坂道のアポロン・第5話で登場した国鉄の寝台特急さくら

鉄なんで、ちょっと気になった。どこまで再現性が高いのか。
舞台は昭和41年と言う事なので、その頃と合っているのかどうか。但し私はそんなに優れた鉄ではないので、検証がざるかもしれないw

私もその頃に20系寝台に乗って上京した事があったから(勿論親に連れられて)、どうしても興味が沸いてしまった。

硬券
参考資料
子供の頃あそんだおもちゃの切符には硬券にこの様な赤い線が入っていた。当時は何故赤い線が入っているのか分からなかったし、その後も調べた事がなかった。今回これで気になって、しかも今ならぐぐればネットで情報が得られるので調べてみたら、どうやらこの頃の赤縦三条は特別急行券の印。
参考→硬券の歴史=切符、年譜/茜堂

薫が眺めていた時刻表
参考資料
まだグリーン車と言う名称は無く、今のグリーン車に相当するのは一等車と呼ばれていた(但し、戦前呼ばれていた一等車ではなく、戦前の二等車がこの頃の一等車で、戦前の三等車がこの頃の二等車だった)。
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だから時刻表に「1」とあるのは一等車を連結していると言う印。同じ名称の列車が2本以上走る時は今の様な「のぞみx号」ではなく、ここにある様に「第2ながさき」と呼んでいた。さらには今の様に奇数号が下り、偶数号が上りと分けておらず、上りも下りも第1・第2とあった。多分これだけ細かいのは実物をそのまま引用したのだろうと思う。この辺りは私の子供時代の日常風景だった。

さくらを牽引するEF65 511
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機関車は詳しくないのでEF65って昭和41年にもうあったのか?とちょっと驚いたが、調べてみたら昭和40年から製造されたらしい。パンタが架線に接触していないのはご愛敬。日本の鉄道にあるまじき右側通行に見えるが、ここが単線区間で右に見えるのは別の線かもしれない。

東京から佐世保に帰る時の20系客車の扉
参考資料
これは違います。普段見かける自動扉の様に横からスライドして閉まる扉ではない。20系の扉は折戸であって、パタンと開け閉めするタイプ。そこまでは覚えていたが、調べてみたら自動扉ではなくて手動だったとの事。まあ演出上、車掌補が来て「はい、閉めますよ」なんて出来ないよね。母との会話の途中で閉まっちゃう扉じゃないと。


昭和41年の東京って・・・私、その頃東京に居ましたがなw


粗探しのつもりではなく、坂道のアポロンが面白いから時代考証まで突っ込んでみたくなった次第。

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さんかれあ・第6話

このまま礼弥に死の抱擁されて千紘がもがき苦しむのを、蘭子が「ちょっと何やってるのよ!」と引き離すのかと思ったら、自律的に礼弥が千紘を話した。行方不明騒ぎになっている礼弥を千紘が家に引き入れて何してるんだと責める蘭子だが、礼弥の様子を見てゾンビ化したのかと理解する。千紘がアレなせいもあるが、礼弥がゾンビだなんて蘭子の許容度高いな。普通は全く受け容れられないだろ。

但し、じゃあ何で礼弥は死んだんだ、あんたが殺したのかと蘭子は千紘を難詰するが、千紘はちゃんと組み立てて説明出来ない。いやいや、ゾンビであるところ迄受け容れた蘭子なんだからちゃんと説明しろよ、千紘。それで揉めている間に礼弥はばーぶに導かれて外へ。千紘は後を追ったものの、父に呼び止められて遅れをとったが、礼弥に追いついてみるとそこは一面の紫陽花。なんだ、あの廃ボーリング場の近くまで行かなくちゃダメかと思ったら寺のすぐ近くにあったんだ。しかもひょっとしたらあそこの紫陽花じゃないとダメなのかとも思ったが、どこの紫陽花でもいいみたいだね。
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礼弥の様子を、蘭子が連れて来たじーさん茹五郎が珍しく頭が冴えて解説してくれる。いくら蘇生丸で生き返った(ゾンビ化した)とは言ってもそれで完成な訳ではなく、身体の腐敗は進行する。なるべくその状態を保全する為には、適度な運動をする事、低温生活、こまめな紫陽花毒の補給が肝要だと言う。何故に運動。動かなくなるって事か。
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ところがここ迄話したところで蘭子が茹五郎に植木鉢をぶつけたせいで、またボケモードに戻ってしまった。蘭子、何故あんな事をしたのか。
参考資料
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じーさんに掴まれて固まったのが我に返ってそこで投げたのか。分かり難いな。

