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猫ひろし、16年リオ五輪へまっしぐら!

 会見をギャグで締めくくった猫ひろし(撮影・棚橋慶太)
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 会見をギャグで締めくくった猫ひろし(撮影・棚橋慶太)

 国籍を変更し、ロンドン五輪のマラソン・カンボジア代表に一度は選ばれながら、国際陸連から出場資格を認められなかったタレント・猫ひろし(34)が12日、東京・羽田空港で記者会見を開いた。猫は「オリンピックに出られなくなり、本当に残念」と素直な心境を告白。一方で、今後もカンボジア人として活動し、2016年のブラジル・リオデジャネイロ五輪やアジア大会などの出場を目指すことをあらためて宣言した。

 あらためて、リオデジャネイロ五輪に猫まっしぐらだ。見慣れないスーツ姿でカンボジア・オリンピック委員会のワット・チョモラン事務局長とともに会見に臨んだ猫は「オリンピックに出られなくなり、本当に残念です」と神妙な面持ちで悔しさをにじませた。8日夜に中島進コーチから五輪消滅を聞かされたときはさすがにガックリだったが、すぐに「まだ、終わりじゃない」と気持ちを切り替えたという。

 すでに猫の中では心の整理もついているようで「4年後のリオのオリンピックもチャンスがあれば、挑戦できればと思っています」と宣言。9日にラジオ番組で語った五輪という夢への再挑戦をあらためて強調した。

 その上で「まだランナーとしてタイムは伸びていますので、今後は世界陸上、シーゲーム(東南アジア競技大会)、アジア大会などにカンボジア代表として頑張りたいと思っています」と明言し、国籍を戻すことはまったく頭にない様子。今後はカンボジアの観光資源とスポーツを組み合わせた事業も考えており、6月17日の「プノンペン国際ハーフマラソン大会」の開催にひと役買い、自身も出場する予定。

 一方、芸人としての活動はこれまでと変わらず日本でも続ける。「ずっと芸人でもありますので(芸人とマラソンで)日本とカンボジアを行き来することになります」と日本とカンボジアの“二股”を継続する意向だ。

 五輪のマラソンが行われる8月12日の予定はまだ決まっていないが「営業がなければ(テレビで)カンボジアを応援したいと思います。もちろん、日本もですが」と愛情も祖国と“元”祖国の二股だった。

(2012年5月13日)

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