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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
おすすめできない, 2012/5/13
他にそっくりのデザインの化粧水のほうを利用していたため、うっかり間違ってこちらを買ってしまったのですが、自分にとっては全く合いませんでした。 そういえば、ロート製薬の社員に「竹島は何処の国の領土?」とたずねて、全く答えないどころか、回答を要求した人を強要罪で訴えるという事件がありましたが、この対応についても全く納得がいきません。 日本国政府の見解ではなく、韓国政府の見解に従う企業なのかな?と、とても疑問に思いました。
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5つ星のうち 4.0
クオリティは高いけれど百合かなあ・・・?, 2012/1/25
この著者の描く女の子はふんわりしていて、本当に可愛くて魅力的で、見ていて飽きません。 ただ、1、2巻までの前作シリーズでは、いろいろ荒削りというか突飛な展開もあったものの、単なる友情・成長物語にとどまらないひりつくような恋愛の色香も感じられ、とてもよかったと思うのですが、3巻以降の今作はまだ方向性が見えない、というか、友情なんでしょうかね。 森永さんの「ガールフレンド」という女性同士の恋愛を異性愛ものと同等のものとして真正面から描き切った作品が出てきたのですが、これに続く作品がなかなかありません。 ブルーフレンド、今後の展開がどうなるか楽しみですが、おっと思わせるような、恋愛をちゃんと描いた作品になってほしいなあ、と個人的に思ってます。
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17 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
百合マンガであることに縛られない普遍テーを持つ恋愛劇, 2010/5/31
まず、絵柄がきれいで女の子が美しくて素敵でした! ただ、ストーリーについては、なんというか、非常に悩ましく思ったことがあったのも事実です。 このマンガは女の子3人の三角関係がテーマなのですが、そのうちの一人への扱いがあまりにもかわいそうだな、と思いました。あて馬もいいところ、ひどいなあ。。。と。 ただ、よくよく考えてみると、実際の恋愛なんてそれこそ、好きな人のことばかり考えていて、自分のことを心から思ってくれている人であっても、それが思い人でなければ、ひどい扱いをしてしまうことなんて、よくあることで、そういう意味で、実はこの漫画は、百合だとか同性愛だとかそういうところに閉じこもって成り立っているのではなく、より普遍的な三角関係のテーマを同性同士で描いているという点で、非常に新鮮でした。 そうして改めて読んでみると、もちろん一つ一つのディティールはむしろ漫画的であり得ないのですが、根柢のテーマとしては非常に人間くさい、リアリティのある話だったなあ、と再評価しました。お姉さま〜的百合漫画とは違う、非常に現代的な恋愛マンガです。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
関係の継続性が感じられる良作です, 2010/5/31
主人公が転校した先で出会った人と友情と育み、それが愛情へと、という展開そのものには、とくに目新しさはないのですが、いくつかの理由で、同じような作品と比べてとても良い作品だと思いました。 ひとつは、どうしても1冊なのでやや駆け足ではあったものの、それでも、二人の背景や感情のディティールをきちんと描いていたことです。なぜ、その人のことを好きだと思ったのか、どうやって気持ちが高まっていったのか、きちんと判る点がよかったです。 ※恋愛小説、恋愛マンガには当たり前の過程のはずですが、そこがすっぽり抜け落ちていて、ただただ相手を追いかけまわしているようなマンガだと、読み手がハア?となってしまいますが、そういう心配はありません。 もう一つは、両想いになった!バンザーイ!私も貴方のこと好き、貴方も私のこと好き、めでたしめでたし!で終わらず、ちゃんと二人の人生がこの先も続き、また二人がその先も共に歩んでいこうとするところがとてもよかったと思います。 そういう意味で、ありがちのようできちんと満足できる作品でした! それはそうと、結ちゃん、とにかくかわいい!
