4月27日(金)
環境局長から震災瓦礫受け入れの件について報告、意見を交換する。
三役会議。当面の重要案件を協議。
小倉駅新幹線口の駅前に待望の「あるあるCity」のハーフオープン内覧会・セレモニーで挨拶。
  「あるあるCity」のハーフオープン、誠におめでとうございます。アニメやゲームなどサブカルチャーをコンセプトにした本市の新たな賑わい拠点の誕生を心から歓迎する。「北九州市漫画ミュージアム」も8月の開館に向け、いいものを創ろうと一生懸命に準備を進めている。皆様と力をあわせ、この場所が「聖地」となり、全国から多くの方にお越しいただき、大いに楽しんでいただけるよう頑張ってまいりたい。平成20年7月から始まった小倉地区中心市街地活性化基本計画も終盤を迎え、様々な魅力ある取組みが着実に形となって表れてきた。アパマンショップホールディングスをはじめ民間企業や地域の皆様が参画する事業が大きく花開き、小倉都心地区が活性化することで、本市が大きく発展していくものと確信している。来年2月の市政50周年に向けて、今年10月には「B-1グランプリ in北九州」、「日本青年会議所第61回全国会員大会北九州大会」など大規模なイベントが開催される。全国からお越しになる多くのお客様に本市をPRする絶好のチャンスである。本市の魅力を全国にアピールし、街をさらに元気にしていくので、皆様のご支援・ご協力をお願いしたい。」

北九州市女性団体連絡会議の総会で挨拶。1年前の総会から市役所は懸命に努力をして手ごたえのある成果を上げることができた。次のステップを今日から踏み出したい。
  「長年にわたり「男女共同参画社会の実現」を基本テーマに、市内全域において、積極的に活動されている。昨年度は「男女共同参画フォーラムin北九州」において、市内37会場、延べ3,321名の方に広報啓発を行っていただいた。皆様の熱意に、深く敬意を表する。男女共同参画社会の実現は、「21世紀の我が国社会を決定する最重要課題」といわれている。時代が大きく変化する中、女性がいきいきと各界で活躍し、男女があらゆる分野で共に参画でき、喜びも責任も分かち合える新しい社会づくりが必要である。
 今日は、皆様に良い知らせを2つ持ってきた。
まず一つ目は、昨年、この場で皆様にお約束した、市役所の審議会などにおける女性委員の参画率である。まだ数値は確定していないが、目標値である40%を達成できる見込みである。男女共同参画社会の実現には、政策・方針決定過程に女性がより多く参画することが不可欠であり、今後とも、市役所が変われば、やがて社会も一緒に変わるという思いのもと、市役所が先頭に立って努力を続けていく。
 二つ目は、昨年度実施した市民意識調査で、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という、いわゆる男女の固定的役割分担意識に肯定的な人の割合が、大幅に減少したことである。前回、57.5%だったものが、今回、38.7%と18.8ポイント減少した。(*前回調査:平成17年度)女性・男性の役割を固定的に考えるのではなく、女性も男性もその意欲に応じて、あらゆる分野で活躍できる選択肢を増やしていくことが大切と考えており、その意味で、固定的な役割分担意識が薄れたということは、大きな一歩と感じる。
 これもひとえに、28年もの長きにわたり、地域において、着実な活動を続けていただいている、皆様のご尽力の賜物と、深く感謝申し上げる。次に向かって共に頑張ろう!

熊本、福岡、北九州の3政令市長の初会合。
福岡市の要望をふまえて初回は、福岡市役所で開催することに。九州3政令指定都市の研究会を立ち上げることで合意し、記者会見をする。
急ぎ、小倉へ戻る。
市役所で秘書課長から定例の諸報告。
福岡県宅地建物取引業協会北九州支部の定時総会で挨拶。
  「市民が安心して住むことのできる宅地建物」を提供いただくとともに、本市が行っている住宅相談コーナーでは、無償で市民の相談に応じていただき、厚くお礼申し上げる。本市では、環境未来都市の取組みの一つとして、家庭部門からCO2排出削減を推進するため、断熱改修などの住宅エコリフォームに対する助成を行なっている。さらに今年はバリアフリーなど高齢化対応の住宅リフォームにも助成を拡充する。これは、既存ストックを活用するといった環境に優しい制度でもあり、是非、中古住宅の住み替えの促進としても活用していただきたい。貴協会におかれては、今年度より公益社団法人になったと伺っている、これは皆様方の業務が公益性と信頼度において、社会的に高く評価されたものである。これからも、多くの市民の皆様に「住んでみたい・住み続けたい・もう一度住みたい」と思っていいただけるような北九州市を皆様と共に作り上げていきたい。」

4月26日(木)
午前中、中国出張から福岡への帰途に就く。
大連は快晴。昨日は、濃霧のため、飛行機のダイヤが10時間も遅れた。中国大陸の自然現象のスケールは時に驚異的である。空港まですいていて、20分で着く。車窓から大連の発展ぶりを見納める。空港は、新たに国際線を拡張した新しいビル。見送りに来ていただいた大連市政府外事弁公室の方々に謝意を表し、握手で別れる。
大連、福岡は1130キロ、離陸すれば1時間半の旅だが、11:20大連空港発であるところ、北京からの到着が遅れ、1時間の遅れで出発。1時間の時差があり、14:50に福岡空港に着。まっすぐ小倉へ。

北九州タクシー協会の平成24年度通常総会。
  「皆様には、日頃から身近な公共交通として、市民の生活を支えていただいている。特に、交通不便地区や高台地区における「おでかけ交通」においては、これまでのジャンボタクシーなどを使った定時運行型に加え、昨年からは、タクシー車両を使った予約運行型にもご協力いただいており、この場を借りて厚くお礼申し上げる。人口の減少や高齢化が進む中、こうした交通施策の推進には、タクシー協会との連携が不可欠であり、今後ともご協力をお願いしたい。本市は、「環境未来都市」と「グリーンアジア国際戦略総合特区」に選定された。今後、環境、高齢化、国際化などの課題に取組み、地域経済が活性化するよう官民連携し頑張っていく。来年、本市は市制50周年を迎えるため、プレイベントとして今年は、B-1グランプリIN北九州や青年会議所の全国大会など、多くの大規模イベントが予定されている。市内外から大勢のお客様が北九州市にお越しいただく。この機会に、元気な北九州市を全国に発信していきたいと考えている。タクシー協会の皆様にも、北九州市の顔として、おもてなしの心で来訪者を迎える「ビジターズ・インダストリー」にご協力をお願いする。」

小倉のまちづくりを考える会の例会に招かれ市長講演の機会を与えていただく。テーマは、北九州の観光とにぎわいづくりについて。
若松のまちづくりを考えるクラスター定例会に招かれる。
  「若松クラスターの会員には、若松の賑わいづくり、活性化のため、多大なご尽力をいただいている。今年は新若戸トンネルの開通、日本最大級の響灘ビオトープのオープン、若戸大橋開通50周年、若松高校創立100周年と若松区にとって大きな節目を迎える年であり、多くの方が若松区に訪れる。この機会に若松の地域文化、自然、景観、歴史といった魅力を発信していきましょう。」

23日から25日までの中国出張は、工事中。

4月22日(日)
小雨。一雨ごとに暖かくなる。
小倉北区の障害者スポーツセンターの開所式で主催者挨拶。内覧。
  「新しい北九州市障害者スポーツセンターは、平成22年6月に整備方針を決定、2年に満たない期間でオープンできた。ひとえに、本日お集まりの、関係の皆様のご尽力と、地元の皆様の温かいご協力の賜物であり、厚くお礼申し上げる。整備にあたっては、北九州市障害福祉団体連絡協議会との10回の意見交換の成果を設計に活かすなど、障害のある方々と協働して、大規模かつ、きめ細やかなバリアフリー改修に取り組んだ。廊下やホールはゆったり取ってあり、自由に使えるスペースを確保している。今後、利用者の方々と一緒にこのスペースの活用を工夫しながら、より良い施設へと作り上げていくので、ぜひ多くの方にご協力いただきたい。
 本市では、2月に、24年度から6年間の障害者支援計画を策定したが、その柱の一つは、障害のある方の社会参加の促進であり、スポーツはその大きな要素となる。この新しいスポーツセンターを拠点に、様々な障害に応じたスポーツ教室の開催など、障害者スポーツの振興に力を入れていきたい。市民公募で命名されたスポーツセンターの愛称「アレアス」には、「みんな(ドイツ語でアレ)がスポーツを楽しみ、アスリートとして明日に生きがいを持てる」という意味が込められている。この言葉のとおり、「アレアス」が「共生のまちづくり」の象徴として、障害のある方もない方も、隔たりなく、スポーツに親しむ施設となるよう運営してまいりたい。」

(社)倫理研究所 家庭倫理の会小倉の家庭倫理講演会。
日明校区の鯉のぼり祭りが、天候不順のため市民センターで盛大に行われる。日明小学校のコーラスが良かった。43人の子供たちの合唱クラブで、校歌、こいのぼり、必ず必ずの3曲の披露に惜しみない拍手が贈られた。

2009年11月以来、2年半ぶりに大連市を訪問。
この33年間、(姉妹)友好都市として両市は交流を深めてきたが、現在の市長、書記とはまだ会見していない。両首脳と親しく会談し、また、前の市長、書記の夏徳仁氏が遼寧省の副書記に着任しているので、環境ビジネスなど経済交流の促進を話し合うため、予定化した。
午後3時ころ、福岡空港から中国大連市に向けて出発。2時間弱の旅、時差は1時間。

空港で大連市外事弁公室(国際局の意)の温かい出迎えを受ける。車窓から、2年ぶりに見る大連市内のビル、ホテル、アパートの建設ラッシュをながめる。気温は、日本よりかなり低いと思っていたが、ほぼ変わらなかった。桜は、まだつぼみである。霧の都と称される大連、今日も霧がうっすらとかかっている。

夏前市長はじめ大連市政府のご支援で2009年5月にスタートした北九州市のアンテナショップに立ち寄る。香洲花園ホテル1階にある本市のチャレンジショップは、「北大橋」の看板を掲げている。呉霞経理から、運営状況の説明を受ける。ショップは、「Made in Japan Shop」とも銘打っており、大連市民の日本製品への信頼の高さから、商品に関する問い合わせも多いとのこと。成約は12件、2億3000万円、ここを拠点に、ビジネス商談会を開催している。
中国経済貿易の諸課題について経済人と意見を交換。
上下水道関連の交流の現状について報告を受ける。
日本訪問団の結団式。
中国では、信号機が少なく、中国人のあとに続いて車優先の道路を急いで横断をせねばならない。歩行者優先に慣れた日本人には危険なので、散歩は控える。投宿した中国ホテルは、元は大連市政府の経営だったが、民間の経営となって久しく、日本人の客も少なくない。NHKインターナショナルがテレビで見れる。市役所との通信連絡のため、国内外の出張の際はいつもパソコンを携帯していく。ランの環境は快適だが、ツイッターやフェイスブックを使えないのが残念。

4月21日(土)
松原国家公安委員長が県内の銃撃場所を視察するため、来福。
福岡県庁で県知事、福岡市長、県公安委員、松原国家公安委員長と発砲事件再発防止について意見を交換。犯人の早期検挙、事件の全容解明に全力を尽くし、保護対策の強化をはかるよう委員長に強く要望する。
北九州市へ戻り、八幡東区東田の環境ミュージアムを視察。リニューアルオープンを近くおこなう。
小倉で岩本司参議院議員の国政報告会。岩本農林水産副大臣に環境未来都市へのお力添えを要望する。
東田のイノベーションギャラリーで北九州マイスター技能伝承倶楽部の設立セレモニー。  「北九州マイスターの皆様は、各分野の国内第一人者であり、「高度な技術」、「卓越した技能」で、本市のものづくりを支えてこられた。今回、技能を惜しみなく、地域企業の技術力強化に役立てようと皆様が結集した技能伝承倶楽部の取組みに対し、大変感謝する。我が国の産業界にとって、国際競争や、歴史的な円高、大震災後の電力供給不安など、厳しい状況が続く中、今は、日本で製造業がどう生き残るか、問われている時代である。海外が真似のできない、高い技術力による差別化は、重要な要素であり、皆様の持つ技術力こそ、本市躍進の原動力になると確信している。北九州イノベーションギャラリーが、本日、開館5周年を迎えた。今年度から、金氏新館長を迎え、先人達の「知の遺産」を、未来に繋げ、「新しいイノベーション」を創出する場として、更なる発展をめざしたい。マイスターの皆様にも、その技術力とネットワークを活かしてご協力をいただきたい。」
夜、政務対応。
訪中の準備。大連市との交流の歴史、環境ビジネスなど今後の諸課題に関するファイルに目を通す。

4月20日(金)
小倉南区貫で介護付有料老人ホーム「オーケストラ」の開設式典。
  思い起こせば2年前、この地に突如として暴力団事務所が開設され、約1年にわたり、地域の皆様とともに暴追運動を続け、その成果として、昨年2月に事務所撤去が実現した。皆様のこの間のご労苦に、改めて敬意を表する。オーケストラは、施設の1部が住民サロンとして、地域の皆様にも開放される予定と伺っている。地域住民の安全・安心な生活を脅かす脅威であった場所が、このように、地域にも開かれた施設に生まれ変わったことを、皆様とともに喜びたい。医療法人 心愛の今後ますますのご発展と、今日お集まりの皆様のご健勝を祈念している。

総務企画局アジア交流課長から中国経済について。
平成24年度新規採用職員研修における市長講話。
総務企画局政策部長から環境未来都市のタウンミーティングについて。
秘書課長から諸報告。
北九州市参与の辞令交付式。
総務企画局地域主権改革担当課長から福岡市長・熊本市長との会談について。
北九州市出身の皮革工芸作家 村上慶子さんが来北。海外諸都市での展覧会などの活躍に敬意を表する。
市役所で諸報告。
2年間、秘書室で頑張った勝野さん、大田さんが異動に。暴追運動が厳しさを増したこの2年間、スタッフとして大変ご苦労をおかけした。
(社)倫理研究所 小倉倫理法人会の設立記念式典。

文学館前で劉寒吉先生 碑前の集い
  小倉商業高等学校の皆様をはじめ、ご遺族、本市の文芸活動を支えていただいている皆様により、本日の集いが開催されることに、深く敬意を表する。劉先生は、小倉で生まれ、親友の岩下 俊作、火野 葦平とともに文芸の道を歩まれた。作品が、芥川賞や直木賞候補となり、全国に名が知られるようになっても、活動の場を他に求めず、小倉を生涯の地として活躍された。深い洞察力や暖かい指導力などにより、お亡くなりになるまで、九州を席巻した同人誌「九州文学」を発行し続けられた。市井をテーマにした分野で多くの傑作を残すとともに、小倉や九州にちなんだ作品も数多く手がけてこられた。故郷をこよなく愛した劉先生、この大きな郷土愛があるからこそ、その作品が多くの読者に愛されたものと思う。森鷗外旧居の保存など、北九州の文化と文化財の保護にも奔走され、本市の文化の発展にも多大なるご尽力をいただいた。ご遺族より、市立中央図書館や文学館に、多くの貴重な資料をご寄贈いただいている。また、小倉郷土会会長、北九州森鷗外記念会会長などを務められ、地域文化の振興にもご尽力された。今年は森鷗外生誕150年にあたり、市や森鷗外記念会などで、今後、様々な事業を展開することとしている。先生の、故郷への熱い思いや文学への情熱が、脈々と多くの方に受け継がれている。これからさらに、多くの若者たちに受け継がれ、育まれていくことを願っている。