そんな騒ぎを起こしていれば当然父親もやって来る。礼弥を見て一体何事なのかと事情を聞くが、千紘が礼弥の居場所が無いから家に居させてやりたいと聞いたら、あっさり理解してくれた。流石住職。しかも礼弥の様子だけでなく、蘭子が微妙な帰り方をしたのもひょっとしたら気がついた様だ。

晴れて降谷家で暮らせる様になった礼弥だが、生者じゃないので例えば食べ物を食べない。トイレにも行かない。新陳代謝が無いから下着が要るのだろうかとか。ここで千紘が「新陳代謝がない」って明言した訳だが、するとやっぱり表面が損耗すると修復が効かないんだよね。あと、どんどん水分を失ってミイラ化する気もするが。

ともかく今の礼弥を維持する為に、日々の観察をしてその方法を編み出さないとならない。そんな訳で礼弥をビデオに撮る千紘だが、ただ漫然と撮っていてもメモリを消費するだけだぞ。

夜の散歩に出かけて、考え事をしていた千紘が車に轢かれそうになるのを礼弥が突き飛ばして助けるが、力の制御が効いてないからぶっ飛ばされる千紘。そのせいで怪我もするのを舐めてくれる礼弥だが、ここも謎。新陳代謝が無いのに唾液はどうしてるんだ。

そしてただ舐めると言うよりは千紘にかぶりつきそうな礼弥。
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安定した状態を得るにはまだ時間がかかりそうだな。
とりあえず紫陽花は抽出液でも作って保存しておけばいいんじゃないかと。

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めだかボックス・第6箱

部費増額分争奪水中運動会は二戦目も水泳部が溺れる事も厭わぬ二人三脚バタフライで圧勝。一戦目と二戦目を見て金の為なら命が惜しくないのかとか言ってるが、どっちもこれだけの衆人環視の中なら水を飲む事はあっても命まで失うとかないんじゃないのか。

て言うか、二人三脚が出来る程にいつあのとてつもなく深いプールが浅くなったんだよ!w
(見返して分かった。CM開け後のメカメカしてたのは浅くする仕組みか)

三戦目はうなぎ掴み取り。
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これは何で喜界島もがなが勝ったのか分からない。これこそ水泳部が関係なさそうなんだが。これにめだかを投入した生徒会は何を考えたんだか。二戦目が息の合わない二人、三戦目が動物が忌避するめだか、ってどう見ても負けに行ってるじゃないか。他の部へのボーナスか。

そして四戦目の種目は生徒会ばかりが決めては不公平だからと言う事で阿蘇短冊に決定権が委ねられた。それはいいんだが、二戦目・三戦目があの体たらくなんで、不公平も何も無いな。

考えに窮した阿蘇が不知火に頼んだ結果、水中騎馬戦になった。しかも下位チームにも逆転の可能性がある様に、上位チームを倒した場合のポイントが高く、下位チームを倒した場合のポイントは低く設定され、ちょうど生徒会が水泳部を倒すと逆転する点数になっている。両チームをけしかける仕組みを用意する不知火恐るべし。

しかし戦略上は1位の水泳部はなにも生徒会と勝負せずともどこかに勝てば1位を維持出来る訳で、喜界島は最初それを提案したがめだかに煽られて撤回。何故水泳部の三人がこれだけ金に執着しているのかは怒った喜界島から語られる。まあ自分の生き方に確固たる主張がある程、それを否定されると怒るかもしれませんね。

