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オバマ米大統領の「お辞儀」問題、前米軍司令官が擁護

  • 2009年11月21日 22:34 発信地:ワシントンD.C./米国
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都内・防衛省で浜田靖一(Yasukazu Hamada)防衛相(当時、写真外)と会談するティモシー・キーティング(Timothy Keating)米太平洋軍司令官(海軍大将、当時、2009年2月19日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA

【11月21日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が訪日の際に天皇、皇后両陛下に深々とお辞儀をしたことを巡り、米国で非難が巻き起こっていることについて、前米太平洋軍司令官が19日、「お辞儀は敬意の表明だ」と述べ、オバマ大統領を擁護した。

 前月米太平洋軍司令官(海軍大将)を引退したばかりのティモシー・キーティング(Timothy Keating)氏は、7月に天皇、皇后両陛下がハワイ(Hawaii)を訪問された際に両陛下にお辞儀することに全く躊躇(ちゅうちょ)しなかったと語った。「天皇陛下と会う際にはおじぎをするもの。米国大統領であろうが米軍兵士32万5000人の司令官であろうが、そんなことは関係ない」

 米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のシンクタンク「戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International StudiesCSIS)で講演したキーティング前司令官は、天皇、皇后両陛下について「両陛下と会えば、両陛下とその歴史、立場に対して敬意を表するものだ」と語った。

 今までより謙虚な米国イメージを示したかったオバマ大統領は、前週都内で天皇、皇后両陛下を訪問した際に、深々とおじぎをした。これに対し、ディック・チェイニー(Dick Cheney)前米副大統領が「米大統領は海外では堂々と立つべきだ」と批判するなど、保守派の批判者たちが激しい怒りを示していた。(c)AFP

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