SGソフトウェアの開発日記

列車を走らせて楽しむSG箱庭鉄道や、ホームネットワークとデータ整理に役立つWindows用のソフトを開発しています。ベクター、DL-MARKETからダウンロードしてください。

VRストリーム抽出ツール1.2.2a公開

 VRストリーム抽出ツール1.2.2aがベクターDL-MARKETから公開されました。

 1.2.2aの変更点は下記の通りです。

1.2.2→1.2.2aの変更点
 動作確認済機種にPanasonic DMR-BZT710を追加しました。

 ツールの中身はまったく変わっていません。動作確認リストにDMR-BZT710を追加しただけです。

 BDレコーダーのコンテンツをVR抽出ツールで読み出せるか、というのが今まで確認できていなかったのですが、今回、初めて確認できました。

 ただし、普通にダビングするとBDのフォーマットになってしまうようなので、明示的にVRを選択してダビングしてください。

 また、地デジなど、コピーフリーでないコンテンツには対応していません。自画撮りのムービーなど、コピーフリーのコンテンツの抽出にお使いください。

 VRストリーム抽出ツールは、DVD-VRのリッピングツールです。DVD-RAMにDVD-VR(Video Recording)フォーマットで記録されたコピープロテクトされていない映像ストリームを番組タイトル毎に抽出して、MPEGファイルとして書き出すことができます。


ファイル整理と保管ツール&録画データ用ツールの開発日記と雑感

 抽出できる映像はコピープロテクト(正確にはコピーコントロール)されていない状態で記録された地上波アナログ放送、ビデオ入力から記録された映像に限られます。地上波デジタル放送を録画した映像はコピーコントロールされているので抽出できません。

 抽出したファイルの名称は、デフォルトの設定では日付+タイトル名です。上の画面ですと、「2010-01-17がっちりマンデー!!GG.mpg」のようなファイル名になります。同一番組名に対する連番の付与や、録画開始時刻をファイル名に含めることもできます。

 毎週録画するような番組の場合は、日付の情報がないと、同じファイル名になってしまいますので、デフォルトでは日付の情報を含めるようにしています。

 ファイル名だけでいつ放送された番組なのかが特定できるので、DLNAサーバーなどファイル名をタイトル名称としてサービスとの親和性が高くなります。流通しているメジャーなフリーソフトVobToolではタイトルに関連付けたファイル名称をつけることができませんが、VRストリーム抽出ツールならばそれが可能です。

DVD-RWの対応について
 DVD-VRで記録されたDVD-RWメディアからのストリーム抽出は、アプリケーションフォーマットが同一なので読みだせるはずですが、評価環境がないため確認できていません。動作の可否は試用回数内でご確認ください。

動作確認済みの機種
 Panasonic DMR-E500H
 Panasonic DMR-XW200V
 Panasonic DMR-BW900
 Panasonic DMR-BZT710
 東芝 RD-X4

動作確認のお願い
 複数の機種で動作確認できる環境を持っていませんので、お使いの環境での動作結果の情報をお寄せいただければ幸いです。特に、動かない場合については、調査にご協力いただき、対応が可能なものについては修正していきたいと考えております。よろしくお願いします。




テーマ:ソフトウェア - ジャンル:コンピュータ

VRストリーム抽出ツール1.2.2公開

 VRストリーム抽出ツール1.2.2がベクターDL-MARKETから公開されました。

 1.2.2の変更点は下記の通りです。

1.2.1→1.2.2の変更点
 抽出先フォルダー選択のダイアログに、新規フォルダー作成ボタンを追加しました。

select-folder-new.png

  そもそも、あるのが普通の仕様のはずなのですが、古い実装のまま、見直しをしていなかったため、いままで新規フォルダー作成ボタンなしのままでした。これで、ようやく人並みです。

 VRストリーム抽出ツールは、DVD-VRのリッピングツールです。DVD-RAMにDVD-VR(Video Recording)フォーマットで記録されたコピープロテクトされていない映像ストリームを番組タイトル毎に抽出して、MPEGファイルとして書き出すことができます。


ファイル整理と保管ツール&録画データ用ツールの開発日記と雑感

 抽出できる映像はコピープロテクト(正確にはコピーコントロール)されていない状態で記録された地上波アナログ放送、ビデオ入力から記録された映像に限られます。地上波デジタル放送を録画した映像はコピーコントロールされているので抽出できません。