騎馬戦は乗っている方ならめだかの方が強かったかもしれないが、騎馬の方が善吉・高貴コンビよりも屋久島・種子島コンビの方がはるかに息が合っている為、生徒会の騎馬が崩される。騎馬から放り出されためだかだが、そこへ善吉と高貴がハンディとして付けられた浮きを投げる。着地点を作る為だろうなとは思ったが、私はこの時点でハンディを放棄した生徒会の負けかと思ったのに。

めだかはその上に見事に着地したばかりかバランスを取って喜界島に襲いかかった。
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ほうほう、ここからが今回のテコ入れですかw

喜界島を落とすついでにちゅーで籠絡した(落とした)めだか。箱庭学園の生徒達は善吉と半袖の仲の良さが気持ち悪いと言うが、私にはめだかの方が気持ち悪いなあw

それはともかくいい話にまとまりそうな所で、他のチームからごっそりはちまきをかっさらった柔道部猫美が最終的にポイントで優勝。卑怯だとか汚く勝つとか言われているが(汚く勝つって自分で言ってるな)、こんな勝ち方普通だろうに。誰がどう考えたって、はちまきを沢山取った方が勝つに決まってる。全然卑怯じゃない、と言うかこっちが正統。

これで本当に西尾維新が脚本を書いてるのか?

水中運動会後、喜界島は水泳部から生徒会に「お金の管理がしっかりしている人材」としてレンタルされる事になった。あー、バカな私はここに至るまで生徒会の4人目が喜界島と気づきませんでしたw

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ナガミヒナゲシの花の季節となって神様のメモ帳の最終回を思い出す

桜の季節が終わり、そう言えばナガミヒナゲシの花の季節になっていました。
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これで思い出すのが神様のメモ帳の最終回。彩夏が園芸部のマークになる様にナガミヒナゲシの鉢を屋上に置いておき、早朝に花開く時にマークが浮かび上がると言う、あの最終回。
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世間の評判は芳しくなかったが、私は神様のメモ帳が好きだったのでこの花を見ると思い出す。あの最終回は9月下旬だったから全く季節がずれていたが、この季節は神様のメモ帳を思い出す季節になった。

他の地方は分からないが、東京だと今が丁度(ちょっと過ぎた)花期なので道路脇にナガミヒナゲシを見かけたら少しは神様のメモ帳の事も思い出して下さい。

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ヨルムンガンド・第5話

ヨナがヘクマティアル兄妹と関わるきっかけの話だったが、微妙に納得出来ない所もあった。

農場でもやるのかと言う格好のココだったが、肌も髪も白い(髪は銀髪?)とおりに日焼けには弱いらしい。そんなココの所に電話が入る。

「やう゛ぁいん(ja,vein!)」
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とりあえずヨナを勉強に連れて行って隠すと言うので、どこの誰が乗り込んで来るのかと思ったら、ココの兄のキャスパー・ヘクマティアル。キャスパーってw、私の世代だとどうしてもアメリカ動画のおばけのキャスパーを連想しちゃうよなあ。それが今「キャスパー」でぐぐると、全然検索でヒットしないんだから時代が違うんだ。

ヨナに語学の授業をするワイリは中国の「矛盾」の語源も知っている。あの「楚人有鬻楯與矛者(楚人に矛と盾を売る者あり)」を簡単に説明。ヨナには結構合ってる話だった様だ。でもやっぱりトイレに行きたいと言うヨナ。また脱走か?と思われたが、今回は本当にトイレ。子供用には背が高すぎるみたいだが。そこにやっぱりトイレに来たキャスパー。せっかくココが二人を出くわさない様にしたのに。

キャスパーを認識するやいきなり襲いかかるココ。それをあっさりと受け止めるチェキータ。ココが居るのがバレるのがまずいからキャスパーから隠したとかそんなんじゃないんだね。過去に因縁があったのか。
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ヨナがキャスパーをいきなり襲うのはキャスパーが武器商人だからと言う単純な話ではなくて、ヨナが以前少年兵として所属していた部隊であった出来事による。兵士ではないが、同じ子供同士で部隊の中に居た4人の子供の面倒を見ていたヨナだが、ある時その中の二人を副司令に連れて行かれる。一旦はそれを止めようとしたヨナだが、兵は上官の命令を聞けと殴り飛ばされて断念する。ところがこれが後悔を招くと言うか、後でヨナの暴走を招く結果に。

