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ページ更新時間:2012年5月11日(金) 12時15分

マヤ暦「終末論」否定カレンダー発見

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 今年世界が滅びるとした終末論のもとになっている古代マヤ文明のマヤ暦について、アメリカのボストン大学などの研究チームが、終末論を否定するマヤ最古のカレンダーがあることを発見しました。

 これは11日付の科学誌サイエンスに発表されたもので、研究チームは、中米のグアテマラにあるマヤ文明の遺跡の壁画に書かれたマヤ暦最古のカレンダーを発見したということです。

 研究チームは、点や円を組み合わせた象形文字などを解読。カレンダーは、日食の時期を予想するなど天文に関する高度な知識がうかがえるもので、今年12月にこの世が終わるというこれまでの解釈について、「逆に世界には7000年間は先があると考えていたようだ」と分析しています。(11日11:34)