韓国人の不法滞在:「架空会社設立」 虚偽登記、容疑者逮捕 /神奈川
毎日新聞 2012年05月12日 地方版
架空の会社設立などによる韓国人の不法滞在を巡る事件で、県警などは11日、韓国籍で住所・職業不詳、朴瞳山容疑者(26)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕した。
逮捕容疑は09年2月、「投資・経営」名目の在留資格を得るため、横浜市西区を本店所在地とする架空の会社登記申請書を行政書士を介して横浜地方法務局に提出し、虚偽の登記をさせたなどとしている。
県警によると、朴容疑者は09年1月、短期滞在ビザで日本に入国していた。ブローカーの男を通じて行政書士に依頼していたとみられ、朴容疑者は「投資経営のビザを取得するため、実体のない株式会社を設立した」と容疑を認めているという。【宗岡敬介】