地雷の盾にされてマルカが死亡。逆上したヨナがそれを行わせた副司令に復讐する為に部隊を襲撃して混乱に陥れ、副司令が無防備になった所で殺害する。そして副司令に武器を売ったユスフ・ガスードも。このガスードが実はキャスパーの部下だった。子供の身ながらたった一人で副司令を屠った、しかもその究極の目的達成の為に本来は友軍である部隊の兵士も殺害したヨナに非常に興味を持ったキャスパーがヨナを拘束して「では恐怖を与えられたらどうなるのか」を試してみる。
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ここまで見て、ああ、そうか、これならキャスパーをいきなり襲う程の憎しみを持っていてもおかしくはないかなと思ったのだが、この後が腑に落ちない。

すっかり動く力を失ったヨナがキャスパーの提案を受け容れる。残った3人(モーリス、エリーネ、ジャノ)の子供は平和ボケする程治安の良い日本で身柄を預かって教育を受けさせる。その代わりにお前は妹のココの護衛に行けと。だからキャスパーはヨナがココの所に居るのは承知の事であり、一方そんな因縁があるのをココは知っているからヨナとキャスパーをはち合わせしたくなかった。そこまではいい。

にしてもヨナがキャスパーを襲うのはどうなんだろう。3人の身柄をちゃんと扱ってくれているのはキャスパーなんだろう?例え気にくわなくとも、3人をまがりなりにも保護してくれているキャスパーを殺してしまってはお話にならないじゃないか。

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AKB0048・第2話でロシア語空港アナウンス

日曜深夜に録画したものの、日曜深夜は録画本数が多いのでこれは火曜視聴に回してるのだが、やっぱりAKB48を知らないとかなり置いてきぼりになる作品だった。

AKB用語はさっぱり分からなかったが、冒頭の空港場面で空港アナウンスがロシア語だったのは分かったw
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えー?なんでロシア語。
ロシア語用意して喋らせるのは手間がかかるだろうにと思ってEDキャストの空港アナウンスをやった人を検索してみたら、

空港アナウンス  村重杏奈(HKT48)

ロシア人とのハーフって書いてあった。
元からぺらぺらなんだ。

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這いよれ!ニャル子さん・第5話

すっかりフラグが立ったハス太君w

しかしニャル子も真尋もそっちに気を取られてしまったせいでハス太が何故頼子の所を訪ねて来たのかはっきりさせないまま頼子を連れ去られてしまった。突然八坂家に出現した緑髪の女、確か画面内では名乗らなかったと思うが、キャストを見るとルーヒー・ジストーン。

このルーピールーヒーが耳元で囁くと何故か頼子もそしてクー子もルーヒーの言う事を聞いてしまう。本人同意なので拉致にならないから保護機構の本部も動いてくれない。それにしても頼子やクー子は何故ルーヒーの言う事を聞いたのだろうか。きっと利益誘導なんだろうなあ。頼子はあのゲームマニアな点をつかれ、クー子はニャル子と懇ろになれると言うのを囁かれたか。
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本部は直接は動いてくれないが、行ってしまったクー子の場所だけは教えてくれた。前に真尋が拉致されたあのルルイエランドに居るとの事。

と言う事で、またもルルイエランドに行く事になるのだが、今回はダゴンではなくて、水上・水中を移動出来るメカ、ネフレンカー。真尋はそんなのがあるんだったら先に出せと言うが、確かにこっちの方がまともに移動できそうだが、南緯47度9分、西経126度43分って、ルルイエランドはそんな遠くだったのか。水中移動する物じゃ数時間かけても到着出来ないだろう。特に周りの魚が見える程度の速度じゃ。

