日本企業の発売するゲームソフトが、中国人を殺害する内容であることから、中国のインターネット上で批判を受けている。「(中国人としての)尊厳が著しく侵害された」と損害賠償を求めた提訴も。ただ、ソフト開発には多数の中国人も関わっていた。
このソフトは日本のゲームソフト大手スクウェア・エニックスの「ケイン&リンチ2 ドッグ・デイズ」。同社傘下のデンマークの会社が開発した。欧米人風のマフィアが上海市民らを殺していく内容。全世界で100万本以上売れた。
「百年の長期計画、質が第一」という中国の実際のスローガンを、「速度第一、質は第二、安全は第三」と皮肉る場面も。「偽の証明書を作ります」という広告も出てくる。