変わったものが入っています。普通アイスクリームには入らないものですが、そのおかげで、甘いアイスが少し大人っぽい雰囲気になります。なるほど~っと、僕はちょっと勉強になりました。何が入っているかはお店の人に聞いてみてください。

ワインも1,500円くらいで、ものすごく安い。店内はカジュアルで落ち着く雰囲気。気軽に使えて、料理はしっかりとしています。神宮前で飲むには、かなり手堅い店ではないでしょうか。



■店名:Sopra Sotto
■住所:東京都渋谷区神宮前3-25-8 2F
■電話:03-5771-0770
■営業時間:11:30~24:00、ランチ15:00(L.O)、ディナー23:00(L.O)


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2010年06月11日

HATAKE AOYAMA 青山

6/1に南青山にオープンした「HATAKE AOYAMA」。原宿の人気店「restaurant I」で総料理長を務めていた神保佳永氏が立ち上げたイタリアンレストランです。オープン前に「VIP RECEPTION PARTY」というのを開催するということで、僕にもお声が掛かりました。誘ってくれたのは、レセプションなどで時々お会いする、フードアナリストの姫さん。記事の最後に必ず俳句が添えられる(オヤジギャグも・・)、個性的なブログです。レセプションといえば、いつも同じ人達が出席されていて、顔ぶれは代わり映えしないものです。この日は、初めてお会いする方々が多く参加されていました。神保シェフの交流の広さでしょうか、女性客の多くは神保さんのファンではないかと思います。

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HATAKE(畑)という名前だけに、野菜にはこだわっています。江戸野菜などの伝統野菜をはじめ、無農薬野菜を使用しています。籠に入れた野菜は、テーブルに小さな畑を持ってくるようなイメージ。看板料理のHATAKEバーニャカウダを注文すると、同様の「畑」が運ばれてきます。HATAKEは魚にもこだわりがあります。神保シェフのお祖父様は漁師だそうですが(お父様はイタリアンシェフ)、その影響でしょうか、食材へのこだわりは半端ではありません。毎朝、漁港から直送される鮮魚を使用しているとのことです。

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テラス席の脇には、小さな畑があります。1日1組限定の個室では、この畑で採れた野菜も食べることができるそうです。オープン前から評判を呼んでいるHATAKE AOYAMA。素材や調理、サービスのよさなど、前評判の高さも納得のクオリティでした。店舗の雰囲気のよさ、テラス席の開放感もいい感じです。レセプションはHATAKE AOYAMAらしい、明るい雰囲気のパーティでした。オープン後、どのように変わっていくでしょうか。少し落ち着いてから再訪したいと思います。


■店名:HATAKE AOYAMA
■住所:東京都港区南青山5-7-2 B1F
■電話:03-3498-0730
■営業時間:ランチタイム11:30~15:00(L.O.14:30)、カフェタイム14:30~17:00、ディナータイム18:00~23:00(L.O.22:30)
■定休日:日曜日


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2010年02月23日

九州のお取り寄せバール chikappa 銀座 2

「九州のお取り寄せバール chikappa」。先週末、銀座にオープンした九州産の食材にこだわったバールです。銀座4丁目交差点から有楽町に向かって、2本目の通り沿い。中心地ながら落ち着きのある場所にあります。

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阿蘇山村産赤牛のパテ・カンパーニュは、赤牛のバラ肉の荒ミンチに軟骨を加えて3日間熟成させています。熟成肉の旨みと軟骨の食感がなんともいい。これに添えられたマスタードが秀逸でした。大分の久住から取り寄せている「プチプチマスタード」。粒が大きく、辛味がなくて旨い。

九州直送国産牛もつとキャベツのトマト煮は、トリッパのようなメニュー。トリッパは第2胃袋ですが、こちらはマルチョウ。九州産の新鮮なモツのみを使用しています。対馬産肉厚どんこ椎茸のアヒージョは、対馬産の原木栽培椎茸。木村さんの作るどんこ椎茸は、肉厚で濃厚な味。九州産牛もつのアヒージョは、モツとアヒージョという意外な組合せ。福岡県八女市の堤さんから仕入れている「きんちゃんの柚子胡椒」がよく合います。