途中で妨害も入って(前回はそんなもの無しで到達出来たのに)、真尋達は海中に放り出されてしまう。

「ハイドラちゃんを忘れてました(てへり)」
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水を飲んでしまった真尋はハス太に助けられ、人工呼吸をして貰って助かった。

人工呼吸はノーカウントと自分に言い聞かせる真尋だが、そもそも本体の姿がどうなっているのかも知れない地球外生命体をカウントに入れても仕方有るまい。
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と言う事で、母が連れ去られ、それを追ってルルイエランドへ、って今回はあまり話の内容は進まなかった。
原作でネタにしている「早くなんとかしないと」と「大丈夫、問題ない」は原作が書かれた当時はそれで良かったのかもしれないが、その時点から少し遅れて見ると、古典化されたネタと違ってかなり微妙感が漂う。同時代ネタを扱う作品はアニメ化時期がずれるとこう言う影響が出るんだなあ。


ところで邪神とゆびきりして大丈夫なの?
悪魔との契約とはまた違うのか。

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氷菓・第3話

えるの告白は多分事情の告白なんだろうと思ったら、その通り。でも奉太郎の方はちょっとだけ期待した様だが。

えるには叔父が居て、子供の頃に叔父が自分に何を言ったのかを奉太郎に引き出して欲しいと言う。随分無茶ふりなんだが、行方不明者死亡の扱いで葬儀が行われる前に、あの時叔父が何と言ったのか、何故自分は泣いたのか、何故いつも優しかった叔父があの時だけは自分をあやしてくれなかったのか、それを思い出して葬儀に臨みたいと言う。そしてこんな話は誰彼構わず聞ける話ではなく、頼めるのは奉太郎しかいないと。まあこの時は奉太郎が無神経だったね。
参考資料

省エネ追及の奉太郎ではあるが、ここまでえるから聞いた上では引き受ける事にする。

その為にも古典部の文集のバックナンバーが必要になるのだが、折良く姉からのエアメールの追伸が来て、文集のバックナンバーは図書館には無く、部室の薬品金庫の中だと言う。地学準備室にそんなものあるのか?

案の定、地学準備室には薬品金庫などない。じゃあ部室の薬品金庫って何だと言う事になるが、奉太郎が事前に調べておいたところでは、以前の古典部の部室は生物準備室だったのが移ったのだと言う。そこまで調べておいて、あとは勝手に見に行けと言うつもりの奉太郎だったみたいだが、やはりえるに引きづり出されてしまった。

生物準備室に近づくと妙な物が。
参考資料
これ、センサーだろ、何でまたと思ったが、後からやはりセンサーと分かる。

最初は鍵がかかっていて開かなかったが、声をかけているうちに中の鍵を開けて一人の男子生徒が出て来た。一度会った人間に対する抜群の記憶力を誇るえるが遠垣内将司と同定w 以前、万人橋の家で会ったと言うのだ。

さて、明らかに部室に入られるのが嫌そうな遠垣内将司。バックナンバーの事を聞いてもそんなものは無いととりつく島もない。これはダメだと即座に判断した奉太郎はすぐに引き返すが、そんなにあっさりと引き下がるなと摩耶花。面倒な事は嫌だと言う顔をする奉太郎だが、食い下がるえるが「ここに無ければ、学校中を探し回らなければならないんです!」と言うや態度を改めたw
参考資料
前回の奉太郎の「えー」と言い、今回の掌返しと言い、本当に動いてエネルギーを使うのが嫌なんだな。

結局、なんとか部室には入れて貰えた。ざっと見回した範囲では確かになさそうではある。但し奉太郎は妙な事に気がついた。だから遠垣内と押し問答になってこれ以上は無理に探せないと感じた時点で遠垣内も納得する自動的に文集のバックナンバーが出てくる方策に出た。

我々はこれから図書室をもう一回探して部室に戻るが、もしその間に見つけたら部室に届けておいて欲しいと。そうでないと「顧問の先生を一緒に連れて来て徹底的に探す」事になると。

