2012年5月10日

特別企画 : システム・ソフトウエア開発業者の倒産動向調査

2012年は4月までに88件、過去最悪の水準で推移

〜 設立10年未満の倒産が45.9%を占める 〜

はじめに

パソコンや携帯電話が急速に普及した2000年前後のITバブルとともに、システムやソフトウエア開発を手がける会社が多数設立されたが、システム開発に対する投資が一巡したことや近年の世界的な経済不況などに伴い、2008年以降、特に2012年はこれまでに無く倒産が多発している。帝国データバンクは、2001年以降(2012年4月まで)に発生したシステム・ソフトウエア開発(※1)を主業としている事業者の倒産件数(※2)、負債額などについて、調査・分析した。


  • ※1 今回調査対象としたシステム・ソフトウエア開発業者のなかには、ゲームソフトを含む「パッケージ(既製市販)ソフトウエア業」のほか、 「情報処理サービス業」 「情報提供サービス業」 は含めていない
  • ※2 負債1000万円以上の法的整理のみ

調査結果

2001年〜2012年4月に発生したシステム・ソフトウエア開発業者の倒産は1526件。2012年は4月までに88件となり、過去最悪となった2009年を大きく上回る勢いで推移している。 1526件の内訳を見みると、業歴別では10年未満の倒産が45.9%、負債規模別では5億円未満が93.4%、態様別では破産が92.5%を占めた。

詳細は資料(PDF 294KB)をご覧ください。

お問い合わせ先

株式会社帝国データバンク 情報部

TEL:03-5919-9341 FAX:03-5919-9348

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