4月19日(木)
朝、7時半過ぎ、市役所から発砲事件発生の第一報。
  閑静な住宅街で市民に銃口を向けた卑劣な犯行に強い憤りを覚える。法秩序、市民社会への重大な挑戦であり、許せない蛮行だ。一刻も早い容疑者の検挙、事件の解明を切に願う。今回の事件によって、暴追運動が低下することがあってはならず、ひるまず警察、行政、市民一体となって安全安心の街づくりをすすめる。

夕方まで豊前市で会合に入っているが、市の民事暴力相談センター、秘書室から、継続して銃撃事件関連の報告を受ける。

豊前市で開催された第122回福岡県市長会の理事会、総会に出席。
今回、各市から提案された42議案は、事務局と各市で協議を重ね、事務担当課長会議で調整したもので、東日本大震災の教訓を踏まえた「大規模災害時における業務支援体制の確立」についての新規議案、昨今の政策の動向を踏まえ、都市財政の充実や地域主権改革など、幅広い提案内容となっている。総会後は、小川知事の講演などが予定されている。
九州市長会においても、九州における道州制(九州府)の実現に向けた協議が進められており、本年5月を目処に、県から基礎自治体への権限委譲のあり方等の提言を取りまとめると聞いている。一方、本年2月には、九州府の実現を目指す九州市長会と、「九州広域行政機構」を提案する九州地方知事会との間に、初めて意見交換の場が設けられるなど、基礎自治体と広域行政のあり方についての協議も進められている。このような中、地方自治体運営においては、住民に最も身近な基礎自治体が、地域における行政の中心的な役割を担うことができる制度とすることが重要となってきている。福岡県市長会としても、皆様の力を結集し、国の施策に地方の声がしっかり反映されるよう、引き続き働きかけていきたい。総会の開催を快く引き受けていただいた豊前市の釜井市長をはじめ、豊前市の皆様に深く感謝する。

福岡県知事講演。研修会。意見交換会。
道の駅に3分ほど立ち寄る。
第18回の連合北九州地協議員懇談会へ。

4月18日(水)
市長定例会見で、黒崎副都心の文化・交流拠点地区の7月1日オープンを発表する。
  「文化・交流拠点地区」整備事業は、九州厚生年金病院跡地などにおいて、黒崎地区中心市街地活性化基本計画の主要事業として取り組んできた。副都心に相応しい都市機能の充実と地域の回遊性の向上を図り、黒崎の活気と賑わいづくりに資することを目的として、黒崎ひびしんホール(ネーミングライツにより黒崎文化ホールの愛称が「黒崎ひびしんホール」に決定。スポンサー企業は福岡ひびき信用金庫、期間は4年間、命名料:年750万円、大ホール826席、中ホール302席。)、八幡西図書館、公園などの施設整備を、PFI事業により実施してきた。黒崎ひびしんホールは、音楽・演劇・集会など幅広いジャンルの利用に対応できる大・小の2つのホール、練習場を併せ持った文化施設。屋外には、イベントステージを設置し、講演で開催する祭りや意ベントと一体的に利用することも可能。八幡西図書館は、中央図書館に次ぐ規模で、蔵書数は最大30万冊。視聴覚資料の貸出や自動貸出機の導入など、市立図書館で初めてとなるサービスを提供する。3階の閲覧フロアには、江戸時代、黒崎宿の旅籠屋の一つであった「桜屋」の離れ座敷内部を復元した畳の読書スペースを設置する。また、ホール、図書館ともに公衆無線LANを導入する。
まちびらき記念事業等の概要
7月1日のオープンを記念して開催する「まちびらき記念事業」は、北九州市及び運営事業者である黒崎コミュニティサービスが主催し実施する。曲里(まがり)の松並木公園でのテープカットに引き続き、黒崎ひびしんホールにおいて、記念式典ならびに、丸岡有子さん、薗畠皇寿さん、大内義昭さんといった、市民文化奨励賞を受賞している八幡西区ゆかりのアーティストによる記念ステージを行う。そのほか、7月を通して、黒崎ひびしんホール、八幡西図書館においてさまざまなコンサートやイベント等が企画されている。ホールでは8月以降も、子ども向けイベントや演劇、伝統芸能など、多岐にわたる事業を展開することとしており、内容が決まり次第逐次お知らせしていきたいと考えている。この「文化・交流拠点地区」が文化・生涯学習、コミュニティ活動を通して、市民の皆様が集い交わり、親しんでいただけることを願っている。また、来年春に予定しているコムシティの再生との相乗効果により、多くの方々が黒崎の中心市街地を回遊することで、副都心活性化の大きな原動力になるものと期待している。

平成24年度北九州人権擁護委員協議会の総会。
  「人権擁護委員の皆様には、日ごろから、人権相談をはじめ、人権に対する啓発や思想の普及など、幅広い活動を通じて、地域社会での人権救済のためにご尽力いただき、深く感謝申し上げる。個人の尊厳に由来する人権は、「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」として、国や地方公共団体により保障されるとともに、国民一人ひとりの不断の努力、常日頃からの人々の思いやりの心によって守られるものである。しかしながら、現実に目を向けると、人権に関する問題は複雑化し、新たな課題も発生している。幼い子どもたちへの虐待、女性や高齢者などに対する家庭内外での暴力行為、ホームレスや外国人に対する人権侵害など、すみやかに解決しなければならない問題も数多くある。本市としても、人権擁護活動を、市政における重要課題と位置づけ、さらなる信頼の絆を深め、地域で支え合うネットワークの充実に努めているところである。今後とも、「すべての市民が人権を尊重され、自らのもつ力を発揮し活躍できるとともに、地域文化を育みながら心豊かに暮らせるまちづくり」を目指して、全力で取り組んでまいりたいと考えている。委員の皆様には、専門的な知識や経験を十分に活かし、より柔軟で身近な人権擁護活動の推進、人権文化のまちづくりに引き続き、ご協力を賜るようお願い申し上げる。」

北九州市制50周年記念事業実行委員会の第1回総会。
  「4月になり、いよいよ、市制50周年を迎える年度となった。今年の夏には、「黒崎ひびしんホール」や「漫画ミュージアム」といった、文化・交流施設がオープンする。秋には、若戸大橋の開通50周年記念イベントを予定しているとともに、B-1グランプリin北九州など、大規模なイベント・コンベンションが開催される。これらの機会をとらえ、市制50周年に向けた大きな盛り上がりへとつなげていきたい。本日は実行委員会における今年度の主催事業や、広報・PR等の事業計画、これに伴う収支予算など、今年度の実行委員会活動の大枠を決めていく予定である。また、今後、約2ヵ年度にわたって使用していく、市制50周年のキャッチフレーズとロゴマークについても選定していただく。今年度は、市民の皆さまへのPRをはじめ、市内外への情報発信といった広報・PR活動や、各種プレ事業の実施など、市制50周年に向けた取り組みを本格化させる。委員の皆さまには今後とも、所属団体等への周知などご支援・ご協力をお願いする。」

福岡県警察本部北九州市警部長の中尾信賢氏、北九州商工会議所副会頭の竹澤靖之氏と「安全・安心で住みやすいまちづくりに関する協定書」の調印式にのぞむ。
福岡県警察・北九州商工会議所との調印にあたり、挨拶をする。
  「本市では、これまで、警察と連携しながら「市民の防犯意識の向上」と「地域における自主防犯活動の促進」を基本に、地域の防犯対策を進めてきた。現在、すべての小学校区において、住民主体の「生活安全パトロール隊」が、夜間のパトロールや子どもの見守り活動などを続けている。このような取り組みなどにより、市内の犯罪件数は年々減少し、昨年では14,043件と、ピーク時であった平成14年の約4万件と比べて、3分の1近くまで減少している。しかしながら、地域のパトロール隊についても高齢化が課題となっており、このたびの協定締結により、現役世代の参加が一層促進されることを期待している。また、非行少年の立ち直りを図るための就労支援をはじめ、飲酒運転の撲滅や自転車の安全利用など交通安全運動の推進、また、暴力団排除活動の推進についてもこの協定に加え、協力して取り組む。協定締結を契機に、より一層、相互の連携を深めながら、本市発展の基盤である、犯罪や交通事故のない「安全・安心で住みよいまちづくり」に取り組んでいきたい。」

秘書室と日程協議。
北橋市長と気軽にランチタイム。今日は、八幡赤レンガの会、旧百三十銀行を活用した文化振興について。
オーポラロシア福岡会長の田村文彦氏ほかロシア歯科医療チームによる市長表敬。
国土交通省九州地方整備局長の吉崎収氏が就任挨拶。
政務で北健会の意見交換会。

4月17日(火)
「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会による政府要望。
まず、総務大臣、内閣府特命担当大臣の川端達夫氏に国会内で面会。
都道府県会館で各市長の共同記者会見。
続いて、内閣官房長官の藤村修氏に首相官邸で面会。

国家公安委員長 松原仁氏に県知事、福岡市長、県公安委員と一緒に、暴力団対策法改正の早期実現に関する要請をおこなう。要請文は次の通り。
  本県では、昨年3月に経済界のリーダー宅に手榴弾が投げ込まれるという事件が発生した。周辺住民の生命に危害を及ぼしかねない凶悪なテロ行為に県民全体が大きな不安を覚えたところである。福岡県と北九州市、福岡市、県公安委員会、県警察では早々にトップ会議を設け、警察、行政、県民が一体となり、あらゆる手段を駆使して暴力団撲滅に向けた体制をとる旨を確認した。暴力団の壊滅のためには、現行の法制度による対応では限界があり、従来の暴力団対策の枠組みを超えた新たな発想での対策が急務であるとして、機会あるごとに国に対し①暴力団対策法の抜本的改正、②暴力団等犯罪組織に対する有効な捜査手段の導入、③暴力団の所得に関する調査・徴収の徹底、④各省庁による許認可事務等における暴力団排除規定の整備について、速やかな対応を要望したところである。
本県においても、平成22年4月、全国に先駆けて暴力団排除条例を制定し、さらに昨年10月に改正強化して、公共工事をはじめとする全ての行政事務事業からの徹底的な排除、青少年の加入阻止のための教育環境の整備を推進してきた。また、地域住民は、凶弾にさらされる危険を顧みず、事務所の撤去運動を展開している。
それにもかかわらず、拳銃を使用した建設会社への襲撃事件や対立抗争に伴う事件等が断続的に発生している。昨年11月には、暴排活動に積極的に参加している建設会社役員が銃撃され死亡するという事件が発生し、さらに、今月8日、付近に小中学校が所在する住宅街の一角で、対立抗争と思われる発砲事件が発生した。暴力団対策はもう待ったなしの状況である。
暴力団対策法改正法案については、本年2月に閣議決定され、国会に提出されているが、未だ審議が始まっていない状況にある。改正法案の中には、対立抗争に伴う市民への危害を防止するための規制の強化や民間人を襲撃する暴力団の事務所使用制限等が盛り込まれている。本県の切迫した状況をご理解いただき、暴力団事件に対する取り締まりの実効を上げるための暴力団対策法改正法案について、一日も早く審議をいただき成立をお願いする。

昼過ぎ、羽田空港発、北九州空港着。
福岡県夏の三大祭り推進協議会の通常総会が小倉城庭園で。
西日本工業倶楽部 春季会員懇親会での市長講演。次世代につなぐ「緑の成長戦略」、がれき問題について。

4月16日(月)
晴れ。
第1回の北九州市行財政改革調査会で市長から諮問する。
  「本市は、これまでも絶え間なく行財政改革の取組みを進めてきたが、地方自治体を取り巻く社会経済状況は、一層大きく変化している。本市においては、厳しい財政状況のもと、将来にわたり市民が安心して暮らせるよう、より一層の「選択と集中」を進め、様々な行政課題に着実に対応していく必要がある。この観点から、都市の活力を生み出す成長戦略に取り組むことと併せて、中長期的な視点で、政策実現の基礎となる行財政運営全般にわたって見直しを行いたい。昨年度は、「北九州市行財政改革有識者会議」での、5回にわたる議論の中で、行財政改革の見直しにかかる柱と大きな基本的方向性について、皆様方の知見や経験から貴重なご意見をいただいた。この有識者会議で整理された論点等を中心に、より踏み込んで、その方向性を定めていくため、このたび、「北九州市行財政改革調査会」に提言をお願いする。この会議でのとりまとめを踏まえ、市としての新たな行財政改革の推進に向け、市長を先頭に市職員一丸となって、不退転の決意で行財政改革に取り組みたい。」

市民文化スポーツ局長から新球技場のパブコメ対応について。
北九州婦人教育研究会の創立45周年記念の市長講演。
広報室。
電源開発㈱代表取締役社長 北村雅良氏がご挨拶に。
郵便事業㈱北九州支店長の折田耕作氏が就任挨拶。
総務企画局地域主権改革担当課長から第122回福岡県市長会について。
広報室。
北九州イノベーションギャラリーの金氏顕館長ほか3名が4/1付就任挨拶。
夕刻、北九州空港発、羽田空港着。
首都圏シティプロモーション本部長と意見交換。

4月15日(日)
快晴。早朝、モーツアルトのピアノソナタ。
小倉北区の手向山公園で第62回武蔵・小次郎まつりが盛大に開催された。
  「延命寺景勝会の堺会長及び武蔵・小次郎まつり実行委員会の長野実行委員長をはじめ、地域の皆様には、日頃から両剣豪のゆかりの地「手向山公園」の保全にご尽力いただき、深く敬意を表する。今年は、「巌流島の決闘」から400年の記念の年にあたる。このまつりにおいても、記念剣道大会や宮本武蔵兵法二天一流の演武など様々な趣向を凝らしたプログラムが用意されている。「武蔵・小次郎まつり」をはじめ、本市には素晴しい伝統・文化・環境・歴史がたくさんあることを全国の人々に発信していきたい。」

則松金山川のチューリップ祭り。
シャボン玉石けん 森田隼人氏の結婚披露宴。
NPO法人北九州若者文化会議の発会式。
尾倉市民センター増改築落成記念の会。

4月14日(土)
快晴。早朝、シューマンのハ長調シンフォニー。ジョージセルの指揮。
複合型福祉施設「プロムナードとばた」の竣工式典。
北九州商工会議所門司地区議員会の平野会長。
第24期北九州市民文化大学の開講式で祝辞を述べる。
北九州ヤクルト創業50周年記念大会の懇親会。
原子力発電所の再稼働問題、北ミサイル関連の情報伝達システムについて一考する。
フェイスブックのツールをいろいろ試してみる。

4月13日(金)
北朝鮮の人工衛星と称するミサイルが発射された。
国際社会および日本政府が強く中止を求めていたにもかかわらず、発射に至ったことを非常に残念に思う。国連安保理で北朝鮮を強く非難する議長声明も採択されている。今後も、政府は、北朝鮮に対し、毅然とした姿勢で臨んでいただきたい。