熊本県産馬刺しのカルパッチョ仕立て。「ゴールデンむらさき」とオリーブオイルでいただきます。新鮮な国産馬肉はジューシーで旨い。熊本県「プレミアム和牛・和王」のグリルは、腕肉をグリルし酢ダレで仕上げています。佐賀対馬の海水からとる「一の塩」ときんちゃん柚子胡椒でいただきます。

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大分「ハモン・デ・クジョー」のプレミアム生ハムとルッコラ。九住高原で本場スペインのハモン・セラーノと同じ製法で作る日本唯一の生ハムです。フレッシュルッコラは九住高原で水耕栽培で作っています。福岡「いきさん牧場」紫蘇入りソーセージ柚子胡椒風味は、「いきさん牧場」で作る紫蘇入りソーセージを柚子胡椒でマリネしたもの。紫蘇との相性も抜群です。

店内をよく見ると面白いものがいろいろとあります。ビードロのシャンデリアはあるし、ステンドグラスもあります。スパークリングワインを入れるサーバも面白い。後半はカウンターに移動して、ピザ作りを見たり、ワインを頼んだり、バールらしさを堪能しました。

佐賀県「甘夏かあちゃん」の甘夏ゼリーは、皮を丸ごと使ったゼリー。ほんのりした苦味と甘夏のフレッシュ感がたまりません。福岡県「西通りプリン」は、有名なプリン屋さん。バニラビーンズたっぷりの滑らかなプリン。東京ではちかっぱでしか食べることができません。


【参加ブロガー】
「フェティッシュダディーのゴス日記」Genetさん
「いたりやかぶれ」milano K.Kさん
「シグナル・ロッソ。」shun_325さん
「今日もおいしいものを求めて」超神田っ子さん
「放送作家はっぴーふーみん 行列★日記」はっぴーふーみんさん
「Tokyo Diary」romyさん






■店名:九州のお取り寄せバール chikappa
■住所:東京都中央区銀座4-3-6 名古屋商工会館1F
■電話:03-6228-6801
■営業時間:11:00~24:00(L.O.23:00)、日・祝 11:00~22:00(L.O.21:00)
■定休日:年中無休


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2010年02月22日

九州のお取り寄せバール Chikappa 銀座 1

新宿でお世話になったお取寄せ食材の店ちかっぱ。なんと今度は銀座に進出することになりました。その名も「九州のお取り寄せバール chikappa」。気軽に中に入れるオープンな雰囲気。夜は立ち飲みになるという手前のカウンター席は、軽く飲むにはちょうどいい感じです。今回もブロガー企画を開催したいということで、酒好きなメンバー7人をお誘いしてみました。

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入り口付近には清潔感のあるカウンター。我々は奥のテーブルに通されました。頭上には長崎ビードロを約50個も使用したシャンデリア。隣には青く光る水槽。青い光がテーブルを照らし、不思議な雰囲気になっています。

まずはビールで乾杯。九州の地ビールがいくつか運ばれてきました。僕は霧島高原ビール。なかなか旨い黒ビールです。長崎大島地ビールも爽やかな香りがたまりません。ゾウのラベルも印象的。料理も続々と出てきます。鹿児島産鶏の白レバーペーストは、白レバーペーストにルビーポルトワインを加えたもの。タマネギやニンニクのペーストが、コクのある白レバーとよく合います。九州各地から取り寄せた旬野菜のバーニャカウダは、かぶ、赤大根、ちぢみホウレン草、フルーツにんじん、イエロートマトなどの盛合せ。赤く小さな器に火を掛けます。新宿同様、とにかく「ちかっぱ」は野菜が旨い。バーニャカウダはこの野菜のおいしさを存分に楽しめるメニューです。

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本格窯で焼くピザは、ちかっぱ自慢の一品。カウンター目の前に窯があるので、店員さんの作業を見ながら飲むこともできます。もち米粉を合わせて作るピザ生地は15cmの手のひらサイズ。たくさんの種類食べれるようにこの大きさにしたそうです。「Pizza Chicchaka」という名前も面白い。小さなピザだから「チッチャカ」。博多弁で「小さい」という意味。どこかイタリア語っぽく聞こえるのが上手いところです。

