福井・大飯原発:再稼働新試算、地元に判断迫る 唐突で不信拡大も

毎日新聞 2012年05月11日 大阪朝刊

 新試算は、関電が政府の「需給検証委員会」の10日の会合で提示。それによると、10年夏並みの猛暑の場合、大飯再稼働なしでは、関電管内で今夏に最大で15・7%の供給不足になると予想。需給逼迫(ひっぱく)時に契約に基づき大口需要家に節電を求める「随時調整契約」を加味しても、14・9%(445万キロワット)の供給不足になるとした。一方、再稼働が実現すれば、大飯3、4号機の本体発電分(計236万キロワット)に加え、夜間の余剰電力を使って水をくみ上げ昼間に発電する揚水発電の増加分(210万キロワット)が見込め、供給力が計446万キロワット向上、随時調整契約の節電効果と合わせれば、供給不足がほぼ解消する計算だ。

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