今年3月、愛知県の60代の女性が家庭用のローラー式電気マッサージ器を首回りに使い、衣服が巻き込まれて窒息死したことが10日、分かった。メーカーの的場電機製作所(埼玉県川越市)が厚生労働省で記者会見して公表した。
製品は1986年製の「アルビシェイプアップローラー」。女性は高速回転するローラーの突起部を覆う布製カバーを外して動作させていた。同様の死亡事故は過去に北海道や香川県などで3件発生。同社はサイトのトップページで厳重な注意を呼び掛けたが、自主回収はしない方針。
広沢隆興社長は「カバーを外した状態での使用は絶対しないでほしい」と話した。
同社によると、製品は83年から90年まで約42万台製造され、主に足裏マッサージ用としてスーパーの催事場などで販売された。現行の製品は、カバーがないと動作しない仕組みになっているという。