小川法相「裁判官は退屈」 母校のシンポで経験語る小川敏夫法相が、母校の立教大学で11日に行われたシンポジウムで講演した際、裁判官を務めた自らの経験について「3年間はちょっと退屈で、もったいなかったが、選挙で『元裁判官』とポスターに(肩書を)入れ、全てを取り返した」と冗談交じりに語っていたことが12日、分かった。 シンポジウムは「現代社会と司法の役割」がテーマで、立大生やOBらが参加した。法相は冒頭、基調講演し「裁判官は責任があって大変、大切な職業だ」と前置きした上で、1998年参院選に立候補した当時を振り返り「元裁判官のひと言で、清潔で良識があると(有権者の)皆さんに思ってもらえる」などと述べた。 【共同通信】
|