幸せな気持ちやポジティブな感情を作り出す、“根源”はいったい何でしょう? 「幸せとは何か」とは、気持ちの問題のみかと思ったら、意外にも科学的な研究がされているそうです。
イギリスの健康専門ニュースサイトfamily health guideから、幸福に関する20の事実をご紹介します。二回目の今回は7つの事実をお送りいたします。
■8:移民先の幸福? 祖国の幸福?
移民すると、祖国の幸福の形ではなく、移民先の国の幸福の形を身に着けていくものだそうです。
移民と聞いてもイマイチ、ぴんとこないかもしれませんね。では北京や香港やシンガポールに転任、転職するとしたら? 幸せの形も“郷に入れば郷に従え”となるのかもしれません。
■9:収入が高いから幸せ? 幸せだから収入が上がる?
収入の高い人は、収入の低い人よりも幸福度が高い傾向がありますが、研究によると幸せ度の高い人ほど、お金持ちになる可能性が高いとか。
収入が高いから幸せなのか、幸せだから収入が上がるのかは、“にわとりと卵”同様、どっちが原因かわからないということみたいですね。
■10:病気は不幸? ううん、そうでもないみたい
一般に、脳卒中などの活力を失う病気にかかった直後は、ひどく幸福度が損なわれます。しかし一定の期間が過ぎると、平均的な幸福度よりもほんの少し低いぐらいにまで回復するとのこと。
“宝くじで大金を当てた人の幸福度”と“事故で足を失った人の幸福度”が、二年後には同じレベルになっていたという調査もあります。
人生に起きることそのものよりも、起きたことから見出したことの方が本質的なみたいです。
■11:結婚は幸せ?
研究によると、結婚でピークに達した幸福度は、ある程度時間がたつと結婚前の幸福度と同じところに戻るとのことです。
“幸せにしてもらいたくて”結婚するのは、全く的外れということみたいですね。“この人と一緒にいると幸せ”な人だと、元に戻っても問題ナシ!
■12:人生最悪の年齢
研究によると、女性が生涯で最も不幸せだと感じる傾向にある年齢は“37歳”だそうです。ちなみに男性は“42歳”だとのこと。
これは厄年とも重なっていますね。身心のバランスが崩れやすいことも、幸福度と関連しているのかもしれません。
■13:笑いは運動
一日あたり100~200回の爆笑は、強度の運動に匹敵して500キロカロリーほど消費するそうです。100から200だと、かなり差があるような気はしますが……。
でも確かに“笑い”は運動にもなりそうですし、幸福度はアップしそうです。
■14:“金”が最高とは限らない
オリンピックのメダリストの研究で、銅メダリストの方が銀メダリストよりも幸福度が高く、場合によっては金メダリストよりも高いとの結果が出ました。
オーストラリアの心理学者、グラハム・ウィンター氏の研究チームによると、本人も期待していなかったのに銅メダルに輝いた場合の方が、ぎりぎりで金メダルにすべりこんだ場合よりも幸福度が高いとのことです。
柔道のようなトーナメント戦か、マラソンのようなタイムトライアルかでも違いは出そうですが、期待するほどには“一番”の幸福度は高くないのかもしれませんね。
勝利の充実感と幸福とは異なる、というべきかもしれません。
いかがでしたか? 成功法則本にありそうな話もありましたね。“成功”と“幸福”は、意外に重なるところが大きいのかもしれませんね。
一回目で7つ、この二回目でも7つご紹介したので、三回目の次回は残り6つの事実をお送りいたします。
【幸せになれる情報】
【参考】
[...] 知ってた?知らなかった?「幸福」に関する驚きの事実20個【2/3】 [...]
[...] 二回目の次回は、7つの事実をお送りいたします。 [...]
知ってた?知らなかった?「幸福」に関する驚きの事実20個【2/3】 http://t.co/RjGcQZNQ
知ってた?知らなかった?「幸福」に関する驚きの事実20個【2/3】 – http://t.co/GZs7dcoq