テレビ報道と秘書室からの連絡で、北朝鮮のミサイル発射関連情報の収集に追われる。7時50分くらいには、外国メディアで発射情報が報道されていたのに、政府の発表は発射から40分余りたった後だった。
政府の危機管理に関する国民への情報連絡体制は、しっかりと検証し、再構築すべきではないか。

市立美術館分館で再興第96回院展の開会式。
  「院展は、岡倉天心によって創立された日本美術院による、現代における最高峰の日本画家の最新作が一堂に集まった展覧会である。毎年、北九州市で開催していただいていることは、本市の誇りであり、日本美術院理事長の松尾敏男先生、理事の那波多目功一先生をはじめ日本美術院の皆様、西日本新聞社、TNCテレビ西日本など、関係の皆様に、厚くお礼申し上げる。今回の展覧会は、松尾先生や那波多目先生など、日本美術院同人作家の新作32点をはじめ、院展の受賞作品や九州出身・在住作家の入選作品を含む76点を皆様にご覧いただく。会場では、円熟の作家から気鋭の若手作家までが、互いに切磋琢磨し、日々の創造を重ねた成果が披露される。ご来場の皆様には、多くの素晴らしい作品に触れることで、多彩な日本画の世界をじっくりご堪能いただきたい。北九州市立美術館は、昭和49年に開館し、昨年、1,000万人目の入館者をお迎えできた。今後とも、展覧会の内容充実などに努めてまいるので、皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げる。日本美術院の今後ますますのご発展を祈念している。」

早朝、ショパンのピアノコンチェルト。
結局、Jアラートは作動しなかった。第一報は、7時50分頃、日頃から防災などで連携している自衛隊 第40普通科連隊からの連絡。
テレビ報道などで北朝鮮のミサイル発射関連情報の収集にあたる。
市民文化スポーツ局市民部長からランチタイムについて。
旭興産㈱代表取締役会長兼社長の深町光宏氏が、旭国際テクネイオン㈱門司工場の増設の挨拶に。
秘書課長から諸報告。
紫川を愛する会会長の葉山隆氏が産業医30年記念誌寄稿のお礼に。
鞍手町長の柴田好輝氏が挨拶に。
教育委員会指導企画課長から、幾多の成果を上げている北九州市立高校の部活動について。
北九州市社会福祉協議会会長の芳賀晟壽氏ほか2名が幹部職員の異動挨拶に。
総務企画局国際部長。
広報室。
総務企画局シティプロモーション部長から市政50周年記念事業の総会について。
北九州再発見 民谷喜美子氏ほか2名がミャンマー訪問のご報告に。小学校建設の支援は5校目になる。国際貢献のボランティア活動に敬意を表する。
総務企画局企画課長から西日本工業倶楽部での市長講演について。
港湾空港局長から海上保安部の基地について。
総務企画局世界遺産登録準備室長から4/17国要望について。

4月12日(木)
早朝から、北朝鮮のミサイル関連情報を注視する。
九州・山口の近代化産業遺産群について意見交換。
財政局長と予算執行方針について協議。
新日本製鐵㈱八幡製鐵所副所長の木村晃平氏が就任挨拶。
毎日新聞記者 宍戸護氏ほか1名が就任挨拶。
市民文化スポーツ局安全・安心担当理事から暴対法改正をめぐる国会情勢について。
第40回記念全国高等学校選抜バトミントン大会女子学校対抗戦で優勝した九州国際大学付属高校バトミントン部による市長表敬。
市長と音楽を楽しむ会。
緊急連絡用の携帯電話は、結局鳴らなかった。

4月11日(水)
市長定例会見。
遠賀川の環境保全活動団体への助成事業創設について。
  この度、遠賀川流域(7市14町1村、67万人)の環境保全活動を支援する助成事業を創設し、本年4月18日から申請を受け付ける。一級河川の遠賀川は、本市の上水道の約6割、工業用水のほとんどを供給する重要な河川。この流域には、数多くの団体(およそ80団体)が河川清掃などの環境保全活動に取り組んでいる。本年1月には、本市を含む遠賀川流域の首長及び県、国による「第3回 I LOVE 遠賀川流域リーダーサミット」が開催され、環境保全に取り組む流域22首長による「遠賀川流域宣言」が採択された。このような状況を踏まえ、自治体の垣根を越えた取り組みの先駆けとなる「遠賀川環境保全活動団体支援助成事業」を創設することにより、流域での環境保全活動を積極的に支援する。
河川の環境保全活動に対する助成事業は、全国的に多々あるが、今回の助成事業は、一級河川全域を対象にしたものであり、政令市で初となる試みである。また、市内、市外を問わず環境保全に取り組む団体を対象にしていることや、環境保全・水質改善に資する事業であれば、事業内容を限定しないことなどの特徴を有している。
遠賀川は、本市最大の水源であるが、水質面では課題を抱えている。2010年の国の調査で、26ある九州の一級河川のうちワースト1とされる。
この事業によって、ボランティア団体等が実施する環境保全活動の活性化を促すとともに、流域全体の官民連携を強化することで、遠賀川のさらなる水質改善を図っていきたい。今回は、本市が単独で実施する支援助成事業であるが、将来的には、遠賀川流域の自治体と連携・協働し、水質改善に取り組んでいく仕組みを作っていきたいと考えている。募集期間は4月18日~5月18日。

ウェル戸畑で第35回の福岡県消防職員の意見発表会。北九州職員が最優秀となり、九州大会に出場すると、後日報告があった。
  昭和53年に第1回大会が開催されてから、今年で35年と歴史があり、ここ北九州市で開催されることを、大変うれしく思う。本日発表の消防職員には、一生懸命頑張っていただきたい。東日本大震災から早一年余りが経過した。北九州市からも消防職員をはじめ多くの職員を被災地に派遣し、今もなお現地での支援活動にあたっている。この災害では、被災地の消防職員に加え、本市を含め全国から派遣された緊急消防援助隊が、危険をかえりみず被災者の救助・救出活動などを行った。この災害を通じて、改めて、消防職員の任務が過酷であると認識するとともに、その強い使命感に心打たれ、敬意を表する。今日は、消防職員が、災害活動や日常業務を通じて経験したことや、地域社会への関わりを通して感じたこと、今後の消防・防災活動への取り組みなどについて発表があるが、本日の発表を、今後の消防・防災活動に大いに生かしていただくよう期待している。

駐日スウェーデン王国のヴァリエ大使による市長表敬。
  駐日スウェーデン王国大使館からヴァリエ大使ご夫妻をお迎えすることができ、大変光栄に思います。本市は、1960年代の公害克服の過程で培った、省エネやリサイクルなどの優れた環境関連技術、環境や水道分野などにおける国際協力活動、アジア諸都市との友好的なネットワークなど、世界に誇る技術と経験を有しています。昨年6月には、OECDから、グリーンシティプログラムにおいて、経済と環境が両立した「グリーン成長モデル都市」として、貴国のストックホルムと並んで、アジアで初めて選定され、大変名誉に感じております。
また、大使とゆかりが深い詩人と伺っている宗左近氏が本市の出身であることも、何かのご縁だと感じています。
今後とも、ストックホルムとは、共にグリーン成長モデル都市として、切磋琢磨しながら、本市とスウェーデンの関係を深めていくとともに、世界の持続可能な発展に貢献してまいりたいと考えております。

秘書室と日程協議。
UR都市機構九州支社支社長の板井秀行氏ほか3名が新任挨拶に。
総務企画局行政経営室長から第1回の行財政改革調査会について。
建築都市局長から日本の各自治体における空家対策について。
産業経済局観光部長から小倉のまちづくりを考える会例会における市長講演について。
総務企画局人事部長。
産業経済局門司港レトロ課長(前大連事務所長)から大連市の近況について帰国報告。
第5回春季全日本小学生男子ソフトボール大会で第3位になった中尾クラブソフトボール部による市長表敬。
北九州市民球場で福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムの公式戦で始球式をおこなう。何とか、キャッチャーに届いた。2回表、4点を先取されたところで、逆転を信じて球場を後にする。
しかし、rkbラジオでナイター後半の実況を聞き、あまりの大敗ぶりに絶句する。
フェイスブックの友達が700人に。使い方にまごつくが、楽しくやりとりしている。

4月10日(火)
北九州市立高校の入学式に初めて出席、祝辞を述べる。
  新入生の皆さん、ご入学、誠におめでとう。入学試験という人生初のハードルを越え、晴れて北九州市立高校の生徒となられたことを、心からお祝い申し上げる。
今、皆さんの胸の中には希望が満ちあふれていることでしょう。どうか、その希望をしっかり抱いて、充実した高校生活を送って下さい。高校時代の3年間は、心身共に大きく成長する時期。考え方もしっかりして、一日一日、大人に近づいていく。自分を見つめる目もでき、人生の大切な基礎が作られると言える。高校時代の友人は、きっと生涯の友人となることでしょう。毎日を大切に、悔いのない生活を送って下さい。北九州市立高校は、本年度創立50周年を迎える歴史ある学校。創立以来、校訓である「自主・信義・調和」をモットーに、生徒一人一人のよさや可能性を伸ばす教育活動を推進し、これまでに11,000名を超える卒業生を送り出し、様々な分野で活躍されている。
近年では、ダンス部の世界大会優勝や女子駅伝部の京都・都大路での活躍など、勉学だけでなく、スポーツや芸術にも力を注いでいる。
東日本大震災が発生した際には、生徒会を中心に、吹奏楽部、ダンス部、インターアクト部が連携してチャリティコンサートを開催し、多くの義援金を集めていただいた。この場をお借りして、改めて、お礼申し上げる。未来のまちを支える人材の育成に向けて、北九州市立高校のますます発展を期待している。

北九州予備校の市役所訪問を出迎え、激励する。
  北九州予備校に、九州のみならず全国各地から入寮されている皆さんを歓迎する。北九州市は、かつては公害のまちと呼ばれていたが、昨年12月には環境未来都市に選定されるなど、現在では、環境分野における日本のトップランナーとして頑張っている。また、自然に恵まれ、住みやすく魚介類や農産物などの食事もおいしい都市でもある。北九州市は、来年の2月には市政50周年を迎える。今年は、秋に開催されるB-1グランプリなどさまざまなイベントが目白押しで、全国各地よりたくさんのお客さんを迎える。市役所だけでなく経済界や文化・スポーツ界など様々な分野の力を結集し、「にぎやかで元気で魅力ある北九州市」をアピールしていく。皆さんには、これから大いに勉学に励み、まずは志望校への合格という目標を果たしていただき、その後も地域や社会で、さらには、海外でも活躍できる人材に成長されることを期待する。皆さんがそれぞれの人生のステップを駆け上がる過程で、本市で生活したという縁を大切にして、本市を第二の故郷としていただければ幸いである。来年は皆さんの「努力が実る」ことを祈念している。

北九州市議会ハートフル改革市民連合の世良代表。
秘書課長から諸報告。
九州女子大学学長兼学校法人福原学園理事長の福原弘之氏が、九州女子大学創立50周年記念式典のご案内に。
広報室。
総務企画局企画課長から北九州婦人教育研究会創立45周年記念での市長講演について。
識者と災害廃棄物受け入れ問題について意見交換。
(社)北九州青年経営者会議第52期会長の入船崇志氏ほか5名が第52期新任挨拶に。
建設局長から東田地区の周辺環境の整備について。
小倉まちづくりを考える会との意見交換。

4月9日(月)
大連報業集団代表団団長の李明明氏ほか5名が来訪、対談形式の取材。
試験焼却の具体的方策について識者と意見交換。
北九州市議会の佐々木議長。
西副議長。
自由民主党・無所属の会議員団の片山団長。
公明党議員団の赤松団長。
日本共産党北九州市会議員団の石田団長。

放射能と放射線に関するファイルの精査。
識者と災害廃棄物受け入れ問題について意見交換。
広報室。
第七管区海上保安本部長の木田祐二氏が着任挨拶に。

4月8日(日)
快晴。
小倉北区今町のふれ愛朝市を視察。自治会を中心に買い物難民対策の成功モデルとして大きな成果を上げている。
政務で仏教の4大行事である降誕会の式典、個人事務所で協議、来客応対。

NPO法人「北九州を明るく元気にする会」の菜の花コンサート。
  本日は、菜の花公園の清掃、草取りのボランティア活動、お疲れ様でした。皆様のお力添えのおかげで、菜の花も立派に育ち、市民の憩いの場所になった。皆様の日頃からの根気のいる活動に対して厚くお礼申し上げる。本市は、これまで、様々な環境問題の解決に先進的に取り組み、国内外から高い評価を受けてきた。昨年も、OECDからグリーン成長のモデル都市としてアジアで唯一選ばれ、また国からは環境未来都市に選定された。このような活動の原動力は、市民一人ひとりの力である。地球規模の問題であっても、解決のための出発点は「個人の生活」にあるということを意識し、行動する「市民環境力」こそ、このまちの環境政策の原点である。
皆様は、日頃より、菜の花プロジェクトを始め、文字どおり「北九州市を明るく元気なまち」にするべく、清掃など、日々活動を行なっていただいている。皆様のこのような活動の環が広がり、環境の知識を深め、市民一人ひとりが行動するきっかけになることを期待する。今後も泊理事長をはじめ、会員の皆様のご支援をお願いする。

「世界自閉症啓発デー」「発達障害啓発週間」イベント ドキュメンタリー映画「ちづる」の上映会が芸術劇場で。赤﨑監督を楽屋に訪ねる。
  4月2日を「世界自閉症啓発デー」、4月2日から8日を「発達障害啓発週間」として、全国各地で、自閉症をはじめとする発達障害の啓発行事が行われている。その一環として、本市でも今回の啓発イベントを開催。
映画「ちづる」は、重度の知的障害と自閉症をもった千鶴さんと、その母を1年にわたって撮影し続けた、優しい家族の物語で、マスコミなどで、ひときわ注目を集めている。兄である赤﨑監督の千鶴さんへの温かい愛情が、この映画を、障害をテーマとしながらも、家族のあり方を感じさせるものにしている。この素晴らしい作品に仕上げるまでの、赤﨑監督とスタッフの皆様のご尽力に深く敬意を表する。
本市では、平成24年2月に「北九州市障害者支援計画」を策定し、発達障害者支援センター「つばさ」を中心とした相談支援体制の整備や発達障害の子どもを持つ親への支援の充実など、支援策の強化に取り組んでいる。このような取り組みを通じて、発達障害のある、なしに関わらず、どんなことができ、どんな魅力があるのか、その人自身をしっかりと見つめ、誰もが一人の市民として、自分らしく生活できる地域社会を実現するため、今後とも様々な施策を進めていくので、ご協力をお願い申し上げる。

芸術劇場の大劇場へ。北九州交響楽団の第107回定期演奏会。清原先生と並んで前半の演奏を聴く。
小倉城の桜の花見客で大変にぎわっている。
市役所でファイルの整理に没頭。
湯川校区まちづくり協議会のお花見に招かれ、役員の皆さんと歓談する。見事な桜公園に多数の市民が夜桜を楽しんでいる。

