「家族のうた」８話で打ち切り！！

　記録的な低視聴率に苦しんでいた俳優オダギリジョー（３６）主演のフジテレビ系連続ドラマ「家族のうた」（日曜午後９時）が、６月３日の第８話をもって放送を終了することになった。１２日、フジテレビが発表した。事実上の打ち切りと見られる。

　フジテレビでは「残念ながら期待していた視聴率に届かなかったため」と説明している。当初は１１話まで予定されていたが、３話短縮する形となった。打ち切り後の番組は調整中という。

　「家族のうた」は初回の平均視聴率が６・１％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）、２話は３・６％、３話は３・４％、今月６日に放送された４話が３・１％と推移。この数字は、２０００年以降のプライム帯（午後７〜１１時）の民放連ドラの最低記録を更新する低迷ぶりだった。

　ドラマは、かつて人気があったのに落ちぶれたロックミュージシャン・早川正義（オダギリ）が突然現れた子どもたちとの同居をきっかけに、どたばたしながらも互いに成長していく姿を描いている。

　撮影前に「パパはニュースキャスター」（ＴＢＳ、８７年放送）の脚本家から類似点を指摘され、フジが一部内容を変更していた。