九州野菜の菜園風は、パプリカ、人参、ミニトマト、アスパラをのせたピザ。福岡「いきさん牧場」のロースハムとアジムひのき卵のビスマルク。カウンター上にある植木鉢からトッピングするところも見れるかもしれません。店内の装飾、窯、植木鉢などさりげなく散りばめられた工夫の数々。一人飲みにも楽しい仕掛けが用意されたバールです。





■店名:九州のお取り寄せバール chikappa
■住所:東京都中央区銀座4-3-6 名古屋商工会館1F
■電話:03-6228-6801
■営業時間:11:00~24:00(L.O.23:00)、日・祝 11:00~22:00(L.O.21:00)
■定休日:年中無休


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2009年10月29日

ヤマガタ サンダンデロ 銀座

ヤマガタ サンダンデロは、山形アル・ケッチャーノの奥田政行シェフが今年の4月に銀座にオープンさせた店。アル・ケッチャーノ同様、山形の食材を使用した自然派イタリアンだ。銀座の山形物産館2階にある簡素な店舗は、奥田シェフの人柄が現れているように思う。今回は、常連さんからのお誘いで、奥田シェフがいらっしゃる日に訪問することができた。

ワラサのカルパッチョ

イワナと平目のテリーヌ

マグロとトマトの冷製カッペリーニ
コースは10,000円のおまかせ。サンダンデロのセペシャリテ中心に構成された12皿のコース。

最初に、塩をちりばめた美しい皿が登場した。ワラサのカルパッチョは、なんと満月の日の海水で作った塩とオリーブオイルのみの味付け。

イワナと平目のテリーヌ、マグロとトマトの冷製カッペリーニと続き、徐々に味が増えるように工夫されている。前半はオリーブオイルと塩のみの味付けで、素材を生かした料理が続く。塩も優しく控えめなのがいい。オリーブオイルは1種類だが、塩は前半だけでも数種類使い分けていた。

赤えびのリゾット

甘鯛の松笠焼き
赤えびのリゾットは、だだちゃ豆とエビのコントラストが印象的。コメは来年の秋発売される「つや姫」という新種。発売前だが、サンタンデロで食べることができる。

甘鯛の松笠焼きは、パリパリの皮と、みずの実のシャキッっとした食感の違いが楽しめる。

ツチクジラのカツレツ

ツチクジラ
実はこの日、奥田シェフは料理教室のため南房総に行かれていた。しかも先日書いた、この方々の企画だということを、行きのバスの中で聞いて驚いた。世間は狭いものだ。しかも、ちょうどこの日にお店に訪問するとは、すごい偶然。このクジラも料理教室で使用した食材。南房総産ツチクジラのカツレツだ。

スーパー小松菜とサザエのスープ

フォアグラとイチジク

丸山さんちの羊のグリル
スーパー小松菜とサザエのスープは、「鯨の味が口に残っている時に食べてください」と奥田さんに言われた。微かな苦味が大人の味だ。これを飲むとサッパリとして、次の料理に向かう準備ができる。

フォアグラとイチジクは、ジェラートとソースにもイチジクを使用した逸品。丸山さんちの羊のグリルは、丸山さんが育てた羊。だだちゃ豆を食べて育った羊だ。

素材を生かした優しい付けばかりなので、ここまで食べ進んでも、もたれることもなく、サッパリとしている。こってりとしたイタリアンは、もう食べる気がしない。後半まで食欲が持たなくなってきた。そもそも日本人は、欧米人のように、オリーブオイルを大量に採れる体ではないのではないか。

だだちゃ豆のジェラートとパンナコッタ
だだちゃ豆のジェラートとパンナコッタは、なんとジェラートに味醂をかけて食べる。味の組み合わせの妙を、実験的に楽しませてくれる。奥田シェフはサービス精神の豊かな方だ。ジェラートを持ってきて、その場で吟醸酒を垂らしたり、実験をしてくれた。

ヤマガタ サンダンデロは、控えめな塩とオリーブオイルで、素材をうまく活かしたイタリアンだった。皿の中だけでなく、コース全体での味のバランスもよく考えられている。なにより、軽く、食べやすいところがいい。近いうち、ぜひアル・ケッチャーノにも行ってみたい。

