ふろーてぃんぐ・まいんど ~natural~

引越し日 (’07/04/28)

カウンターは先代ブログから引継ぎ (from’06/04/01)


テーマ:

今日は川上未映子さんのトークショーに。

場所はなんと大学。

読売新聞主催の21世紀活字文化プロジェクトで

専修大学の公開講座として開催。


どんどん膨らむ本の素敵ってテーマでお話。


いつものとおり行けるだけ前で聞くので前から3列目で

聞いた。


内容は学生向けなのでわかりやすい感じだった。

前半は川上未映子さん一人で話して、後半は専修大学

の教授、准教授とのパネルディスカッション。


前半の話は、子供の頃からの本の遍歴や作家になるまで

の苦労話とかの話で作家さんを目指している若い人には

ためになる話だったかな。


後半3人で話してるときは楽しそうに話してた。

本の話というよりは、編集者や作家を目指している学生

をターゲットにして、編集者とか作家とかの目線で話し

ていたと思う。加えてオススメの本とか、川上さんの作品

の話など話していた。


パネラーの専修大学の教授が岩波書店の編集者だった

らしく、編集者から見た作家さんのエピソードとかおもしろ

かった。


他にも、父息子にはない母と娘の特殊な関係性の話とか、

未映子さんのお母さんの話はナカナカ。


最後に質問受け付けてたけど、自分だったら何聞くかなあ

って考えてたら2つくらい浮かんで、(今回は学生さんメイン

なので質問しないかったけど)


未映子さん高校くらいから哲学書に傾倒していって、

それは例えば子供の頃疑問に思うような、人は死んだらどう

なるとか、そういう人間の根本的な問いに対する回答が哲学書

に書かれていたからとのことだけど、哲学はそういった根本的な

意味について説明するような要素の他にも、世界を定義するとか、

世界を作るような要素があるので、そういった要素には興味が

わかなかった聞いてみたかった。


哲学の手法を身につけるのに10年くらいかかるので、時間が

かかりすぎるので、文学で行こうみたいな話しがあったので

そのあたりが答えかなあ。


あとは、読書については作家とか編集者の目線で話していた

ので、読者として疑似体験するとか世界が広がるみたいな

切り口での読書観についても聞きたかったかな。


まあ、聞いてるといろいろイメージが膨らんでおもしろかったし

久々にアカデミックな活動に参加できて、内面的にエネルギー

を充電した感じで、心の満足度が高いかな。


まあ、そんな感じ。

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