志賀原発近く活断層の恐れ…総延長10キロ超か
読売新聞 5月12日(土)6時48分配信
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読売新聞 |
千葉市で20日から始まる日本地球惑星科学連合大会で発表される。
志賀原発の西側の海岸には13万〜12万年前以降にできた段丘という階段状の地形があり、富来川南岸断層はこの段丘を横切っている。渡辺教授らは断層の南北で段丘の高さが20メートル以上ずれていることを確認。段丘ができた後で断層が動いたものと結論した。
同断層は陸域が約4キロだが、渡辺教授らは北陸電力による海底探査のデータを独自に分析し、海域まで含めると総延長10キロを超える可能性も指摘している。
最終更新:5月12日(土)6時48分