ここまで伝えれば充分だ。わざわざ図書室まで出かけずとも時間をおいて部室に戻れば遠垣内が文集のバックナンバーを届けてくれるだろう。案の定、戻ったらそこには目的の物が届けられていた。

種明かしは奉太郎の言ったとおりで、部室で煙草を吸っていた遠垣内がセンサーで人の接近を感知したら煙草の気配を消してその後で鍵を開けたのだと。煙草の道具一式は薬品金庫の中にあるのだろうと。実家が中等教育に影響のある「名のある家」らしいので、こんな事がバレるのを極度に恐れたのだろうと。

部室で臭いのある何かをやっていたのだろうとは思ったが、煙草だったか。てっきり薬品系かと思ったんだが。原作も煙草でいいのかな。モーパイみたいに麻薬パーティーを革命ごっこに改変した訳じゃないのか。それにしてもセンサーしかけるって、生物準備室の前ってそんなに人通りが少ないのか。

バックナンバーにはNo.2にえるの叔父の事が書かれていた。じゃあNo.1を見れば分かるんじゃないかと思ったが、No.1は無い。しかしそれが存在しない事が大事であるのはえるにとって、或いは奉太郎にとってであって、バックナンバーの1号ごときが無くとも(確かに創刊号は大事かもしれないが)摩耶花にとっては「ちょっと何よこれ。創刊号だけ欠けているじゃない!」なんて狼狽して叫ぶ程の事だろうか。


しかしなあ、45年前が高校生の叔父さんですか。
はぁ私と似た世代ですなw
いやはや謄写版印刷懐かしーw
私もガリガリ書いた事ありますよ。


すると、えるから見たらかなり歳が離れた叔父さんだね?

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モーレツ宇宙海賊・第18話

伯父(叔父じゃなくて伯父だったんだね)のロバート・ドリトルの私設艦隊から脱出する為に超高速跳躍をした弁天丸。ところがすぐに追いつかれてしまった。航跡を追われたと言うより、出現したポイントにも監視網があってそれに捕まったって事か。威嚇射撃を受けるも応戦せず、時間を稼いで宇宙大学にジェニーを送り届ける為の方策を練る。
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あれ?

ジェニーさん、あなたは弁天丸に移乗して来た時こそウェディングドレス姿だったが、その後ヨット部の部員に紹介された時や保険会社のショウと話をした時にはヨット部の服装に着替えていたじゃないか。なんでまたドレス姿、しかもドレスを破った姿に戻ってるんだ。

搦め手からの対策と言う事で、ロバートの弱みをジェニーに聞くも、全く思いつかないと言う。じゃあ別の方からと言う事で、今回ジェニーの婚約者にされたジュナイ・クールフはどうだろうと言うグリュンヒルデ。この微妙なヤツ、自分の船でシークレットパーティーを頻繁にしていると言うので、それを探ってみる事になった。

一方、入院中の弁天丸のクルー。こちらは独自でロバートの弱みを探っていた。百眼のハッキングでドリトル社の帳簿を入手。そこから使途不明金を探り当てて、これらの情報をショウ経由で茉莉香に流す。

方策が決まった弁天丸はロバートの艦隊に囲まれるも、ダミーデータで弁天丸の分身を出現させ、本物はロバートの乗るジャバウォッキーの鼻先を掠めてまたも超高速跳躍。ホントに今年の新入部員は優秀だ。

弁天丸はジュナイの乗るグロリア・ス・クールフ号に強襲接舷。艦内に突入して、ジュナイのシークレットパーティーになだれ込む。

えーーー。
参考資料
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なにこれ。これがシークレットパーティー?
こんなしょぼいシークレットパーティーじゃスキャンダルにもならんのじゃ。
いくら革命万歳だとか言っても誰が見てもお遊びだから取り合ってくれないだろうに。
(後で分かったが、原作では麻薬パーティーでアレアレなんだそうだ)

