自民党の三ツ矢憲生衆院議員が代表を務める同党三重県第5選挙区支部が、和歌山県警によって前社長が暴力団との交友関係を認定された企業2社から、計264万円の政治献金を受けていたことが明らかになった。
同支部の説明や政治資金収支報告書の記載内容によると、1社は三重県紀宝町の砂利砕石会社「日本土石工業」(今年2月20日付で社名変更)で、2005年から今年1月までの8年間、毎年15万〜18万円ずつ計141万円の献金を受けていた。鈴木英敬三重県知事も就任前、同社から顧問料として計330万円を受け取っていたことが明らかになっている。
もう1社は関連会社の同県御浜町にある土木工事会社で、同じ時期に計123万円の献金があった。