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33 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ひたむきな愛を壮大なSF感で描いた2009年ラノベ最高傑作, 2009/11/3
これはすごい! 読み始めてから読み終われるまでの瞬間まで、ぐいぐいと物語に引き込まれ続けました。 人がなぜかロボットに見える、というのは、実はそんなに特殊な設定ではなく、「大事故にあって体の大半がサイボーグ化した青年が、人間がロボットに見えてロボットが人間に見える、という苦悩の中でロボットに恋をする」という内容の大傑作短編を、何十年も前に手塚治が描いています。 しかし、本作ではその理由をクオリアで解釈し(クタラギさんも喜びそうですねw)、さらに量子論におけるエヴァレットの多世界解釈的な多重世界SFへ急展開してゆく圧倒的なスピード感をもった劇的な構成の物語には度肝を抜きました。 これほどの作品はそうそうないと自信を持ってお勧めできます。 でも、私がなによりもこの作品を素晴らしいと思ったのは、物語を通じてブレることなくつらぬいている、主人公のひたむきな愛の姿でした。 一見すると、秀逸なSF的構成と世界観に圧倒されてしまいこの物語の価値をそこに見出してしまうかもしれませんが、この作品が真に優れているのは、ともすれば奇をてらっているとおもわれてしまうレベルの壮大なSFの中において、ただひたむきに愛により人を救おうとするという、普遍的かつ圧倒的な愛情を描いている点だと私は思います。 このような作品がライトノベルの中で燦然と輝いていることは、日本の出版界もまだまだ捨てたもんじゃないな、という希望にもなりますが、これほどの作品でも、放っておけばすぐに忘れ去れて絶版になるということが残念でなりません。 ぜひ、購入してみてください。
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29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これ面白いですよ!湿ってない、乾きすぎてもない空気感!, 2009/4/13
この漫画、なんか賛否両論みたいですが、フツーのギャグ漫画や恋愛マンガもたくさん読んできた私にとっても、この漫画の感覚はとても新しく、相当面白いと感じました。 もちろん百合要素がなければ買うことも、知ることもなかった作品だったわけですが、こういう面白い作家が、ちゃんと正面から女の子同士の恋愛を描いてみようと思ってマンガにしてくれることには、ビアン当事者としてこれ以上うれしいことはないですね。 ただ、ついに百合でもこういう作品がでてきたか、という嬉しさと、その半面、今後の続きで突然同性愛否定に走ったり「やっぱりあれは気の迷い」みたいな興ざめな展開にだけはならないで!!!という警戒心があります。 とにかく、全然現実味がない設定なのに不思議と独特のリアリティにあふれるこの物語で、二人が両思いになって二人でちゅーとかえちーとかしつつ、それがフツーの日常みたいにだらだらとしつこく続編が続いてくれたりしたら、すごい新感覚の百合マンガになってサイコーだな、なんて勝手に願ってます(笑) あと、この人の書く女の子ほんと可愛いですね。
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14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
驚くべき吸引力のある物語。百合度もMAX。, 2009/4/13
この作品を書いた著者の中里十さんという方は、とにかく流れるように繊細な心理描写で物語に引き込む稀有な才能を持っているんじゃないかと思います。 登場人物は皆魅力的で非常に甘い物語が進んでゆくのですが、徐々に毒が体に回ってくるようなほの暗さもあり、一筋縄ではいかないお話です。 とまあ抽象的なことばかり書いてしまいましたが、とにかくこの本の魅力は読まないとわからないと思います。 一見すると最近の読者の好みに合わせたさまざまなイコンがちりばめられたかのような設定が出てくるもののそれは本質ではなく、読み手が試されるようなところがあります。 うーん、こんなにレビューに書きたいことがあるのに、書いてしまった瞬間に言いたいこととずれてしまって、作品のよさを伝えられあうもどかしくなる本は初めてですね。 物語の面白さも、百合的な面も、文句なく星5つで、真剣な女性同士の恋愛がこれでもかとでてきますが、私個人としては、登場人物が、そしてそもそもこの本の著者が、そしていつのまにか読み手自身も、「なんとなく何かを踏み外して致命的な何かに飛び出してしまいそうな感」というんでしょうか、そういうものを受け取っているような空気感といいますか、それが、この本にあって、他の本にはない、特異な価値のような気がします。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