それにしてもチアキ、ノリノリであるw
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これじゃ埒が明かない様な感じだったが、ロバートが乗り込んで来た事でかえって事態が進む。ジュナイのお遊びの事など毫も気に掛けないでジェニーに帰れと命令するが、ここに来てやっと百眼達が入手したデータが活躍する。使途不明金から果ては武器の横流しまで。流石に生中継で悪事が流されてはロバートもどうしようもない。横流しの会話記録まで放送されたしね。

セオドア・クールフ氏会談
ロバート「艦対艦ミサイル、ヨルムンガンド、ちょっと今回は一苦労かもしれません」
ヨルムンガンドキタ━━(゚∀゚)━━ !!
なんでこんな記録が残ってるんだ。

こうして今回の大仕事も白凰海賊団で成し遂げて漸く帰って来た茉莉香。本来のクルーも退院出来て次からはまた普通にお仕事が出来そうだが。次回「未曾有の危機」とか言ってるので、きっと本格出航前の一騒動なんだろう。未曾有の危機と言うのだからw

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アクセル・ワールド・第5話

「間に合え~!」

まあここで間に合わないとお話になりませんが、春雪にとっては必死のデュエルでも拓武にとっては春雪など大した敵ではないと思っている。春雪と戦った後でゆっくり黒雪姫とデュエルすればいいのだ。

案の定、幼馴染みとは言っても何もかもが自分の方が春雪よりも勝っていると自負している拓武は、それなにの千百合がいつまで経っても自分だけの千百合にならないのに苛立っていた。

でもとうの昔に拓武の考え方は歪み始めていたんだ。学年一位、剣道優勝の僕を選んだ方が千百合だって得だろうとか。そして前回書かなかったが、交通事故で入院した黒雪姫を狙って病院にデュエルをしに来る様な、そんな所にまでお前は堕ちていたのだ。

しかし春雪に対する拓武の言い分ももっともで、いつまでもうじうじうじうじしている、そう言う状態が千百合を引きずり回しているのは確かであって、もういい加減千百合や自分を引き回すなと。そう、それは春雪の問題だ。

勝負は相変わらず攻撃力が大した物がなく、メタル色のくせに脆弱なボディの春雪シルバー・クロウに不利に進む。腕を一本失ったばかりか、高速移動出来る筈だった建物の外でも脚を一本やられ、速度を封印されてしまう。これはもうダメじゃないか。

外では拓武がグローバルネットに接続して観客を呼び寄せたらしく、観戦アバターが沢山見ている。例によって原作者アバター(棒)もw
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とどめのスパイラル・グラビティ・ドライバーは春雪のほとんどのポイントを奪い去る。あれ?シルバー・クロウを壊し切れないとか、意外にパワー無いな。これだとやはり青のレギオンからはあまり評価されないだろうなあ。自分はまだまだやれるとか言っていたが、かえって空しい。

春雪の方ももう為す術が無いと思っていた所だが、目の前には建物内で横たわる黒雪姫。その黒雪姫の鼓動で彼女が事故から助かったのを知った春雪は最後まで諦めない気持ちを取り戻す。

えー、それでそんな凄い力が発現しちゃうの?>シルバー・クロウ。

羽ですよ、羽。未だ嘗てデュエルアバターで単独飛行をした事が無い中、シルバー・クロウが初めて空を飛んだ。これはどこから出て来た力なんだ。

飛行能力を獲得したシルバー・クロウはシアン・パイルの攻撃をかわして必殺技を喰らわせる。春雪の勝ちを認めた拓武はなんとか和解をしたものの、果たしてこれはどこまで気持ちの整理がついたものなのだろうか。春雪が黒雪姫の方に駆け寄る場面はいつ後ろからシアン・パイルがシルバー・クロウを撃ち抜くかとはらはらしていたよw

ここに黒雪姫も本来のブラック・ロータスの姿を顕現させ、安穏な日々はこれで終わりだと宣言。
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やはり醜いと言う修飾語は黒雪姫がそう思っていただけのものだったな。


晴れて黒雪姫の所へお見舞いの春雪君。もうまるで二人は恋人同士みたいじゃないか。
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でも千百合はどーすんだよw
それに黒の陣営は黒雪姫と春雪しか居ないしなあ。

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