 抽出したファイルの名称は、デフォルトの設定では日付+タイトル名です。上の画面ですと、「2010-01-17がっちりマンデー!!GG.mpg」のようなファイル名になります。同一番組名に対する連番の付与や、録画開始時刻をファイル名に含めることもできます。

 毎週録画するような番組の場合は、日付の情報がないと、同じファイル名になってしまいますので、デフォルトでは日付の情報を含めるようにしています。

 ファイル名だけでいつ放送された番組なのかが特定できるので、DLNAサーバーなどファイル名をタイトル名称としてサービスとの親和性が高くなります。流通しているメジャーなフリーソフトVobToolではタイトルに関連付けたファイル名称をつけることができませんが、VRストリーム抽出ツールならばそれが可能です。

DVD-RWの対応について
 DVD-VRで記録されたDVD-RWメディアからのストリーム抽出は、アプリケーションフォーマットが同一なので読みだせるはずですが、評価環境がないため確認できていません。動作の可否は試用回数内でご確認ください。

動作確認済みの機種
 Panasonic DMR-E500H
 Panasonic DMR-XW200V
 Panasonic DMR-BW900
 東芝 RD-X4

動作確認のお願い
 複数の機種で動作確認できる環境を持っていませんので、お使いの環境での動作結果の情報をお寄せいただければ幸いです。特に、動かない場合については、調査にご協力いただき、対応が可能なものについては修正していきたいと考えております。よろしくお願いします。




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VRストリーム抽出ツール1.2.1公開

 VRストリーム抽出ツール1.2.1がベクターDL-MARKETから公開されました。

 1.2.1の変更点は下記の通りです。

1.2→1.2.1の変更点
 抽出先フォルダー選択時に、設定されたフォルダーをデフォルトフォルダーとして開くように修正しました。

 IFOファイルの選択ボタンについては、従来から設定ファイルのフォルダーを開くようになっていたのですが、展開先フォルダーについては、設定フォルダーを開くようになっておらず、フォルダー選択時には、毎回コンピュータのルート位置が開かれていたので、前回の展開先フォルダーと同列の階層に新しい展開先フォルダーを作っても、それを選択するのにフォルダーを辿っていく必要がありました。

 今回の変更により、展開先フォルダーを選択する際の作業が、比較的、楽になるケースが増えます。

 VRストリーム抽出ツールは、DVD-VRのリッピングツールです。DVD-RAMにDVD-VR(Video Recording)フォーマットで記録されたコピープロテクトされていない映像ストリームを番組タイトル毎に抽出して、MPEGファイルとして書き出すことができます。


ファイル整理と保管ツール&録画データ用ツールの開発日記と雑感

 抽出できる映像はコピープロテクト(正確にはコピーコントロール)されていない状態で記録された地上波アナログ放送、ビデオ入力から記録された映像に限られます。地上波デジタル放送を録画した映像はコピーコントロールされているので抽出できません。

 抽出したファイルの名称は、デフォルトの設定では日付+タイトル名です。上の画面ですと、「2010-01-17がっちりマンデー!!GG.mpg」のようなファイル名になります。同一番組名に対する連番の付与や、録画開始時刻をファイル名に含めることもできます。

 毎週録画するような番組の場合は、日付の情報がないと、同じファイル名になってしまいますので、デフォルトでは日付の情報を含めるようにしています。

 ファイル名だけでいつ放送された番組なのかが特定できるので、DLNAサーバーなどファイル名をタイトル名称としてサービスとの親和性が高くなります。流通しているメジャーなフリーソフトVobToolではタイトルに関連付けたファイル名称をつけることができませんが、VRストリーム抽出ツールならばそれが可能です。

DVD-RWの対応について
 DVD-VRで記録されたDVD-RWメディアからのストリーム抽出は、アプリケーションフォーマットが同一なので読みだせるはずですが、評価環境がないため確認できていません。動作の可否は試用回数内でご確認ください。

動作確認済みの機種
 Panasonic DMR-E500H
 Panasonic DMR-XW200V
 Panasonic DMR-BW900
 東芝 RD-X4

動作確認のお願い
 複数の機種で動作確認できる環境を持っていませんので、お使いの環境での動作結果の情報をお寄せいただければ幸いです。特に、動かない場合については、調査にご協力いただき、対応が可能なものについては修正していきたいと考えております。よろしくお願いします。