甘くないバイオレンス小説だけど、とても鮮烈で真剣な良作, 2009/1/25
この著者が別名義の「木ノ歌詠」で2007年に刊行した「幽霊列車とこんぺい糖」が非常に良い作品でしたので読んでみましたが、この「戦場のライラプス」もとても印象的で心に残りました。 私は甘めテイストの百合マンガ・百合小説を中心にレビューをしているのですが、主人公のライラプス、そしてライラプスに瓜二つの少女「ハヤ」の二人を主軸に描かれた本作は甘い物語ではなく、シリアスで悲劇性の高い内容となっています。 作中は血のにおいと暴力に満ちており、主人公の少女ライラプスの手も多くの血にまみれていますが、一方で、彼女の内面からは「ハヤ」を守ろうとする真摯な清廉さも見出せます。しかし徐々に人間らしさを取り戻してゆく彼女の望みとは裏腹に、運命は過酷な結果を見せ付け、物語は終わります。 それでも、ラストの部分をわずかな救いの光として捉えたいと私は思うのですけどね。 〜以下、ネタバレにならないような抽象的な独白〜 厳しい生き方を選んだ人間は、常に後悔と言う感情とともに過去に押し戻される苦しみと戦うことになりますが、その過去を無駄であったと思うのか、あるいは決して無駄ではなかったと思うのか、それによって生き方は大きく変わります。 ラストの数ページは、たとえ過去に押し流されようとも、それでも明日を生きようとしなければならない「理由」を彼女が手にしたという描写だと思います。(それは、ただ後悔の念に塗れて生きるよりもさらに苦しい生き方なのかもしれませんが) なお、著者は刊行時の対談で「本作には具体的なメッセージは意識していない。ただ強いて云うなら、この作品が読者の人生観に一点の波紋を及ばすことができれば本望」と述べていますが、著者がそのように言うのが納得できる良作でした。荒削りでディティールの整理がやや不十分な点もあるのですが、それを補うだけの血からある作品でした。 ちなみに私は人生観への波紋には及びませんでしたが、わが身を投げ出すぐらいの強い恋愛をもう一度してみたいなあ、なんて思いましたね。 大人になって乾き切り、打算的になり、いつしか人を強く想ったりもできなくなった心が、甘甘な物語ではなく、このような血と暴力に満ち悲劇的な物語によって癒されることもあるというのも、文学・小説の力なのかもしれません。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
仲良し姉妹のほのぼのマンガ(ソフト百合), 2008/11/26
誰にでも優しく、容姿端麗優等生、カンペキ美少女なお姉ちゃんのことが大好きで、姉を追っかけて高校へ進学した主人公が見たのは、実は妹が好きで好きでたまらないへんたい気味な姉だった!というギャグコメディタッチのソフト百合マンガです。 姉が時々きらりと見せる(笑)過激発言はあるものの、基本的には仲良し姉妹物語なので、恋愛モノとしてのガチなストーリー展開のマンガが読みたい人には少し物足りないかも。 ただ、最近、百合要素を覗いたとしても十分に面白さを保てるクオリティで、百合を描いてくれる作家さんが増えてきたことで、百合ジャンルの裾野に広がりが出てきていることはとても素晴らしいことだと思います。 こういった、だれもが安心して読めるテイストと品質で百合、っていうマンガがこれからもどんどん出てきて欲しいですね。
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17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読んでいる自分も一緒に恋愛をしてる気になる神作品, 2008/11/18
私の大好きな森永みるく先生が(2008年現在)コミックハイで連載中の神作品、それがこのGIRL FRIENDSです! 私、レビューでこんな大げさなことは書かないほうなのですが、あえて言わせていただきます。これは神作品だと! 個人的には、百合マンガを求める以上、やっぱり恋愛要素やイチャ(H)要素はあるにこしたことはないと思っているのですが、反面、何で相手のことが好きなのか、何で相手のことを求めているのかさっぱり分からないまま、質の悪いエロ本みたいにえっちに突入するだけのマンガは読んでいて全く面白くないんです。 しかし、この作品は、二人の出会い、相手の良さを見つけてゆく様子、相手に心惹かれていく心情、相手への気持ちの高まりが丁寧に描かれていて、いつのまにか、自分も登場人物に同化して恋愛しているような錯覚を感じるんですよ。 私のように、作品への感情移入が激しいタイプの人にとっては、得がたい作品だと思います。 しかしほんと、あっこは可愛いなあ!
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