【ご一緒した方々(ブロガー)】
「東京のむのむ」のむのむさん
「馳走に屋号に意匠あり」まさぴ。さん
「天然プチトマ子」プチトマ子さん
・しずりんさん(幹事)

■店名: ヤマガタ サンダンデロ(YAMAGATA San-Dan-Delo)
■住所:東京都中央区銀座1-5-10 ギンザファーストファイブビル 2F
■電話:03-5250-1755
■営業時間:11:30~15:00、18:00~23:00


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2009年06月02日

LA FEVE(ラ・フェーブ) 春日

今年2月、「LA FEVE(ラ・フェーブ)」は系列の「豆の木」と店舗を入れ替えました。元々「LA FEVE」の関連店として出店した「豆の木」は、大通り沿いの店舗、カウンターで洋食を提供する店でした。揚げ物やハンバーグなどはなかなかでしたが、今回「LA FEVE」のあった、やや奥まった店舗に移動しました。入れ替わりで表通りに来たのが、本体の「LA FEVE」。カウンター8席のみで、気軽に食べれるイタリアンの店として再出発しました。

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店に入ると右側に真っ白なカウンター。卓上には小さなグラスに入ったロウソクなど、可愛い小物が並んでいます。まずはグラスでスパークリングワイン(600円)を頼みます。お酒はその他にも、グラスワインが600円、焼酎(芋・麦・米)が500円、自家製黒糖梅酒が600円など。このくらいであれば、かるく1杯やるにはちょうどいい値段です。

「海の幸と旬の野菜のスパゲッティーニ」(1,300円)は、エビ、タコ、イカ、アサリ、ホタテの貝柱、マッシュルーム、アスパラガス、キャベツなど具材が多く、味付けもいい。このボリュームであれば、コスパは悪くありません。味付けはやや塩気のきいた薄味で、はっきりとした個性が感じられるものの、食後感はサッパリとしています。

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パスタがあまりにサッパリとしていたので、先にスープでも頼んでおけばよかったと後悔しました。これから食べるとしたら、デザートとコーヒー(400円)くらいでしょうか。この日のデザート(350円)は、シフォンケーキ、バターのパウンドケーキ、ティラミス、ブラマンジェ。その中でもオススメというブラマンジェをお願いしました。白ゴマのブラマンジェに、キャラメルソースとミントの葉の香り。これも気持ちよくいただきました。

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「LA FEVE」のランチは、「パスタプレート」(900円)は若鶏のカレースープスパか、トマトクリームスパ、「お魚プレート」(1,000円)はメカジキのソテー、「お肉プレート」(1,000円)は豚フィレ肉の蒸し焼きと、3種類あります。夜、カウンターで好きなものを食べて楽しむのもいいけれど、昼のプレートも気になります。次回はランチにするか、それとも「豆の木」でハンバーグでも食べるか、この近くに住む人にとっては、今後楽しみな店の一つです。


■店名:restaurant LA FEVE(ラ・フェーブ) 小石川本店
■住所:東京都文京区小石川1-7-9
■電話:03-3812-1658
■営業時間:11:30~14:00、17:30~ラスト
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東京都文京区小石川1-7-9

2009年05月20日

IL GHIOTTONE(イル ギオットーネ)  丸の内店

昨年、三越に入っていたイルギオットーネクチネリアに行ったのですが、これが意外とおいしかったので、一度丸の内にも行ってみたいと思っていました。披露宴の打ち合わせも兼ねての食事会。イルギオットーネが候補にあがったので、ようやく訪問することができました。

イルギオットーネは、かなり女性に人気がある店のようで、僕の周りでもこの店の評判はよく聞きます。そもそも女性は京都とイタリアンが好きなんですね。イルギオットーネは京都のイタリアンということで、女性に人気があるのはあたりまえ、なのかもしれません。

DJくんのために、個室を予約してゆったり食事を楽しむことにしました。メンバーはコチラのご夫妻と合計7人。コースは5,000円、7,500円、10,000円の3種類ありましたが、話合いの結果、真ん中の7,500円のコースにしました。