北九州市立大学同窓会の小倉支部懇親会に出席。
  北九州市立大学は、昭和21年の開学以来、時代の進展とともに未来を見据えた改革に取り組まれ、60年以上にわたり、学問・文化・産業等に貢献する幾多の人材を育成・輩出してきた。53,000人を超える卒業生が、地元経済界をはじめ、各界でご活躍されていると伺っており、大変心強く感じている。
東日本大震災の発生から一年が経過し、本市では、「絆」プロジェクト北九州会議や、釜石市への職員派遣など、様々な被災地支援に取り組んでいるが、北九州市立大学においても、このたび環境技術研究所を設置し、地元企業に役立つ技術開発のほか、被災地の復興支援に役立つ災害技術の研究開発を行うなど、市としても大いに期待している。北九州市立大学同窓会においても、先月から福岡県内13支部が「絆たすき」をつなぐ支部リレー・ウォークをスタートされている。これは、東日本大震災をきっかけに「人と人との絆」を見詰め直し、「同窓の絆」を大切にしようというものであり、大変素晴らしい取り組みであると感じている。5月6日の北方キャンパスへのゴールまで、無事にたすきをつないでいただきたい。北九州市立大学同窓会のますますのご発展をお祈りする。

4月7日(土)
晴天、桜は満開。
総合体育館で第5回全日本ケイアイ物流杯少年少女剣道大会・第3回小島旗選抜個人選手権大会の開会式。市内外から、りりしい多くの剣士が集まる。
西日本各地からお集まりの少年、少女剣士の皆さんを歓迎する。剣道を通じ、心と技を磨き、たくましい青少年を育成するため、ご尽力をいただいている剣道指導者並びに関係の皆様に深く敬意を表する。剣道は、礼節を尊び、自己の修養に務められる人間形成を目指す武道として高く評価されている。剣士が真剣に剣道に取り組むその姿は、気迫にあふれ、見ている人を奮い立たせる。
今からちょうど400年前、慶長17年4月13日に関門海峡に浮かぶ小島で二人の剣豪が決闘した。武蔵と小次郎が戦った世に言う“巌流島の決闘”である。勝負に勝った武蔵は本市にもゆかりある人物で常に「平常心」を重んじ戦いに臨んだと言われる。選手の皆さんは、厳しい稽古で鍛錬を積まれ、本大会に向け準備していることと思う。日頃の練習の成果を発揮できるよう、是非、心の平衡を失わず「平常心」で試合に臨んで欲しい。

北九州大学の図書館を1階から3階まで視察する。谷伍平元市長が寄贈した森鴎外のコーナーに目がとまる。

自衛隊小倉駐屯地。自衛官候補生の入隊式で祝辞を述べる。グラウンドで、地元民間企業の社員が体験入隊の訓練で汗をかいている。
  「入隊される皆様、誠におめでとうございます。自衛隊には、国防はもとより、災害の際の救援活動など、地域の安全・安心のために、日々ご尽力いただいている。東日本大震災を契機に、自衛隊に対する国民の信頼と期待はますます高まっている。小倉駐屯地の隊員の皆様も、被災地のひとつである南三陸町で、数多くの方を救助し、瓦礫を撤去するなど、被災地復旧の第一線で活動された。隊員の皆様のご尽力に、深く敬意を表する。被災地の復興に向けての道のりは依然として険しいが、本市では、「東北地方の復興なくして、我が国の再生はあり得ない」という考えのもと、釜石市を中心に、積極的に被災地への支援を行っている。震災を教訓に、本市でも、危機管理の重要性を再認識している。安全で安心な市民生活の実現は、市政運営の根幹であり、まちづくりの中でも、最も優先されるべき重要な課題と実感している。入隊される皆様の職務は、国民の生命・財産を守るとともに、国際貢献にもつながるという信念と誇りを持って、国防、そして安全で安心して暮らせるまちづくりの第一線で活動していただくことを期待している。」

小倉南区の横代市民センターのリニューアル記念祝賀会に招かれる。横代神楽が披露された。初めて見る伝統文化、その継承に敬意を表する。
  開館35年という節目の年に、リニューアルオープンを迎えたことをお祝い申し上げる。横代地区は、校区を挙げての「横代まつり」の開催や「横代神楽」「しびきせ祭り」など、地域の伝統文化も大切に受け継がれている魅力あふれるまちである。横代地区の特色を活かした活気あるまちづくりに、愛着と誇りを持って日々取り組まれている立岩会長をはじめ多くの皆様に、心から敬意を表する。今回の大規模改修では、皆さんが利用しやすいよう段差の解消や多目的トイレの設置など、バリアフリー化や耐震補強などを行った。新しく生まれ変わった横代市民センターがさらに親しまれ、温もりのあるまちづくりの拠点として、多くの皆様に活用されることを期待する。

自鳴鐘「三師句碑」除幕式が花冷えの中、御祖神社妙見宮の和気清麻呂公の石像前で盛大に開催される。会主の寺井谷子さんから、46年前、同じ妙見宮で開催された父君である横山白虹先生の句碑除幕式の思い出を伺う。
  「本日、めでたく自鳴鐘「三師句碑」除幕式が開催されたことにお祝いを申し上げる。本市ゆかりの俳人、横山白虹、横山房子、寺井谷子の三氏句碑を建立する話が持ち上がってから、今日まで4年の歳月、建立委員会の熱い情熱に敬意を表する。本市は多くの作家や文学者を輩出しており、市民の文学活動も大変盛んである。こうした豊かな文化的土壌を未来へと引き継いでいきたい。来年は市制50周年の年。その記念の年に本市の文化・芸術の祭典のようなことができればと考えている。自鳴鐘同人会の皆様にもご支援・ご協力をお願いしたい。」

ヤマハミュージックフェスタ2012がソレイユホールで。毎年、盛大に開催され、子どもたちが熱演する。
小倉北区の今町校区恒例の新旧役員の歓送迎会に招かれる。
  「今町校区は、今月21日に行われる「紫川アユ放流祭」をはじめ、紫川の環境保全活動や川遊びイベントなど、校区のシンボルである「紫川」を活かし、活力あふれるまちづくりに努められている。校区内のスーパーマーケットの撤退により、買い物に困っている高齢者の買い物対策と高齢者間のふれあいの場として「朝市」を月2回実施していると伺った。明日開催される朝市にはお伺いさせていただく予定である。今町校区は、自治会加入率が9割近くで、小倉北区ではトップということだが、これも福丸会長をはじめとする自治連合会の皆さんのたゆまぬ努力の賜物と思っている。今町校区の今後ますますのご発展を祈念する。」
北九州市立大学同窓会小倉支部総会後の懇親会。一緒に校歌を歌う。久しぶりに男子の応援団部員が入部した。

4月6日(金)
一昨日の爆弾旋風で花びらは、どうなっただろうか。気になって勝山公園の嘉代子桜を見に出かける。小さな花弁だがしっかりと生き残っている。自然の生命力、大地の息吹に感動する。携帯電話で写真を撮る。


出光美術館企画展「狩野派の巨匠たちー継承される洗練の美」オープニングセレモニーに招かれ、出光昭介館長ご夫妻に挨拶。
  出光美術館は、一昨年、10周年を迎え、市内外からのファンが訪れる美術館として、また、門司港レトロ地区の観光名所として、なくてはならない存在である。本市の芸術・文化の振興とにぎわいづくりに大きな役割を果たしており、この場を借りて、厚くお礼申し上げる。本日から開催される企画展は、室町時代から江戸時代までの400年にわたって画壇に君臨した狩野派のコレクション。狩野派といえば、今も色あせない美しい金色を使った絵図を思い出す。狩野派は、その長い歴史の中で、京都と江戸のそれぞれの場所で、違った形で発展・継承されたと聞いている。その違いを趣深く、楽しみたい。今後とも、出光美術館の1ファンとして、見る人をうならせるような作品の展示を楽しみにしている。本企画展の開催にあたり、出光コレクションの貴重な名品を展示していただくなど、ご尽力いただいた出光昭介館長をはじめ、主催者である読売新聞社ほか、関係の皆様に深く感謝申し上げる。

福岡県弁護士会会長 古賀和孝氏ほか4名
梅本副市長から石巻市の出張報告。

北九州市立年長者研修大学校 周望学舎・穴生学舎の合同入学式。
  周望学舎・穴生学舎にご入学の皆様、本日は誠におめでとうございます。これから1年間、皆様はそれぞれのコースで学び、スポーツ大会や大学祭、修学旅行といったさまざまな行事を体験されることになります。多くの新しい出会いの中で、思い出に残る、素晴らしい学舎生活を送られることを願っています。年長者研修大学校には、周望学舎シルバーバンクや穴生学舎クッキングボランティアの会など、卒業生や在校生で組織された、様々なボランティアグループがあり、卒業後も多くの方が、本校で学んだ知識や経験を活かして、地域で活躍されています。本日ご入学の皆様にも、地域社会と積極的にかかわり、地域づくりの牽引役となっていただきますようお願いいたします。皆様が健康に留意され、楽しく、元気よく、充実した一年を過ごされますことを祈念しています。

4月5日(木)
7時40分、朝のRKBラジオ番組「中西一清スタミナラジオ」に出演。
北九州合同県人会の代表世話人 田中丸善昌氏が北九州合同県人会の案内に。
新日鐵エンジニアリング㈱北九州寮の竣工披露式。
  東田地区では、地域全体で社会実証をする「北九州スマートコミュニティ創造事業」を推進している。 北九州寮には、太陽熱や地中熱を空調や給湯に利用する最新のエネルギーシステムを導入し、CO2排出量を20%削減すると伺っている。このシステムは、東田地区のエネルギー中央管理センターである「地域節電所」との連携により、北九州寮のみならず、地域全体のエネルギーの効率利用にも貢献いただく。昨年、本市はOECDより、パリ、シカゴ、ストックホルムと並んで、グリーン成長のモデル都市に選定された。また、国より環境未来都市とグリーンアジア国際戦略総合特区にダブルで指定された。2つの制度の指定を受けて、環境にやさしい、新技術、新エネ、省エネ等を市として強力に推進している中で、最新のシステムを取り入れた北九州寮の竣工は、大変弾みがつく。東田地区での「北九州スマートコミュニティ事業」は、国内外からの関心も高く、北九州寮をはじめ、地域節電所などでの成果については、今後、国内だけでなく海外へも発信、展開していきたい。

若松区で「ユーカリの会」15周年の記念祝賀会。
  発足15周年を心からお祝い申し上げる。平成10年の発足以降、高齢者や障害のある方への支援を目的に、精力的に活動を続け、昨年、皆様の長年の活動が評価され、内閣府から表彰を受けたことを心からお祝い申し上げる。月2回のミニデイサービス、バスハイク、四季をめでる行事など、毎年、高齢者の皆様が楽しく交流され、健康増進にもつながっている。皆様には、今後とも、地域福祉活動に取り組んでいただくとともに、地域でのボランティア精神の育成にご尽力いただきたい。本市としても、高齢者の孤立を防ぎ、住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域福祉活動への支援や環境づくりに努めてまいる。「ユーカリの会」の今後ますますのご発展を祈念している。

小倉リハビリテーション学院 平成24年度入学式に招かれる。
秘書課長から諸報告。
西部ガス株式会社 北九州支社長の平島孝三郎氏ほか2名が異動挨拶。
総務企画局行政経営室長から第1回行財政改革調査会について。
北九大環境技術研究所の伊藤教授。

4月4日(水)
日本列島を吹き荒れた昨日の最悪の爆弾旋風、市内の被害状況の報告を求める。
桜の花が、あの強風の中で生き残っていた、自然の生命力に感動する。
午前中は、震災がれきファイルの精査に没頭。
広報室、環境局、産業経済局と内部協議。
秘書室次長ほかと日程協議。
三菱化学㈱黒崎事業所長の福田信夫氏ほか2名が新任挨拶。
北九州市医師会長の合馬先生。

今日の市長定例会見で、国土交通省「水・環境ソリューションハブ」の認定証授与について、また、市内の放射線量測定を行う方針を報告し、質問にこたえる。

4月3日(火)
国土交通省下水道部長に面会。
「水・環境ソリューションハブ」構想に係る認定証の授与式。
国土交通省「水・環境ソリューションハブ」にかかる認定証授与式での認定六都市を代表して一言謝意を表する。
  「水・環境ソリューションハブ」のAlliance Advanced Agencyに認定いただき、誠にありがとうございます。水・環境分野の国際展開に先進的に取り組む自治体として、名実ともに認められたものと、大変光栄に思っています。
 これもひとえに、かねてより国際技術協力に積極的に取り組み、発展途上国の環境改善に力を尽くしてきた各都市の熱意や幾多の実績、さらには、水・環境インフラの国際展開を牽引する取組姿勢などが、高く評価されたものと、嬉しく思っています。
 さて、北九州では、環境と経済の両立を目指す「緑の成長戦略」のもと、昨年12月にダブル選定をいただいた「環境未来都市」「グリーンアジア国際戦略総合特区」の取組の柱として、海外水ビジネスを推進しています。その実施にあたっては、民間企業119社が参加した「北九州市海外水ビジネス推進協議会」を軸に、活動を展開していますが、多様化した世界のニーズに的確に応えた、最適なソリューションの提供には、より一層きめ細かい取組が必要と、実感しています。そのため、本市としては、この「水・環境ソリューションハブ」の枠組みを活用し、国土交通省をはじめ、今回認定された都市の皆様の英知も拝借しながら、精一杯取り組んでいきたい。特に、新たな技術の開発やノウハウの蓄積、製品・技術の紹介や国際研修などを効果的に行うため、国の支援をいただきながら、先進自治体に相応しい「国際戦略拠点づくり」も進めていきたいと考えています。
 今回の認定を契機に、私ども認定都市一同、より一層、国際展開の取組を加速させていく所存ですので、今後ますますの支援をお願いしまして、お礼のご挨拶に代えさせていただきます。

前田 国土交通大臣に面会、「水・環境ソリューションハブ」認定証授与の謝意を表する。
国土交通副大臣の奥田建氏、吉田治氏、大臣政務官の津川祥吾氏。
環境省、警察庁など霞が関を挨拶回り。
羽田へ急ぐ。
春の嵐、強風で交通が寸断。
強風のため、13:55羽田空港発の発券は止まったまま。13時前、欠航のアナウンス。夕方、どうしても出席予定の会が地元であるので、あわてて新幹線の品川駅へ急ぐ。13時17分発に滑り込むが、名古屋の手前で列車は止まる。動き出したと思ったら、また、米原、京都でストップ、希望と失望の繰り返し。新大阪駅では長時間待たされる。しかも、いつ動き出すのか皆目わからない。気が気ではない。夕方、秘書室が宿泊の仮予約。念のため、明日午前中の予定を副市長対応などで組みなおす。
結局、列車を2回乗り換えさせられ、小倉に着いたのは深夜。乗客は皆ぐったり。
連合福岡役員との意見交換会には残念ながら欠席となった。
10時間たっぷりと、自然の猛威を思い知らされる。
絵もない、歌もない、飾る言葉も、、ふんだりけったりで布団をかぶる。

