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普天間基地を取り囲むように平和行進
5月13日 18時53分

普天間基地を取り囲むように平和行進
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沖縄が日本に復帰してから15日で40年になるのを前に、今も集中するアメリカ軍基地の撤去などを訴えて歩く「平和行進」が沖縄県宜野湾市で行われ、参加者がアメリカ軍普天間基地を取り囲むように行進し、基地の即時撤去を訴えました。

平和行進は今月6日に日本最西端の島、与那国島で始まり、11日から沖縄本島で行われてきました。最終日の13日は、移設問題で揺れる普天間基地の即時撤去を訴えようと、県内や全国各地から集まったおよそ2700人が宜野湾市役所を出発しました。
参加者は基地を取り囲むように行進し、ゲート前では、「普天間基地を県外や国外に移設せよ」などと声を上げていました。
また、平成16年に普天間基地所属のヘリコプターが墜落した沖縄国際大学の前では、参加者が基地の即時撤去を求めて拳を上げていました。
参加した75歳の男性は、「私たちが何もしないと普天間基地は固定化してしまう気がする。孫たちのためにも基地は全面返還してほしい」と話していました。
参加者はこのあと、市内の公園で基地のない沖縄を目指す集会を開き、復帰して40年たつにもかかわらず基地が集中しているとして、普天間基地の撤去や自衛隊の配備強化反対を訴えていました。

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