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VRストリーム抽出ツール VR_MOVIE.VROの拡張子をMPGに変えてもうまくいくとは限りません

 VRストリーム抽出ツールは、DVD-RAMにVR(Video Recording)規格で録画された映像を番組ごとに取り出すツールです。

 「VRストリーム抽出ツール DVDレコーダーからパソコンにデータをコピー」で、VR_MANGR.VROの拡張子をMPGに変更して、VR_MANGR.MPGにしてうまくいくのは、録画した番組がひとつだけで、しかも、CMカットなどの編集が行われていない場合に限られると書きました。

 そうです。番組がひとつだけだったとしても、後から編集が加えられているコンテンツは、うまく再生できているようで、障害が発生する可能性が高いのです。

 30分の番組を録画して、真ん中の10~20分を、DVDレコーダーの部分消去機能などを使って削除し、前半10分と後半10分の合計20分に短くした番組を考えてみます。

 DVDレコーダーがどのような処理を行なっているのかによって結果は変わってきますが、一例としては、VR_MANGR.VROの中身が、前半10分の部分と後半10分の部分がくっついた、合計20分のデータになっている場合があります。

VR-Rip-3.png

 この状態で、VR_MANGR.VROの拡張子をMPGに変更しても、中身は10分のMPEG2のデータが二つくっついたままです。

 Windows Media Playerなどの再生ソフトは、このファイルをひとつのMPEG2データとみなして再生しますので、再生時間を30分と誤認してしまったり、シークしても意図した場所にシークできなかったりなど、様々な不都合が発生します。

 VRストリーム抽出ツールは、録画した番組毎に、VR_MANGR.VROから映像データをそのまま取り出すのではなく、データの中の、クロック情報やタイムスタンプの情報を変換して、全体で1つのMPEG2データとして取り扱えるように加工します。

VR-Rip-4.png

 従って、取り出した映像データは、通常のMPEG2ファイルと同様に、Windows Media Player等の再生ソフトを使って、再生、早送り、シークなどの操作を行なうことができます。





テーマ:役立つツール - ジャンル:コンピュータ

VRストリーム抽出ツール DVDレコーダーからパソコンにデータをコピー

 VRストリーム抽出ツールは、DVD-RAMにVR(Video Recording)規格で録画された映像を番組ごとに取り出すツールです。

 プロテクトされていないコンテンツであれば、DVD-RAMのファイルを単純にコピーすれば、パソコンで再生できると勘違いしている方も多いと思いますが、それは誤った認識です。

 DVD-RAMにVR規格で録画された映像は、パソコンから操作できるファイルとしては、映像そのもののデータであるVR_MOVIE.VROと、番組のタイトル名や録画日時などを格納したVR_MANGR.IFOの、二つのファイルから構成されます。VR_MANGR.BUPは、VR_MANGR.IFOのバックアップで通常は同一のファイルですので、ここでは考慮しません。

DVD-VR-files.png

 このファイル構成は、録画した番組が複数あっても同じで、1枚のDVD-RAMに、VR_MOVIE.VROとVR_MANGR.IFOは、ひとつずつしか存在しません。

 ネットで検索すると、このVR_MANGR.VROの拡張子をMPGに変更して、VR_MANGR.MPGにしてしまえば、Windows Media Playerなどで再生できるなどと書かれていたりしますが、それは間違いです。そのやり方でうまくいくのは、録画した番組がひとつだけで、しかも、CMカットなどの編集が行われていない場合に限られます。

VR-Rip-1.png

 DVD-RAMを使って映像をパソコンにコピーするのは、DVDレコーダーのハードディスクに録画した番組を保存する目的であることが多いと思います。そのような場合、ハードディスクに録画した番組をDVD-RAMに詰め込めるだけ詰め込んでコピーしたほうが効率的ですので、DVD-RAMの中には複数の番組が存在することになります。

 各種情報が格納されているVR_MANGR.IFOには、番組のタイトルや録画日時だけでなく、その番組の映像データが、VR_MOVIE.VROのどの部分に記録されているのかという情報が含まれています。

 VRストリーム抽出ツールは、VR_MANGR.IFOを解析して、録画した番組毎に、VR_MANGR.VROから映像データを取り出します。取り出した映像データは、通常のMPEG2ファイルと同様に、Windows Media Player等の再生ソフトを使って、再生、早送り、シークなどの操作を行なうことができます。

VR-Rip-2.png




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