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蓮根のポルペッティーネ 生うにと三つ葉のズッパ

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軽く炙った寒ブリと2色のかぶら 「かぶら蒸し仕立て」ボッタルガ添え

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ちょっと風変わりなオマール海老のサルティンボッカ エンドウ豆のクレマと温泉卵 黒トリュフの香り

はじめの3皿は、和のテイストで繊細な味付け。香りや食感の微妙なバランスは心地よいほどです。食事会はDJくん中心に楽しいお話が続きます。食事はここまではよかったのですが、後半次第にもたれてきます。一皿一皿は、それほどこってりしているわけではないのに、なぜでしょうか。

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アンコウと葉玉葱バベッティーネ 自家製セミドライトマトのソースで

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猪のサルシッテャと黒キャベツのリゾット

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牛ホホ肉のブラッサート 京都丸大根の含め煮と菜の花

後半になってくるともたれてきて、疲れに似た感覚になってきていました。この後お口直しのドルチェですが、もう少し前にサッパリするものを一つ出してくれると、後半の気分が違ったかもしれません。前半の軽く華やかな感じが、どうして後半になるとこれほど重くなってしまうのか。味がすごくいいだけに、コースのバランスの悪さが残念でなりません。

そうはいっても、イル ギオットーネは東京のイタリアンの中で、Volo Cosi (ヴォーロ・コズィ)ラ・グラディスカなどと並んで、僕のお気に入りの一つになりました。高級店にしては値段も控えめなので、今年何度も利用することになると思います。

■店名:IL GHIOTTONE(イル ギオットーネ)  丸の内店
■住所:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 1F
■電話:03-5220-2006
■営業時間:11:00~14:00、18:00~22:00
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2009.02.15

東京都千代田区丸の内2-7-3

2007年09月30日

アルキメーデ 神泉 (2/2)

アルキメーデの後半です。まだまだ料理が出てきます。

ちなみにメニューの「Secondo Piatto」のところに、「上から量の多い順に書いてありますので、よ~く考えてお選びください(以前よりボリュームが少し抑えてありますので、以前のボリュームの欲しい方はお申し付けください)」の注意書きが。

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さすがにパスタ旨いです。魚介系の強い風味とリングイネ。これは美味しい。

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一応これで終わりなんですが、最後に「お口直しのパスタ」を1皿注文。「まだ食えるだろう」と重シェフ。結局2皿になりました。。まあ、普通に食べれましたけど。

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パスタの中で一番気に入ったのはコレでした。はっきりとしたエッジのある平太のパスタ。ボソボソとした食感が麺好きにはたまりません。これは手打ちなんでしょうね。

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本日のデザート盛り合わせ。マイミクさんが「もう食べれない」と言うので2皿も食べてしまった。

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アルキメーデ風大人のチョコレートパフェ(ババとカンノーロ入り)
ビターなチョコを使った大人味のパフェ。これは一口もらっただけですが、かなり美味しい。コッチにすればよかったかな。

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メニューはマイミクNさんの日記より引用(ていうか、コピペ)

【アルキメーデでいただいたもの一覧】

Entrata
・レバーペースト
・豚のリエット
・ガルバンゾのズッパ

Antipasto
・カポナータ
・ペスカトーレのサラダ
・蛸、茸、ガルバンゾ ジェノベーゼ風味
・ズッキーニとトマトのマリネ オレガノ風味
・エリンギのマリネ
・ペペロナータ(パプリカのマリネ)
・パルミジャーノとナスの重ね焼き
・トンナータ(ツナマヨとセルバチコ@ルッコラの原種を豚ロースのスライスで巻いたもの)
・ひしこ鰯の白ワインビネガーマリネ(ルッコラてんこ盛り)
・軟骨のテリーヌconミントペースト オクラとプチトマト添え
・ムール貝のパン粉焼き
・鰯のコルテッティconチーズ(上にナスのペースト)

Primo Piatto
・ペスカトーレのフェトチーネ(ムール貝、いか、あさり、シャコ!)
・十種のお野菜のラグー(ねじねじマカロニ)
・ムール貝のラグー
・サフラン練りこんだ鰯のタリオリーニ