4月2日(月)
石巻市長と電話で会談。
今週、本市の調査団を石巻市におくるので宜しくとの挨拶。
石巻市長からは、「広域がれき処理で市民に復興への取り組みが見える。お力添えを頂きたい」旨の話があり、私から、「北九州市議会の全会一致の議決、総理、環境相の要請を重く受け止め、できる限りの努力をしたい」とこたえる。

局長級辞令交付式・各種辞令交付式。危機管理監(局長級)と危機管理室を市長直轄組織としてスタートさせる。
新規採用職員辞令交付式で挨拶。北九州市は、震災からの復興に協力しようと、去年、仙台市で初めて採用試験を行い、東北3県から、22歳から48歳まで合わせて17人を職員として採用した。
  「皆さん、入職、誠におめでとうございます。152名の方を職員としてお迎えすることができ、大変嬉しく思います。
 昨年、日本は戦後最大の国難といえる大震災を経験し、改めて国民の生命や財産を守るということが公務員の最も大切な使命であることを再認識させられました。国民が心を一つに復旧復興に力を尽くす中、本市としても、様々な支援に取り組み、特に採用試験においては、被災者の方へできる限り雇用の場を提供したいとの思いから、仙台に試験会場を設けた2次募集を行い、岩手、宮城、福島の3県から17名の方を迎え入れることができました。この17名の方をはじめ、2次募集の合格者は遠方の方が多く、故郷を遠く離れて新たなスタートを切ることとなります。不安も多いと思いますが、ぜひこの北九州を第二の故郷として、新しい仲間とともに、強い志を持って業務に取り組んでもらいたいと思っております。
 さて、本市は今、大きな変革を迎えようとしております。昨年12月には「北九州市環境未来都市」と「グリーンアジア国際戦略総合特区」がダブルで選定を受け、環境分野における世界のトップランナーとして、雇用・経済の成功モデルを発信しようとしています。 また、平成25年2月には、市制50周年という大きな節目を迎えることから、B-1グランプリや日本青年会議所の全国会員大会など、市始まって以来の最大級のイベントが数多く予定されており、かつてない大きな賑わいのチャンスが到来します。
 これから皆さんは、様々な部署に配属されます。華やかで、注目を浴びる仕事もあれば、コツコツと積み上げていく仕事もあります。大事なことは、どこに配属されるかよりも、配属された部署で何を学び、何を身につけ、「行政サービス」の向上につなげるかです。いずれの部署でも、丁寧に市民の皆さんと接するとともに、市民との協働を心がけることで、まちづくりは前進し、大きな成果を得られます。
 先ほど、代表者から服務の宣誓がありました。これは、市民に対しての約束です。行政運営には、市民との信頼関係が欠かせません。一つの過ちが、公務員全体の信頼を失うこととなります。自らを厳しく律し、市民から信頼される職員になっていただきたいと思います。また、仕事のみでなく、一人の市民として積極的に地域活動に参加して下さい。地域の様々な活動に目を向け、参加することによって醸成される信頼関係は、市の施策を展開する上で重要となる市民との協働に不可欠です。ぜひ、本日の新たなスタートを機に、地域の中に溶け込んでほしいと思います。
 今、我々、公務員にできることは何でしょうか。皆さんご自身でしっかりと考えていただくとともに、市職員としての誇り、高い志を持ち、活躍されることを期待して、挨拶とします。」

広報室。
消防団長の辞令交付式・感謝状贈呈式。
秘書課長から諸報告。
㈱福岡銀行代表取締役 副頭取の古村至朗氏ほか2名が挨拶に。
広報室イメージアップ担当課長。
三役会議。
市幹部会。
節電推進本部会議。
産業雇用戦略推進本部会議。
18:20北九州空港発で羽田空港へ。
首都圏シティプロモーション本部との意見交換。

4月1日(日)
晴天。早朝は、風があり肌寒い。
8時、政務で歴史のある社会人ソフトのバイパスリーグの開会式へ。
第45回桜花少年剣道大会の開会式。
市立美術館で第50回北九州芸術祭の開会式。
「表装作品展」の視察。
小倉の魚町商店街のポポラート三番街オープニングセレモニーで祝辞を述べる。魅力的なショッピングゾーンを内覧する。ポポラートは、イタリア語で、人が集まるの意。
中央町商店街のジャズ喫茶に立ち寄る。
第50回北九州芸術祭の記念懇親会。
第32回前田さくら祭り。しばしば雨に泣かされたが、今年は、実にいい天気だった。

3月31日(土)
第26回北九州少年剣道大会の開会式で歓迎の挨拶。
政務で小倉城の花見へ。
芸術劇場でピーター・ブルックスの「魔笛」を観る。 
歴代市長が団長をつとめる北九州市ジュニアオーケストラの第15回スプリングコンサートへ。
東日本大震災復興支援 福島・北九州少年ラグビー交流大会の歓迎会へ。
フェイスブック、ツイッターの対応。

3月30日(金)
晴れ。
連合北九州からの政策・制度要求に対する中間回答を市役所でおこなう。
席上、連合北九州の役員から文書で瓦礫受け入れの要請がなされる。
  「東日本大震災に伴い生じた災害廃棄物の受け入れについては、市議会の決議(3月12日)、首相からの協力要請の書簡、環境大臣からの要請(3月26日)を受け、現在、鋭意検討を進めている。本日、先行事例の調査として東京都を職員が訪問しており、来週には被災地の宮城県石巻市の調査を行う予定。被災地の復旧・復興の大きな支障となっている災害廃棄物を受け入れるべきという、連合からの要請については、重く受け止める。一方で、放射能不安をお持ちの方がおられることも事実である。今後、市民への説明や、情報公開を行うことで、理解を深めていただくことが重要と考えている。」

昨年、106歳でご逝去された竹内愛子先生を偲ぶ会で挨拶。
  「日本の女子体育のパイオニアでその分野の研究者であった竹内先生は、「女子の体育は女子の手で」とういう言葉のもと、昭和29年4月に現在の福岡県女子体育連盟の礎となる女子体育同好会を発足し、初代の会長としてその発展にご尽力された。当時から生涯スポーツの重要性を見据えて活動し、福岡県女子体育連盟の会員は、設立当初から幅広い年齢層で組織していた。先日、47回目となる「福岡県女子体育連盟」の創作ダンス研究発表会を拝見したが、幼稚園児のグループから、大人のグループまで幅広い層のダンスグループが参加し、心豊かで美しいダンスで多くの観客を魅了していた。また先生は、指導者の育成などに励む傍ら、国際女子体育会議に積極的に参加され、国外の動向を学び視野を広げるほか、本市において九州で初めてとなる全国女子体育研究大会を開催するなど常に時代の一歩先を見据えた活動を続けておられました。今、本市の様々な生涯スポーツの分野で、先生のご尽力が活かさていることに、改めて感謝申し上げたい。新年度から、中学校でダンスの授業が男女とも必修になったことは、竹内先生はじめご臨席の皆様の長年のご尽力の成果であり、深く敬意を表する。」

三菱マテリアル㈱都市ごみ焼却灰資源化プラントの竣工式。
  「日本最大のセメント生産量を誇る三菱マテリアル九州工場において、資源循環型社会の構築に寄与する新たな取り組みがはじまる。この事業は、九州工場の黒崎地区において、新たな事業が展開され、さらに将来的にも事業規模の拡大も見込まれる取組みであること、廃棄物をセメント原材料として活用し、再び建築資材としてよみがえらせる「産業の環境化」とも言うべき取り組みが、環境モデル都市である本市で展開されること、多くの自治体では、処分場の確保は大きな課題であり、その解決に寄与する取組みであることなど、大変、意義深いものと評価している。三菱マテリアル株式会社がさらに大きく飛躍され、本市を拠点に日本の環境・リサイクル産業の牽引役となることを祈念する。」

釜石市への職員派遣式。
  「東日本大震災の発生から一年が経過したが、復興に向けての道のりは、依然として長く険しく、引き続き、国をあげての支援が必要である。本市では、これまで官民が一体となって、被災地や被災者に対する様々な支援に取り組んできた。特に、ともに製鉄のまちである釜石市に対しては、積極的な支援を続けており、「釜石デスク」を中心にした取り組みは、具体的な成果も表れてきたところである。今後さらなる後押しを進めるため、4月より9人の職員に、一年を通して、釜石で活動してもらうこととなった。豊富な知識とノウハウを持った優秀な職員が、被災地復興の支援に向かってくれることを頼もしく思う。バックアップ体制には万全を期するが、現地の生活環境や気象条件は決して良いとは言えず、また、派遣期間が長期に及ぶことから、くれぐれも、体調には十分注意してほしい。これまでの知見を存分に活かして、精一杯頑張ってください。」
北九州市民を代表して被災地に赴き、経験を活かして復興支援に全力で頑張る、との職員代表の決意表明に感銘を受ける。

3/31付局長級の退職辞令交付式。あわせて感謝状をおくる。
産業経済局新産業振興部長から衛星について。
秘書課長から諸報告。
3/31付定年退職者辞令交付式。
建設局海外水ビジネス担当部長。
平成23年度退職記念懇談会。
識者との懇談。  

3月29日(木)
午前中は、久しぶりにフリータイム。がれき処理の安全性確保に関する資料の精査。
㈱NTTファシリティ-ズ九州支店長 石塚慎二氏が挨拶に。
九州経済産業局長の瀧本徹氏が離任挨拶。
小倉北区の赤坂市場の火災現場の視察。消防署の案内で焼けた市場内を見て回り、罹災者にお見舞いを申し上げる。
識者と懇談。
今夜もショパンの幻想ポロネーズ。

3月28日(水)
市長定例会見で新しい北九州市障害者スポーツセンター(愛称アレアス)を来る4月22日(日)12時にオープンすることを発表。

TV出演収録(市政テレビ番組「なるほど北九州」)
平成23年度 ノーマイカーデー活動表彰およびエコドライブ活動表彰 授与式。
環境局長から太陽光発電などについて。
北九州子育て支援ネットワーク会議。
市民文化スポーツ局安全・安心担当理事。
北九州イノベーションギャラリーの寺西大三郎館長が退任挨拶。
秘書室次長ほかスタッフと日程協議。
産業経済局総務政策部長から産業雇用戦略推進本部会議について。
中国庄河市政府 孫宏市長による市長表敬。大連市に隣接し、北九州市の技術支援でエコタウンの建設に力を入れている。
第17回毎日・北九州フォーラム。ゲストスピーカーで、ドラッカーの紹介者としても知られる日本総合研究所の野田会長に挨拶。毎日新聞によると、
フォーラムで野田さんは、「成功した経営者は例外なく過去の失敗談を楽しそうに語る。『成功』の反対は『失敗』ではなく、何もしないこと」と語った。
北九州市にぎわいづくり懇話会の戸畑大発会「みんなで飲んで盛り上げようin戸畑」。
始めたばかりのフェイスブックを試してみる。

3月27日(火)
広報室。
梅本副市長、環境局幹部職員と協議。
第20期北九州市青少年問題協議会 第4回全体会議。
近藤髙博固定資産評価員から平成24年度固定資産評価調書に関する説明。
特別養護老人ホーム「杜の家」、複合型特別養護老人ホーム「サポートセンター本城」の落成式に招かれる。
産業経済局農林課長から国要望について。
松崎副市長。
国土交通省九州地方整備局長の中嶋章雅氏が退任挨拶。
北九州市防災会議。修正案を説明し、承認される。
北九州商工会議所の永年継続議員表彰・企業表彰式、記念パーティ。
特定非営利活動法人「北九州市大連交流協会」の発会式。

3月26日(月)
㈱安川電機小倉事業所のロボットを展示する「T-beat Square」を視察。
環境省 九州地方環境事務所長の星野一昭氏が来訪。
九州歯科大学理事長兼学長の福田仁一氏が退任挨拶。
広報室長。
環境局加茂野部長から諸課題について。
総務企画局東日本大震災支援対策担当理事、課長から定例報告。
協同組合日専連北九州による絆プロジェクト北九州会議への寄付金贈呈式。
魚町銀天街でのチャリティーイベントの収益金などを絆プロジェクト北九州に寄付していただく。イベントでは、釜石市の特産品を販売したり、募金を集めるなど、被災地支援の取り組みによって会場は大いに賑わったと聞いている。
ラジオ出演収録(FM KITAQ)
消防局長ほか地域防災関係者とシンポジウムへ。
北九州市防災タウンミーティングで冒頭、市長講演を20分おこなう。テーマは、これからの北九州市の地域防災。次に、釜石の奇跡で知られる防災学習の専門家でもある群馬大学の片田教授の講演。
シンポジウムでは、市民から質問や意見が活発に出される。終わって、防災タウンミーティングに参加していただいたパネラーの皆さんと意見交換。防災に関する有意義で貴重な助言を聞く。

第35回の「森鴎外をしのぶ春の集い」が小倉北区京町の住居跡碑前の会で。挨拶。ビルの谷間を吹き抜ける風で寒かった。
  「明治35年3月26日に、文豪 森鴎外が、陸軍第十二師団 軍医部長として2年10ヶ月を過ごした小倉を離れ、東京に向かった日を記念して、毎年この会が開催されている。出口会長をはじめ、「北九州森鴎外記念会」の皆様には、日ごろから、森鴎外の事跡の顕彰や普及活動に積極的に取り組み、本市の文化発展にご尽力いただき、深く感謝申し上げる。今年は、鴎外が誕生して150年、鍛冶町の旧居が整備されて30周年という節目の年にあたる。シンポジウムや読書感想文コンクールなど、鴎外の文学や人柄についてさらに関心を高め、鴎外の足跡や、郷土の豊かな歴史・文化を見つめ直していただけるようなイベントを開催する。鴎外の住んだ家は、北九州のほか、出身地の津和野とベルリンにも残っている。これらの地域でも、生誕事業に取り組まれると聞いている。今後も鴎外にゆかりが深いこれらの地域と連携を深め、本市の文化発展の基礎を築いた森鴎外の人柄や作品に親しんでいただけるよう、積極的に取り組んで参りたい。」

3月25日(日)
晴天。午前中、環境大臣 細野豪志氏ほか環境省幹部と市役所で面会。
細野環境相から、宮城県石巻市では100年超のがれきが発生し、被災地で一番厳しい状況にあるとの説明があり、北九州市に支援の検討を要請された。市長から、全会一致の市議会決議や市の具体的検討状況をふまえ、石巻市に職員を派遣し、実態を調査するとこたえる。

来北した国連大学高等研究所の上席研究員 竹本和彦氏に面会。国際的に著名な地球環境問題の識者。北九州市のESD活動へのご支援を要請する。
買い物難民問題で先駆的な活動を続けている小倉北区今町のふれ愛朝市を視察する予定だったが、環境大臣との面会の日程が入ったので、視察の予定を後日に繰り越す。
地域防災計画、とくに原子力発電所の災害対応についてのファイルを精査する。

第3回北九州市子どもノンフィクション文学賞の表彰式。
  「国内外から寄せられた1,104編の応募の中から厳正な審査を経て、受賞された皆さん、誠におめでとうございます。本市は文豪 森鴎外ゆかりの地であり、杉田久女、林芙美子、火野葦平、松本清張など優れた文学者を数多く輩出した土地。この文学賞は、本市の先人たちが築いてきた豊かな文化の土壌を、次世代を担う子どもたちに受け継いでいってほしいという強い思いから創設された。審査員、学校関係者をはじめ、ご尽力いただいた皆様に厚くお礼申し上げる。本市は、子どもたちの豊かな心や感性を育むため、さまざまな事業を展開しているが、今後も、魅力あふれる芸術・文化のまちを目指したい。」

