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【プロ野球】星野1001勝 楽天1年ぶり5割2012年5月13日 紙面から ◇楽天2−1オリックス
楽天が今季初の4連勝で勝率5割とした。4回に小斉の3年ぶりの本塁打で1点を先制。同点の8回は松井の適時打で平野から勝ち越した。塩見は8回途中1失点で4勝目。青山らの継投で逃げ切った。オリックスは今季最多の借金7。 勝利を収めた楽天のベンチに雄たけびが上がった。「ナイスゲーム!!」。今季初の4連勝で、勝率5割の壁を6度目の挑戦で突破。星野監督の顔にも笑みが浮かんだ。監督通算1001勝目。指揮官として挙げた白星は「仙一」という自らの名と同じ数になった。 「しびれる試合が何試合続いとるんや。勝ってくれればいいんだけど」と星野監督。連日の接戦に苦笑いしきりだが、これはあくまで照れ隠し。報道陣からの「1001勝ですね」という声には「2000勝まであと999勝や!」。ニヤリと笑って応じた。 闘将にとって2日連続となる節目の1勝。立役者は松井だった。11日の試合で右膝に自打球を当て、出場が危ぶまれていたが、星野監督の「大丈夫か?」との声に「はい」と答えて強行出場。8回2死二塁で平野のフォークを左方向へはじき返した。 星野監督が大きな声を上げる中、打球は左前にポトリ。左翼手の荒金が後逸する間に二塁走者の内村が一気に本塁を駆け抜けた。三塁へ進んだ松井はガッツポーズ。試合後も「いいところに落ちてくれた」と勝利の味をかみしめた。 勝率5割は昨年5月6日以来、約1年ぶり。2カード連続の勝ち越しも決めた。13日は交流戦前最後の一戦。4試合連続セーブの青山を「よう、抑えてくれたよ」と褒めた星野監督が狙うのは当然、全員野球での「貯金1」だ。 (川越亮太) PR情報
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