岩手のニュース

平野復興相・黄川田議員、小沢氏後援会報から寄稿文消える

 10日発行の小沢一郎民主党元代表の後援会報に、岩手県選出の系列国会議員計7人のうち、平野達男復興相(参院岩手選挙区)と黄川田徹衆院議員(岩手3区)の寄稿文や活動報告が載っていないことが分かった。前号は全員掲載していた。あくまで会報の上だが、両氏は「小沢王国」から除かれた格好で、波紋が広がっている。

 会報は、巻頭ページに小沢元代表のメッセージを掲載。小選挙区ごとに国会議員の原稿、活動報告、国の予算配分を紹介する。比例選出衆院議員と参院議員も載せる。
 ところが平野、黄川田両氏に関しては一切触れていない。ことし1月20日に発行された前号では、両氏もほかの議員と同じ扱いだった。
 平野氏は消費税増税の実現を目指す野田佳彦首相と同一歩調を取る。黄川田氏は小沢元代表の求めに応じて総務副大臣を辞めた際、元代表とひともんちゃくがあった。
 元代表と両氏のぎくしゃくした関係が取り沙汰される中、会報の最新号をめぐり「どんな意図が?」と臆測が飛ぶ。
 元代表の後援会関係者は「会報に載らないからといって(元代表と両氏の関係が)決定的に悪くなるわけじゃない」と素っ気ない。一方、民主党県議の一人は「ちょっと厳しすぎるのでは」と話した。


2012年05月13日日曜日


関連記事

powered by weblio


Ads by Google

△先頭に戻る

新着情報
»一覧
特集
»一覧
  • 47NEWS