3月24日(土)
曇天、風は冷たい。
総合体育館で第13回北九州市長杯争奪 西日本地区高等学校バレーボール大会。りりしいアスリートたちが勢揃い。日本の将来に明るさを感じる。開会式で歓迎の挨拶。
  「西日本各地からお越しの1,200名余りの選手、大会役員、関係者の皆様を心より歓迎する。ロンドンオリンピックに向かって、北九州市出身の全日本女子バレーの司令塔、竹下佳江選手も自身3度目のオリンピック出場を目指し頑張っている。また、北九州市が準ホームである堺ブレイザーズもVプレミアリーグのトップチームとして活躍している。バレーボールにゆかりの深い本市にとって、未来に羽ばたく高校生が数多く集うバレーボール大会を開催することを大変喜ばしく思う。」

国道3号黒崎バイパスの開通記念ウォーク。
  「多くの皆様にご参加いただき感謝する。バイパス建設に際し、国土交通省をはじめ、沿線の企業や地域の皆様の多大なご協力にお礼申し上げる。黒崎バイパスは、慢性的な交通渋滞を解消し、中心市街地の活性化、地域産業の振興を図るために、欠くことのできない道路である。黒崎地区では、コムシティの再生、文化交流拠点地区のオープンなど副都心活性化に向けて取り組みを行ってきた。バイパス北側に位置する八幡東田地区は、北九州スマートコミュニティ創造事業が展開されるなど、本市の環境分野の中核地区である。昨年12月に、国から「環境未来都市」と「グリーンアジア国際戦略総合特区」のダブル指定を受けたことで、その重要性はますます高まっている。このような中、今月30日に、「前田ランプから黒崎北ランプの区間」および「皇后崎ONランプ」の開通を迎える。来年度の都市高速直結後、いよいよ黒崎バイパスの残る整備箇所は「春の町ランプ」と「黒崎西ランプ」の2つとなる。この2つが整備され、一日も早くバイパス全線が完成することを強く望む。市としても、早期の全線完成に向けた取組を全力でおこなっていく。今後とも、市民の皆様、黒崎バイパス建設促進期成会の皆様のご支援・ご協力をお願いしたい。」

門司区の清見市民センターの開館10周年記念式典。
門司区で多機能ホーム「えん」、八幡西区の複合型特別養護老人ホーム「わかば」の竣工式に招かれる。

ムーヴで北九州ESD協議会の第5回未来パレットの活動報告会。
  「寺坂代表をはじめ北九州ESD協議会が、発足当初から本市におけるESD「持続可能な開発のための教育」の推進に取り組まれていることに、厚くお礼申し上げる。北九州市は、昨年、OECDからグリーン成長のモデル都市に、国からは環境未来都市に選定された。世界の環境首都を目指して取り組みを進めるので、皆様には今後ともご協力をお願いする。2014年に日本で開催される「ESDの10年・最終年会合」に向けて、北九州ESD協議会としても様々な活動に取り組まれると思うが、市としても、支援していきたい。ESD活動のネットワークがさらに広がり、北九州ESD協議会が発展することを祈念している。」

消防局長と北九州市消防音楽隊の第38期定期演奏会に出席。活気に満ちた演奏とカラーガード隊の華やかな踊りに拍手をおくる。
戸畑区婦人会協議会の結成60周年記念の会。
小倉で将棋名人400年祭 第20回北九州ハイビジョン将棋フェスティバルの前夜祭。米長会長はじめ10名のプロ棋士が来北。
小倉中央ロータリークラブの創立20周年記念懇親会。楽しいひと時をロータリアンと過ごす。
明日、細野環境大臣との会談が行われる。

3月23日(金)
2月定例会の最終日の本会議。議案の採決が行われる。
市長提出議案の全案件が可決承認されて閉会、ほっとする。
エィムビルで「わたしと地球の環境展」。斬新で明快な説明で大変わかりやすく、随所に地球環境問題解決のヒントが示されている。
教育委員の上田隆雄氏が退任の挨拶に。
環境局長と細野環境大臣との面会について協議。
三菱化学㈱黒崎事業所長の鈴木龍男氏ほかが異動に伴う挨拶に。
第42回日本少年野球春季全国大会に出場する八幡西ボーイズによる表敬。
地方自治に関して読売新聞のインタビューを受ける。
議会最終日恒例の市長・副市長・局区長等の懇談会が若松で。
絵もない、歌もない、飾る言葉も、、何とか4畳の自室に戻る。今夜は酔った。

3月22日(木)
北九州JCシニアクラブからの提言受け。
北九州市青年会議所とOBのシニアクラブの代表から、市長に対し、独自の調査によって安全性を確かめた上でがれきを受け入れるよう求める提言書が提出される。市が独自にがれきの放射線の調査を行い、市民の不安解消に努めることを前提に、がれきの受け入れを求めている。がれき受け入れには7割が賛成との市民アンケートの結果も示された。

秘書課長から諸報告。
予算特別委員会の全体会。
秘書室と日程協議。
成23年度全国高等学校選抜自転車競技大会の開会式。
広報室長から読売新聞インタビューについて。
中国情勢について一考する。
パルシファル、作曲者には申し訳ないが、全身から疲労感が浮き出てくるようだ。これが、カタルシス、それとも芸術作品の感動?

3月21日(水)
青い空、晴れ間が戻る。
市議会の代表者会議で教育委員などの人事案件を提案する。
広報室広報課長からFM KITAQの収録について。
秘書課長から諸報告。
ウェル戸畑で平成23年度子育てに優しいまちづくり推進事業の活動事例報告会。
南九州市副市長 鶴田康夫氏ほか1名が来北。両市間で職員の人事交流をおこなっているが、今春から担当職員が交代する。
「わたしと地球の環境展」の主催者が開会前のご挨拶に。九州では北九州市が初のお披露目となる。
消防局長からタウンミーティング「これからの北九州市の地域防災」における市長講演について。
建築都市局都市交通担当部長からモノレールについて。
㈱スターフライヤー代表取締役社長の米原慎一氏が北九州-釜山線について報告に。

3月20日(火・祝)
曇天、少し肌寒い。
山歩きファッションショーin皿倉 開会前の挨拶。皿倉山をプロモーションするため、山ガールのブームに着目した八幡東区役所職員のアイデアで企画。グッドアイデアだと思う。帆柱自然公園愛護会、ヘルスメイト、市職員など皆さんの支援で行った初のイベント。
このあと八幡東区役所課長の案内で帆柱キャンプ場、北九州フィールドアーチェリーランド、薬用植物園を視察。八幡東区担当課長、井上係長と一緒に河内貯水池まで登山道を1時間ほど歩く。災害で通行止めになっているところは迂回する。猪やサルなど動物には出くわさなかった。かなり間伐されていない。間伐など周辺環境を整備すれば、もっと快適な遊歩道になるはずだ。
帰宅して、震災廃棄物の安全基準について、多くの学識経験者の意見を精査する。
久しぶりに、ワグナーのパルシファルの前奏曲を聴く。何年ぶりだろうか。

3月19日(月)
予算特別委員会の市長質疑。10時から17時過ぎまで。東日本大震災のがれき受け入れについて市議会の各会派から質問を受ける。
全会一致で可決されたがれき受け入れの決議を市長はどのように受け止めているか、決議どおり受け入れを表明すべきとの質問に対する答弁要旨は、次の通り。

【被災地の状況】
東日本大震災による災害廃棄物は、環境省の推計によると、岩手・宮城の両県で合わせて2,000万トンを超える膨大な量が発生している。未だ、そのうちの6%弱しか処理が進んでおらず、特に最終的な処理先の確保が厳しい状況となっている。被災地では、現在も災害廃棄物がうずたかく積み上げられたままの状態であり、復旧・復興の大きな妨げとなっている。
【広域処理の状況】
広域処理については、東北以外では東京都が受入れを行っており、その他には、静岡県島田市が、今月15日に、正式に受入れを表明したのみである。また、受入れの方針を表明したものの、住民の反対により撤回したり、凍結した自治体があることも事実である。

【災害廃棄物の受け入れ決議について】
このような中、今回、被災地のがれきを受け入れるべきとの決議が全会一致で採択されたことは、真摯に受け止めるべきと考えている。がれきの山が被災地の復興を妨げているということについて、何とかしなくてはならないという思いは共有させていただいている。
【国の動き】
政府では、災害廃棄物の広域処理の緊急性を踏まえ、今月16日に、多くの道府県及び政令指定都市に対し、内閣総理大臣から要請書を送付し、本市にも届けられた。このことは、極めて異例なことである。これまで本市は、被災地からの受け入れ要請があれば、可否を検討する立場を表明してきた。総理要請は、節目となる。

【市民の不安】
一方で、一部の国民の中には、人の健康、特に子どもの健康に対する不安や農水産物への影響、様々な地元産品に対する風評被害を懸念する声があることも事実である。
【監視体制等の他都市の状況】
情報収集の一環として、今月15日に開催された、宮城県女川町での意見交換会に派遣した職員からの報告では、がれきの搬出にあたって、仮置き場や選別施設、コンテナへの積み込みの各段階において放射線量を測定するなど、安全に十分注意しながら作業が進められていたということであった。
また、受入れ側である東京都では、住民に対し、放射線量の測定結果などについて迅速な情報公開と丁寧な説明を行い、不安感の払拭に努めているということを聞いている。
【他の自治体の独自基準】
現在、受入れを行っている自治体や受入れを表明している自治体の中には、独自の基準を定めているところもある。その数値としては、可燃物を受入れる際の基準値としては、山形県が1キログラムあたり200ベクレル、静岡県島田市をはじめとする複数の自治体が100ベクレルを、また、焼却灰を埋立処分する場合の値としては、山形県が1キログラムあたり4,000ベクレル、大阪府が2,000ベクレルなどとなっている。

【本市独自の基準】
複数の自治体が可燃物を受入れる際に用いている「1キログラムあたり100ベクレル」という基準は、原子炉等規制法のクリアランスレベルを満たすものであり、それ以下であれば、放射性物質として取扱う必要のない基準である。
この基準を算出するために用いた放射線量は、年間0.01ミリシーベルトであり、これは健康に対する影響を無視できるレベルで、国際的に認められている。
いずれにしても、市議会決議に盛り込まれた「本市独自の基準」については、受入の検討を行っていく中で、考えていきたい。

【受入れに対する今後の方針】
私自身、様々な思いがあるが、入り口で立ち止まっているだけでは何も解決しない。健康被害をはじめとする安全・安心面、風評被害などのリスクをできるだけ小さくしつつ、東北の復興に貢献するにはどうすればよいか早急かつ現実的に考え、行動する必要があることを強く感じている。
そこで、これまでの情報収集から一歩踏み込み、具体的な支援先を決め、受入れ方法や健康への影響などについて、専門家を交えて、精緻な議論を進めることとしたい。
具体的には、
・対象とするがれきの種類
・搬入時の放射線量の目安や運搬方法
・焼却、最終処分の方法
・放射線量の測定方法
・健康面や農水産物、地元産品への影響
・不安払拭に向けての市民への広報
・試験焼却の方法やモニタリング
など、様々な点について検討をすすめる。
この検討は、受入れにあたって必ず行うべきプロセスであるとともに、スピード感を持って行う必要があり、ただちに着手するように指示をしたところである。
【受入れの可否】
受入れの可否については、この検討結果を市民にお示しした上で、最終的に判断したい。

予算特別委員会の市長質疑。
予算審議の山場。10時から17時過ぎまで、震災廃棄物受け入れ問題などで答弁する。
総務企画局国際政策課担当係長が(財)自治体国際化協会シンガポール事務所派遣前の挨拶に。アジアと環境を視野に緑の成長戦略をすすめる本市にとって、シンガポールは、東南アジアの情報収集の拠点となる。
環境局幹部職員と意見交換。
誕生日、自宅でケーキのローソクを吹き消し、家族としばし団らん。

3月18日(日)
小雨がぱらつく。小倉南区の平尾台クロスカントリー2012。オリンピック出場を決めた安川電機の中本さんに花束を贈る。ゲストランナーとして3キロコースを走る。体育指導員や自治会関係者がお世話をしている。
かぐめよし少年自然の家を視察。創設から39年。
午後から、明日の予算市長質疑6時間の準備。幹部職員と一問づつ議論し、答弁書確定する。震災廃棄物の受け入れ問題に時間が割かれる。
明日、一歩を踏み出す。

3月17日(土)
晴れ。
小倉北区桜丘市民センターの改修工事完成記念 祝賀会。
個人事務所で打ち合わせ。
尾倉中学校同窓会「帆陵会」 第11回総会。隔年の行事、同窓会の大変な努力に敬意を表する。
震災廃棄物の広域処理に関する資料を精査。
マリア・ジョアオ・ピリスの演奏でモーツアルトKV.310など、朝、夜、気持ちが少し和む。

3月16日(金)
宮城県女川町での震災廃棄物に関する広域処理会議の報告を受ける。環境局長ほか幹部職員と協議。
梅本副市長、総務企画局長と協議。
包括外部監査報告書受け。指摘を真摯に受け止め、今後の市政運営に反映させたい。
監査委員会事務局長。
日本講談協会 神田紅氏による市長表敬。
JX日鉱日石エネルギー(株)相談役の木原誠氏ほか3名が樹北。水素など新エネルギーなどについて。
九州地方更生保護委員会 委員長の笠原和男氏ほか3名が就任挨拶に。
門司港サイロの竣工記念式典。40数年ぶりに門司港に飼料用サイロが完成。
識者と意見交換。

3月15日(木)
NEC代表取締役社長の遠藤信博氏が挨拶に。
水道局総務経営部長から松山市の水道事業について。
秘書室秘書担当課長から諸報告。
新エネルギー政策の推進について識者と意見交換。
連合福岡の会長、事務局長、次長に面会。
夜、宮城県女川町で本日開催された環境省の説明会に参加した職員からの第一報を電話で受ける。

3月14日(水)
市長定例会見で北九州スマートコミュニティ創造事業の海外輸出第1号について報告。
  「北九州市は、経済産業省が募集した「インフラ・システム輸出促進調査等委託事業」に、新日鉄エンジニアリング株式会社等と共同で応募し、3月12日に採択された。本事業は、昨年12月に国から選定されたグリーンアジア国際戦略総合特区に掲げられたものであり、北九州スマートコミュニティ創造事業の海外輸出第1号としても位置づけられる。
スラバヤ市との関係。
インドネシア共和国スラバヤ市と本市は、長年「生ゴミのコンポスト化事業」等により都市間の協力関係を形成。この関係をさらに強化するため、平成23年3月にスラバヤ市長と戦略的環境パートナーシップ共同声明を実施した。この声明に基づき、「コミュニティ地区での排水処理」「浄水供給事業」等に取り組んできた。
今回の事業採択により、両市間において、エネルギー、廃棄物、排水、飲料水といった都市インフラに関する重要要素を包含した都市パッケージ輸出の形が整った。
本事業は、アジア低炭素化センター設立後、何度も現地調査を行い、ニーズを発掘し、プロジェクト形成を行ったもので、スラバヤ市との国際協力を基盤とした緊密な関係があったため行えたものである。
今後の展望。
インフラ・システムの海外展開を官民が連携して強力に推進することは、急速に発展するアジア等の新興国のグリーンシティ化に貢献することとなり、我が国の産業戦略上においても極めて重要な取組みといえる。今後も、アジアを中心とした都市間ネットワークを活用し、わが国の成長戦略を牽引するとともに、地域経済の活性化につながるようにプロジェクトを推進していきたい。」

