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大飯原発 おおい町議会が意見集約へ
5月12日 20時37分

大飯原発 おおい町議会が意見集約へ
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福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、地元おおい町の議会は11日に続いて全員協議会を開き、国の対応や住民の意見について話し合った結果、週明けにも運転再開の是非についての町議会としての意見を最終的にまとめることになりました。

大飯原発の運転再開を巡り、おおい町議会は11日の全員協議会で、国の対応や先月下旬に地元で開かれた住民説明会で出た意見について話し合いましたがまとまらず、12日も会合を開きました。
このうち、原発の安全規制を巡る国の対応については、「原子力規制庁の迅速な発足が望まれる」という内容を、町議会としての意見に盛り込む方針が決まりました。
また、住民説明会で出た運転再開に慎重な意見や、関西地方などおおい町以外の住民の意見については、それぞれの議員の意見に反映させることになりました。
おおい町議会は週明けにも開く次の全員協議会で、運転再開の是非についての町議会としての意見を最終的にまとめることにとしています。
おおい町議会の新谷欣也議長は「次回の全員協議会で出るいろいろな意見を聞いたうえで、どう判断していくのか決めたい」と話していました。

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