Secondo Piatto
・鴨のマルサラソース
(他の方々のSecondoはごめんなさい~;;
 メモしていないのぉぉぉ;;)

Dolce
(全部はメモ出来ませんでした!)
・レモンとピスタチオのロールケーキ フルーツとシャーベット添え
・シチリア直送の羊のリコッタのミルフィーユとカスタードプリン
・限定チョコレートパフェ
・レモンとヨーグルトの飲むヨーグルトタイプの...
 えっと...ジュレっぽかったんでしたっけ?ソルベっぽかったのでしたっけ??>怪
・珈琲クリームのプチシュー
・ボナユートのチョコレート

デザート代わりのリキュール
・アモルフィのリモンチェッロ
・シチリアのデザートワイン、ドンナ・フガータのベン・リエ

2007年09月28日

アルキメーデ 神泉 (1/2)

マイミクさんのお誘いでmixiメンバーでアルキメーデに行ってきました。アルキメーデといえば、量が多いことでも有名。次から次へと、まるで試されているかのように料理が出てきます。この日もコースの後に「お口直しのパスタ」が2皿も出てきました。。確かに1皿は注文したんだけど、重シェフのご好意で?「まだ食えるだろう」ということで1皿追加されたようです。

今回も食べることと、撮影で手いっぱい。しかもいつもメモをとりまくるマイミクNさんが一緒ということで、料理名については完全におまかせ。

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まずはこういうものが出てきます。これは4人分。いったいいつまで前菜なのかよく分からないほど、いろいろと出てきます。ペース配分に気を付けないとメインまで辿り着けないかも。

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今回はじめてアルキメーデに行ったんですが、一番印象に残ったのはオリーブオイル。お酒を飲みすぎたのか、たくさん食べ過ぎたのか、食後ちょっと重かったのはオリーブオイルのせい?

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これは僕の注文。やっぱり肉も食べないと。甘めのソースと味の濃い肉がいい感じのバランス。

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料理名はイマイチよく分からないので、今回は省略。
Nさんの日記で、

『お写真は~~
くにさまにお任せします☆>他力本願』
とのことで、写真はバッチリ撮ってますがメニューはNさんのコピペです。。

【アルキメーデでいただいたもの一覧】(Nさんの日記より)
Entrata
・レバーペースト
・豚のリエット
・ガルバンゾのズッパ

Antipasto
・カポナータ
・ペスカトーレのサラダ
・蛸、茸、ガルバンゾ ジェノベーゼ風味
・ズッキーニとトマトのマリネ オレガノ風味
・エリンギのマリネ
・ペペロナータ(パプリカのマリネ)
・パルミジャーノとナスの重ね焼き
・トンナータ(ツナマヨとセルバチコ@ルッコラの原種を豚ロースのスライスで巻いたもの)
・ひしこ鰯の白ワインビネガーマリネ(ルッコラてんこ盛り)
・軟骨のテリーヌconミントペースト オクラとプチトマト添え
・ムール貝のパン粉焼き
・鰯のコルテッティconチーズ(上にナスのペースト)

Primo Piatto
・ペスカトーレのフェトチーネ(ムール貝、いか、あさり、シャコ!)
・十種のお野菜のラグー(ねじねじマカロニ)
・ムール貝のラグー
・サフラン練りこんだ鰯のタリオリーニ

Secondo Piatto
・鴨のマルサラソース
(他の方々のSecondoはごめんなさい~;;
 メモしていないのぉぉぉ;;)

Dolce
(全部はメモ出来ませんでした!)
・レモンとピスタチオのロールケーキ フルーツとシャーベット添え
・シチリア直送の羊のリコッタのミルフィーユとカスタードプリン
・限定チョコレートパフェ
・レモンとヨーグルトの飲むヨーグルトタイプの...
 えっと...ジュレっぽかったんでしたっけ?ソルベっぽかったのでしたっけ??>怪
・珈琲クリームのプチシュー
・ボナユートのチョコレート

デザート代わりのリキュール
・アモルフィのリモンチェッロ
・シチリアのデザートワイン、ドンナ・フガータのベン・リエ