広報室広報課長。
第19回のとばたチャリティー芸能フェスティバル。
北九州ブランド推進会議からの中間報告。
秘書室と日程協議。
監査事務局長。
保健福祉局保健医療部長から後期高齢者医療について。
総務企画局成長戦略・企画担当理事から諸報告。
八幡東区のたしろ少年自然の家を視察。
識者と意見交換。

3月13日(火)
平成23年度第4回JICAボランティア・帰国ボランティアによる市長表敬。3人の女性ボランティアを激励する。
  「これまで300人以上の方が、JICAボランティアとして、北九州市から海外に派遣されている。皆様のように、高い志をもって、国際協力活動に邁進される方がおられることは、本市にとって、大変心強く、また誇りに感じている。赴任される橋口さんは、今回2度目の派遣であり、最初の派遣から帰国した後も、国際協力推進員として、明るい笑顔で、多くの隊員のサポートをされてきたと伺っている。豊かな経験を活かして、存分に力を発揮していただきたい。のちほど、北九州市国際親善大使の委嘱状を授与させていただくので、本市と世界を結ぶ「架け橋」としてご活躍されることも、大いに期待している。無事帰国された奥尾さん、岡田さん、大変ご苦労様でした。お二人とも、それぞれの分野で多くの活躍をされたことと思う。今後はご自身の経験を、市民の皆様、特に若い世代に、ぜひ伝えていただきたい。

半導体産業新聞の市長インタビュー。
消防局長とタウンミーティング「これからの北九州市の地域防災」における市長講演の内容について。
広報室長。
梅本副市長、総務企画局長と協議。
八幡西警察署長 松島修平氏、小倉南警察署長 靍洋一氏が就任挨拶に。
港湾空港局長。
識者との意見交換。

3月12日(月)
2月定例会 全会一致で東日本大震災のがれき処理の決議案が採決された。
ぶら下がり取材を受け、以下の趣旨でこたえる。
  「国民の一部に、放射能汚染に対する根強い不安がある中にあって、全ての議員が決議案に賛同されたことは、大変に真摯に受け止めねばいけないと思っています。賛同された議員各位の思いの中に、東北の復旧・復興のために国民がこれからも力を合わせて頑張って応援していかねばならないという熱い気持ちがあると思います。その思いを行政も共有させていただきたい。
すでに、この議会で表明しているように、本市は、科学的知見に基づいてその受け入れの可否を考えていくという方針です。政府が宮城県女川町で、今週がれきの広域処理についての説明会を行うので、その場に市職員を派遣するという方針をすでに表明しております。まずは、情報収集が大事だと思っていて、被災地がどういう状況になっているか、うず高く積まれたがれきの山をそれぞれの自治体がどう考えていくのか、また、安全性の基準という問題につきましても、情報収集を急ぎたい。その上で、科学的知見に基づいて放射線量の測定などを踏まえ、受け入れの可否を考えていくことになります。
昨年6月くらいから、東北の被災地では、がれきの山でなかなか復旧・復興が思うように進まないというニュースを多くの国民が見てきました。多くの国民があのがれきの山を何とかしないと東北が復興できない、いつまで経っても東北に春が訪れないという、国民のほとんどの方が感じていらっしゃる思い、そして一部の方の不安な思い、その中で議員各位は煩悶されたのではないかと察しております。そういう中で、全ての議員が決断をされた。その間の心情は、察するに余りあるものと、政治家の一人として私は感じております。議員一人一人が一つの方向性を決断されたことを私は、真摯に受け止めさせていただきます。」

晴天。早朝、ピリスの演奏、モーツアルトのピアノソナタで目覚め。
秘書室課長から諸報告。
本会議、予算特別委員会の全体会。
産業経済局産業誘致部長と半導体産業新聞による市長インタビューについて。
建設局総務部長から駐車場料金システムについて。
福岡県警察本部 暴力団対策部長 猪原誠司氏が就任挨拶に。
産業経済局農林課長からイノシシ対策について。
広報室長、課長、係長。
教育委員会学務部長、課長から給食の残食について。
駐福岡中国総領事。

地元の(株)安川電機 中本健太郎選手のロンドンオリンピック出場が内定した。以下は、市長コメント。
  「アスリートの夢の舞台オリンピックへの出場という輝かしい快挙に、市民を代表してお祝い申し上げます。先日、開催された「びわ湖毎日マラソン」では、悪天候の中、最後まであきらめずに全力で走る姿は私たちに勇気と感動を与えてくれました。ここに至るまで、多くの努力と情熱をマラソンに傾けてきた中本選手、励ましてこられたご家族、会社の方々に心より敬意を表します。世界中の人々の関心の集まるオリンピックは、アスリートにとって、最高のひのき舞台であるとともに、これまでの自分の集大成を発揮する絶好の場であると思います。本大会では、世界の強豪相手に負けない走りで日本にメダルをもたらしていただくことを期待しています。北九州市民とともに、中本選手のご活躍をお祈りいたします。頑張ってきてください。」

3月11日(日)
大震災から1年。
  犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、今なお身元不明の方が一日も早くご家族の元に戻られることを切に願う。
あれから1年が経過したが、被災者は、最愛の家族やそれまでの幸せな生活を失った悲しみの中、住み慣れた我が家や故郷を離れての生活を余儀なくされている。このような中でも、信頼と絆のもと規律ある行動をとる姿に謹んで敬意を表する。
私たち日本国民は、この災禍を決して他人事とせず、東日本の苦悩や願いを心に刻みながら行動しなければならない。
我が国は、これまでも幾多の災難や困難を経験したが、その都度、毅然とこれに立ち向かい、克服してきた。復興に向けては長くて険しい道のりだが、戦後最大の国難であるこの震災も、私たちの力を結集することで、必ずや克服できると信じている。

本市では、東日本の復興なくして我が国の再生はないとの思いで、官民が一体となって様々な支援に取り組んできた。
・義援金:約4億円
・救援物資:市民や企業から様々な提供(18回被災地へ搬送)
・ものづくりの絆プロジェクト(地元企業の機械設備や製品などを被災地へ提供)
・市職員の派遣:500人以上(約5800人日)
・絆プロジェクトによる受入(100世帯 228人)
・釜石への支援 釜石デスクの設置、環境未来都市の指定、スマートコミュニティ事業  等本市の特徴や強みを活かした支援市民やNPOの活動
・被災地でのボランティア活動、チャリティイベントの開催、応援メッセージの送付など心温まる取り組み
・東北での採用試験(二次募集)、東北3県から22人の合格者(現時点で17人を採  用予定)
これまでの市民の取り組みに心から感謝する。
今後も引き続き出来る限りの復興支援に取り組んでいく。
市民のご理解とご協力をお願いしたい。

午前中は、晴れ間が時々見えたのに、午後には寒い北風が吹き荒れる。
小倉北区貴船市民センター改装工事の落成式典。
門司港レトロ地区へ。
「東日本大震災・追悼の日」総合防災訓練。寒風吹きすさぶ中、訓練に参加していただいた市民有志や、警察、消防、区役所関係者に深甚なる敬意を表する。
平成23年度合唱組曲「北九州」演奏会。
いつも本会議質疑で欠席だったが、今日は4年ぶりに出席。コンサートの日程は、1部、2部とも震災前の2年前に決まっていた。図らずも、今日、ふるさとのことをしんみり思う日となった。ソレイユホールには多くの市民が駆けつけた。
A Song for Japanの追悼演奏からはじまる。
来場者全員で黙とうをささげる。
1部では、クラリネットの全日本コンクールで1位になった田中香織さん、ヴァイオリンでロンティボーコンクール2位の南紫音さんが故郷の北九州市で素晴らしい里帰り演奏をおこなった。
2部は、合唱組曲「北九州」、市民の大合唱団の感動的な熱演にブラヴォーをおくる。増井さんの指揮、オーケストラの九響の演奏を身近で聴いたが、生気に満ち、大変良かった。
合唱組曲「北九州」が多くの市民に愛され、歌い継がれることを祈念する。
明日の市議会本会議でがれき処理に関する議決が行われる。がれき処理に関する昨年初夏からの本市の検討経過、関係資料に目を通す。

3月10日(土)
晴れ間が広がる。今朝もクララシューマンのピアノ作品。
西日本展示場で健康フェスタ「健康生活支援サービス創造セミナー」。市との共同主催者で健康生活支援サービス創造プロジェクトの実行委員会のサンキュードラッグの平野社長、NPO北九州スポーツクラブ連絡会、県栄養士会、県看護協会らに挨拶。会場内を案内していただく。本市は、健康づくりのビジネスチャンス拡大をめざしている。
文学館で今村元市さんの追悼展を視察。郷土史研究の大家として知られる。
職員研修所周辺、市立八幡図書館などを視察。
第22回八幡市民会館まつり。
12時15分から県内の防災ラジオで市長メッセージが放送される。
国際会議場で生涯現役夢追塾の第6期生卒塾式。卒塾生は230名を超える。夢をぜひ実現してほしい。
鍛治町の森鴎外旧居を視察。
生涯現役夢追塾第6期生卒塾記念パーティー。
政務で鉄人会主催の懇談会へ。
クララシューマン作曲のピアノ作品。

3月9日(金)
市議会3会派共同でがれき受け入れの決議案が提出されたが、がれき受け入れに対する、今の市長の気持ちをマスコミから聞かれ、次の趣旨でこたえる。

  「東北の復興のためには、がれきの撤去は大事なテーマである。北九州市も東北復興のためにがれきの広域処理について何ができるか、真摯に考えてきた。課題は、政府のしっかりとした説明と安全の確保にあると思う。
東北の復興を願う立場から、安全を前提に受け入れてはどうか、という国民の声は大変強いと感じている。一方で、原子力発電所事故の収束に向けての政府の対応への不満や、風評被害への懸念、がれきの中に健康に影響があるものがあるのではないかという不安などが世論の一部にある。そこで市としては、被災地から要請があれば、科学的な知見に基づいて放射線量の測定結果を踏まえ、受け入れの可否を判断したいと考えてきた。
市長の思いとしては、政府の対応や他の都市の状況も見ながら鋭意検討してきたが、東北の復興の妨げとなっているがれきが大量に放置されていることには、率直に言って、国民の1人として辛いものを感じている。
問題は、科学的知見に基づいて、そのがれきが安全に処理できるかどうかだ。
決議案の内容は承知していないが、議会でも表明したように、近く女川町で環境省ががれきの広域処理について行う説明会に市職員を派遣する。まずは、情報収集が大事である。他の都市がどう考えるかということもあるが、安全に処理できるかどうか、安全性の確保について、政府が現時点でどのように説明するのか、それも含めてまずは情報収集に努める。その上で、科学的知見に基づいて受け入れの可否を判断することになる。」

教育長から諸報告。
産業経済局地域産業振興部長からAIMビルとKIPROの経営状況について。
産業経済局産業政策部長から新産業戦略会議の今後の進め方について。
教育委員会生涯学習部長から森鴎外生誕150周年事業などについて。
総務企画局成長戦略・企画担当理事から環境未来都市23年度事業計画について。
北九州市社会福祉協議会会長 芳賀晟壽氏。
梅本副市長、環境局長。
財政局長から法人事業税及び臨時財政対策債などについて。
ウェル戸畑で第4回認知症・北九州大会。
識者との意見交換。

3月8日(木)
黄砂のせいだろうか、曇天。
梅の開花が相当に遅れたように、この冬の寒さは、世界的に話題となった。
玄海灘、響灘の沿岸に漂着するごみは膨大な量にのぼり、海洋汚染の一因となっている。多くの浮遊ごみには、韓国、中国語の文字が見える。黄砂や光化学スモッグの原因となる大気汚染物質の国境を越えた飛来も、シリアスな環境問題である。本市も九州の各自治体と一緒に粘り強くアピールしているが、日本政府としても国境を越えた環境問題の改善にさらに本腰を入れてほしい。本市は、日中韓10都市会議で、海岸クリーンアップ作戦を提案し、市民の皆さんと一緒に清掃活動をおこなっている。
「私たちは、同じ海でつながっている」 これがキャンペーンのスローガンである。

今日も秘書課長から多数の報告。
秘書室と日程協議。
ジェトロアジア経済研究所の東南アジア研究グループ長の工藤年博氏からミャンマーの経済社会情勢についてレクチャーを受ける。
国際部長、国際政策課長。
国際ソロプチミスト北九州認証40周年の記念式典で祝辞を述べる。
博多へ。
駐福岡中国総領事 李天然氏を表敬訪問。日本語が堪能の日本スペシャリスト。本市のアジアエコビジネスのとりくみについて説明するとともに、当面の日中交流促進について意見を交換。
アクロス福岡で国連ハビタットの野田局長、ミャンマー連邦共和国 建設副大臣 チョ・ルイン氏と会談。
小倉へ戻る。
長崎市長と高校生の平和キャラバンの北九州訪問などについて電話で話す。
ベトナム若手政治関係者による市長表敬。
がれき広域処理に関する議会決議案の動きについて取材を受ける。
梅本副市長、総務企画局長と協議。
第43回全国ミニバスケットボール大会に出場する赤坂ミニバスケットボールクラブによる市長表敬。女子小学生のアスリートたちを激励する。
北九州市保育所連盟・私立保育園連盟・保育士会との意見交換。
ショパンのピアノソナタ2、3番を今夜もコルトー節で。

3月7日(水)
雨が上がる、曇天だが、風は穏やかな日。
長崎市の高校生平和キャラバン2012による市長表敬を長崎の鐘の前で受けることにしたので、天気が気になっていた。あまり寒くなさそうなので、安堵する。
勝山公園の長崎の鐘の前で高校生平和キャラバン2012、4人の高校生を出迎える。
  「高校生平和キャラバンの皆さん、ようこそ北九州市にお越しいただいた。皆さんのような、若い世代の方が、核兵器の廃絶や平和の問題を真摯に考えてい ただいていることを知り、大変心強く思っている。本市は、長崎に投下された原爆の投下第一目標であった。現在、市民の憩いの場であるこの勝山公園は、原爆の目標となった小倉造兵廠があった場所である。
ここでは、毎年8月9日に、原爆の犠牲になった方々の御霊を慰め、平和な世界の実現を願い、「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」を開催している。ここにある「長崎の鐘」は、長崎市から寄贈を受けたものである。また、この公園には、長崎市の城山小学校に植えられている「嘉代子桜」に由来する桜「嘉代子桜・親子桜」も植樹している。平成22年2月10日には、平和に対する北九州市の基本的な姿勢を示す「北九州市非核平和都市宣言」を行い、宣言式には、長崎市長にもご出席いただいた。
戦後66年が過ぎ、戦争の惨禍の記憶が風化していくことを心配している。今後とも、戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さを若い世代に伝え、市民の皆様とともに、かけがえのない平和を求め続けていきたい。若い皆さんの活動を通じて、核兵器の廃絶や、平和な世界を願う思いが世界に広まることを期待している。」

