冨永愛「痛くもかゆくもない」　二股騒動“心の肉離れ”

　俳優塩谷瞬（２９）の二股交際騒動で渦中の人になったモデルの冨永愛（２９）が１０日、東京・赤坂の草月ホールで行われた「第５回ベストマザー賞」授賞式に出席した。

　料理研究家の園山真希絵（３４）も巻き込んだ騒動をめぐっては、塩谷が自らの非を認め、涙ながらに謝罪会見したばかり。“被害者”となった冨永のコメントに注目が集まったが、騒動や塩谷について冨永は「なんですか、それ？」などと、とぼけたようすで言及しなかった。

　歌手の土屋アンナ（２８）、スピードスケートの岡崎朋美選手（４０）、タレントの渡辺満里奈（４１）らとともにベストマザーの１人として表彰された冨永は、松葉づえの痛々しい姿で表彰後の会見に臨んだ。１０日ほど前に７歳になる長男らとの親子サッカーの試合中に、右足のひざ裏に肉離れを起こしたという。

　二股騒動に追い打ちをかけるようなアクシデント。心配する報道陣の声に、冨永は「肉離れは早く治したいです」とベストマザースマイルでニッコリ。しかし、「心の肉離れの具合は？」との質問には、「痛くもかゆくもありませんから！！」と怒りがこもった強い口調で言い放ち、会見も早々と切り上げた。新たにタレント山本太郎（３７）との交際も伝えられたが、一切答えなかった。

　冨永の後に会見した、親友の土屋は「騒動のことも、その俳優さんのこともよく知らないのよ。でも愛は全然、大丈夫。世の中のお母さんたちは強い、女は強いから！」とエールを送っていた。

　日本マザーズ協会などが主催の「ベストマザー賞」は、全国のママたちの投票などをもとに、各界で活躍する著名人ママを表彰している。