 |
2012年5月11日(金) 19:14 |
|
 |
総社市に県内最大の物流倉庫建設へ
総社市に岡山県内最大の物流倉庫が建設されることになり、起工式が行われました。 中四国の交通の結節点である岡山は、物流拠点としての企業の評価が、近年ますます高まっています。
岡山自動車道の岡山総社ICからわずか1分。 約3万坪、10万平方メートルの広大な敷地です。 両備ホールディングスが開発した「岡山総社IC流通センター」。 このうち、3分の1の1区画を使って、巨大な倉庫が建設されます。 11日は関係者が出席して、起工式が行われました。 来年2月末の完成を目指す、この倉庫。 全国で賃貸用の物流施設を運営し、早島町にも2つの倉庫を持つ「GLプロパティーズ」が、新たな岡山の物流拠点にと総社市を選びました。 5階建てで、すべての階にトラックの乗り入れが可能、複数の企業で倉庫を共有するユニークな設計です。 延べ床面積約8万平方メートルのうち、すでに4割は借り手が見つかっています。 交通の結節点として、多くの企業の倉庫が集まる岡山県。 県内の倉庫面積は約95万平方メートルで、実は中四国でトップです。 近年は物流拠点の統廃合と大型化を進める企業が多く、岡山の拠点性は、さらに評価が高まっているといいます。 新しい倉庫には震災や冠水、停電など災害への対策も施されることになっていて、企業のリスク分散の観点からも注目を集めそうです。
|
|