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経済
大阪で282年ぶりの金環日食 5.21に向け関連本やグッズなど商戦過熱
金環日食は太陽が欠けた状態にあっても、直視すると失明の恐れがある。観測には専用メガネなどが必要で、東急ハンズ心斎橋店では約20種類を用意。ここ1週間ほどで約80個が売れた。外からの光を遮断することでよりきれいに見える箱形メガネなどがある。
このほか、金環日食クルーズツアーも人気。JTBは日本一周も兼ねた8泊9日以上、1人32万8千円からのツアーを昨年12月から発売した。太平洋上のベストスポットで停泊して観測するツアーは年配層からの予約が多く、早くも空きが数室に減っている。
今回は日本列島の南側をかすめる帯状の地域「中心食帯」で午前7時半ごろに約1~5分間、金環日食となり、その前後1時間ほども太陽の一部が欠ける。また、中心食帯以外の地域でも、太陽の大部分が隠れる部分日食を観測できる。
近畿での次のチャンスは京都や三重などでは2041年。大阪にいたっては2312年になるといい、国立天文台では「これだけ広範囲で見られるのは非常にまれ」と話している。
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