本会議の一般質疑の最終日。5日目、今日は、5時間。
三宅まゆみ議員、西田一議員、荒川徹議員、木下幸子議員、河田圭一郎議員。
昼休み、長崎市の高校生平和キャラバン2012による市長表敬を長崎の鐘の前で受ける。
電源開発㈱相談役の中垣喜彦氏が来北。
総務企画局国際部長、課長から東南アジア情勢について。
毎日北九州フォーラムの懇話会。

3月6日(火)
本会議の一般質疑。
答弁書の精査。
午前中は、馬場一榮議員、上野照弘議員。
ランチは、歩いてオムライスで力をつける。
午後は、木村優一議員、宮﨑吉輝議員、井上真吾議員、計4時間半。
明日の質疑の答弁書作成のため、市長勉強会を4時間。
梅本副市長と意見交換。

3月5日(月)
小雨。
9時から、本会議中は毎朝、各局長と答弁書の最終精査をし、確定する。
本会議の一般質疑。
成重正丈議員、森本由美議員、野依謙介議員、鷹木研一郎議員、中村義雄議議員、山本真理議員、6人の質疑、5時間半。
梅本副市長。
明日の質疑に向けて、市長勉強会を20時40分まで。
昼は、ハンバーガー、夜は、八幡餃子で力をつける。
フェイスブックに関連して多くのメールが届く。返事を書く余裕は、予算議会が終わるまでなさそう。

3月4日(日)
17時半、本城陸上競技場でギラヴァンツ北九州のホーム開幕戦。開幕前のセレモニーでは、毎日新聞西部本社の原代表と一緒にボールをキックインし、開幕を祝う。
1対2で惜敗したが、あいにくの雨の中、懸命にギラヴァンツの選手は頑張った。スタンドからの熱いエールに感動した。フットワーク、パス、ボールキープもいい。決定的チャンスが何度もあり、勝てた試合だった。ゴール前の俊敏なチームプレーでチャンスメイクにもう一工夫できないか。例えばメッシは、しばしばゴール前でも獲物を狙うようにシュートチャンスをうかがう。ディフェンスをたくみに引き付け、揺さぶりながら、一瞬、絶妙のアシスト、ゴールだ。
ギラヴァンツ北九州、今季も大いに期待できる。

小雨。
早朝、コルトー節で、ショパンのグランドポロネーズ作品22、英雄、幻想。
市役所で午前中は、本会議質疑に関する市長勉強会。
「十八の会」30周年記念祝賀会。とわの会と読む。女性の社会教育指導員、主事のOG会。石田会長はじめメンバーの男女共同参画社会の創造に向けた活躍を期待している。
午後、市長勉強会を再開。
本城陸上競技場へ。
本会議答弁書を精査。
明日の質問に関し、弥生時代の遺跡に関する本を読む。荒神谷、藤の木古墳に目がとまる。

3月3日(土)
世界平和パゴダ ウ・ケミンダ大僧正 お別れの会でミャンマー大使に挨拶、献花、追悼の言葉を述べる。
  「ウ・ケミンダ大僧正の御霊に、謹んで哀悼の意を表します。大僧正が逝かれて2ヶ月半が経ちましたが、大僧正を失った悲しみは、今もなお薄れることはありません。
大僧正は、1957年6月に、ミャンマー政府仏教会から、ここ門司港に派遣され、以後半世紀にわたり、世界平和パゴダにおいて、戦没者の供養と世界平和を祈り続けてこられました。大僧正の一生は、敬虔な仏教徒そのものであったと思います。
飾らないお人柄で、ミャンマー戦線でお亡くなりになったご遺族をはじめ、その徳を慕ってパゴダを訪れる方や、地域の人々とも親交を深められたと伺っております。
お亡くなりになる直前までお勤めに励まれ、その教えのとおり、最後は生まれた時と同じように世俗から離れ、ひっそりと旅立たれました。
大僧正とご縁の深い方々の悲しみはいかばかりかと拝察いたします。
故郷を離れ、異国の地で平和を祈り続けられた高潔の士には、これからも、門司の空の上から、わが街の発展を見守っていただけるものと信じております。
ウ・ケミンダ大僧正のご生前のご功績を偲び、ご冥福を心からお祈りいたします。」

早朝、モーツアルトのト短調シンフォニー25番 K.183。アバード指揮、BPOの端正な演奏で。
到津八幡神社奉納 春風館創立十周年記念 西日本選抜少年剣道大会の盛大な開会式で歓迎の挨拶。
新日鐵八幡労働組合主義者協議会のイベント。
自衛隊入隊予定者の激励会式典で祝辞を述べる。
門司港レトロ地区の清滝、栄町商店街、ノーフォーク広場などを散策。
ウ・ケミンダ大僧正のお別れの会へ。
北九州市立年長者研修大学校 周望学舎・穴生学舎の合同修了式。
元連合福岡会長の盛貞人士氏の叙勲を祝う会。
第11回全国女性俳句大会in北九州 前夜祭で歓迎の挨拶。写真俳句の講演で来北した作家の森村誠一氏と歓談。

3月2日(金)
山九交通遺児奨学金基金の寄付受入式で謝辞を述べる。
昭和44年、第1回目の寄付以来、毎年の寄付に感謝申し上げる。今回で43回目、山九株式会社からの寄付総額は、1億1,500万円。寄付を原資とした奨学金制度の創設以降、延べ1,342人の交通遺児に対し、総額約1億300万円が給与され、受給者から、感謝の声が寄せられている。平成24年度には、13人に給与される見込み。今後とも、交通遺児の経済的な援助のため、ご支援をよろしくお願いしたい。また、東日本大震災が発生した際には、トラックで、「食糧、飲料水、毛布、災害用仮設トイレ」を仙台市まで運搬していただき、本市との間で「災害時における支援活動に関する協定」の締結など、「安全・安心」なまちづくりにもご協力を賜り、深く感謝申し上げる。

本会議の代表質疑。赤松文雄議員、石田康高議員、3時間。
全日本葬祭業協同組合連合会の元副会長で北九積善社の故越智信一会長の弔問に。
ビデオメッセージの収録、自然エネルギー財団主催の「国際シンポジウム」。
福岡県警察本部 北九州市警察部長 中尾信賢氏、暴力団対策部北九州地区暴力団犯罪捜査課長 梅根雅憲氏が就任挨拶に。
総務企画局国際部長、国際課長からカンボジア、ミャンマー情勢について。
市民文化スポーツ局文化振興課長から旧百三十銀行について。
総務企画局東日本大震災支援対策担当課長、広報室報道課長。
識者との意見交換。

早朝、ポリー二の演奏で、また、ショパンのポロネーズ。
嬰ハ短調作品44。1841年夏、サンドの別荘ノアンの館で作曲、このシリアスな曲で踊る人はいるのだろうか。2年後、変イ長調作品53、何度聴いても感動的な傑作。1846年の出版、健康の衰えとサンドとの破局が忍び寄る中で書かれた作品61変イ長調「幻想ポロネーズ」。
アマゾンでベルリンフィル(BPO)の演奏したモーツアルトが届く。7枚で1800円とは驚異的なコストパフォーマンス。ドイツ製。明日から楽しみが増える。
フェイスブックを数日前から始めている。効用は今のところ不明。

3月1日(木)
小雨、市議会の本会議質疑が今日から。
代表質疑は、香月議員、世良議員の3時間。
明日の質疑に備えて市長勉強会を2時間余。
産業経済局長、産業誘致部長、課長。
柏木教育長。教育委員会総務部長。
松崎副市長。
産業経済局総務部長。
梅本副市長。
識者と懇談。

早朝、ポリーニの演奏でショパンのポロネーズ集を1番から順に聴きはじめる。ポロネーズは、それぞれが個性的な告白で、明るく楽しい舞踊のリズム、伴奏とは思えない。サロンで受けそうなのは、軍隊とやはり英雄か。幻想には、ピアノソナタのようにしんみり聴きいってしまう情感があふれる。どんな境遇の時に作曲したのだろうか。

2月29日(水)
「雨の中のダンス」
京都大原在住のイギリス人女性のベニシアさんのテレビ放映。自宅のハーブ園も魅力的だが、講演で引っ張りだこの様子。彼女のややたどたどしい日本語で語る言葉は、現代の日本人の心にしみこんでくる。
「嵐が通り過ぎるのをただ待つのではなく、雨の中でダンスを踊る気持ちが大切」
このワンフレーズで、テレビの前に座りなおした視聴者が相当に多いのでは。
今日は温かい。晴天が小倉に戻る。昨晩の雪で北部九州の道路が寸断され、高速道路が使えず各地で大変だったようだ。
市役所で、まず総務企画局成長戦略・企画担当理事、部長とJR小倉駅の駅名変更について意見を交換。
秘書室次長ほかスタッフと日程を協議。
小倉のまちづくりを考える会から、スタジアム他について提言書を受け取る。
市場火災で焼失した若松のあやどり市場を消防局の案内で視察、店舗を再開した店主を激励する。復興に向けて、市役所もバックアップする。市の商業課長と支援策について話す。マスコミの取材を受ける。
久しぶりに若松のジャズ喫茶でランチ。店主に挨拶。
本庁に戻り、明日の本会議代表質問に対する市長勉強会を2時間半。答弁書を確定する。
梅本副市長、総務局長、人事部長はじめ幹部職員と行政組織の見直しについて協議。
散髪して明日の答弁準備。
ケンプの演奏でベートーヴェンのピアノソナタ。強い意志、前向きな向上心、ストイックだがリズムの饗宴にしばし、心が和む。
ショパンのエチュード。深い情感をたたえたロマン派音楽の万華鏡なのに、エチュード(練習曲)というネーミングが心憎い。
久しぶりに広島のもみじ饅頭をほおばる、おいしい。ところで、B1グランプリで小倉を訪問したビジターは、いったい何をお土産に買うのだろうか。

2月28日(火)
グリーンアジア総合特区のファイルを読み直す。今朝の会議では、もう、いろいろ言うまい、と自分に言い聞かせて会場へ。
福岡市で民主党 成長戦略・経済対策PT特区・地域活性化・規制改革小委員会の国会議員6名との意見交換会。県知事、福岡市長、経済界と一緒に出席し、抜本的な国の支援を要望する。
本庁へ急ぎ戻る。最近のテレビニュースの録画、新聞の切り抜きに車中で目を通す。
辞令交付式。市民文化スポーツ局 民事暴力相談センター 暴力団排除担当課長に福岡県警から谷山氏が着任。
市幹部会で飲酒運転撲滅、ギラヴァンツの応援などを申し合わせる。
第3回の行財政改革推進本部会議。
内閣府総合規制改革会議委員の八田達夫氏、政策研究大学院大学教授の大田弘子さんが国際戦略総合特区の視察で来北。我が国を代表する学識経験者と北九州市のめざすエコ戦略について意見を交換する。
子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)国際シンポジウムin北九州で歓迎の挨拶。
環境副大臣の横光克彦議員に面会。
安川情報システム株式会社 取締役社長の清水喜文氏が来訪。松崎副市長らが同席。
梅本副市長、総務企画局長、人事部長と協議。
小田地域産業部長、加藤貿易振興課長から日露貿易・経済交流の展望について詳しい報告書を受け、目を通す。
全日本海員組合広報誌オーシャンゲートによる取材。テーマは、北九州港の将来について。
日本公認会計士協会北部九州会の篠原俊会長が来訪。
東日本大震災義援金100万円の贈呈式。ボーイスカウト関係者、まつり起業祭八幡実行委員会の高野会長ほかが来訪。スカウトが募金活動で集めた義捐金を共同募金会を通じて被災地におくる。
環境局環境未来都市担当理事から国際シンポジウムなどについて。
市民文化スポーツ局文化スポーツ部長、課長から新球技場のスタジアム建設に関する第三者委員会の評価について報告を受ける。
オーポラロシア福岡の田村会長が来北。北九州とロシアとの学術交流などについて意見を交換する。
ポリーニのショパン選集のアルバム8枚組がアマゾンで届いた。エチュード作品10からスタート。比較的客観的にしるされたショパンの伝記を読みながら一日を終える。

2月27日(月)
民主党新成長戦略等の調査会の国会議員団が、北九州市のエコビジネスの現地調査をおこなった。アジア低炭素化センターなどを視察。今後、グリーンアジア総合特区の支援に結び付ける方針と聞いている。
公共事業評価委員会、新球技場の経済効果の試算のやり直し結果を妥当と判断。市民への説明などの注文もつけた
アカデミー賞は、サイレント映画の「アーティスト」に決まった。チャップリンやキートンの名画やノートルダムの男など、かつてのサイレント映画で見た俳優の演技力は、実に素晴らしかった。これも早く見たいものだ。
福島原発に関する民間の事故調査委員会の報告。首相官邸の当時の危機管理対応があらためて問われているが、防災対策の教訓として何を学ぶべきか、一考する。
アメリカ大統領選挙、共和党の候補選びが熱くなってきた。誰になってもアメリカの政権交代は、確実だろうか。選挙は、開けてみなくては分からないものだが。
グリーンアジア総合特区などで識者と率直な意見交換。

2月26日(日)
早朝、ケンプの演奏でベートーヴェンのピアノソナタ全集を聴き始める。
平成24年度北九州市軟式野球連盟の総合開会式が、的場球場で盛大に開催される。社会人チーム、りりしい少年野球チームが整然と続々と入場行進。大会役員、スタンドにつめかけた市民と拍手で迎える。始球式が無事すんでよかった。
NHKの「プーチンの野望」、なかなかの怖い辣腕政治家がロシアに君臨している。クレムリンの赤い壁が崩壊してから、試行錯誤の国家建設が続いているが、日本は、これから北の大国とどう向かい合えばよいのか。ベトナム同様、ロシアでも過去を知らない若い世代が増大している。
識者と意見交換。

2月25日(土)
「赤レンガの会 ひな祭り」が、八幡東区の西本町の旧百三十銀行八幡支店で。
市は、ギャラリーにして保存している。1915年(大正4年)の建設で、設計は東京駅、旧松本邸を設計した辰野金吾の事務所。近くにあった建物を戦後、崩さず引き家移転方式で現在地に移された。この方式は、今まで一度も見たことがない。立派な建築である。主催者の釘宮代表の案内でひな祭り人形展を鑑賞する。中には100年前の人形も飾られている着物はやや古色めいているが、人形の表情は、生きているように魅力的である。
そのあと、歴史的建築物を隅々まで指定管理者の横田社長に案内していただく。
小倉の行きつけの喫茶店で軽食。
九州新幹線「さくら」で熊本市へ、小倉駅から1時間余り、大変近くなったと実感する。雨が降り出す。
熊本市役所で幸山市長に面会。威風堂々たる熊本城と遠景の山の稜線にしばし見入る。
熊本市長の招きで、政令市移行を記念する第5回熊本市市政リレーシンポジウムに出席。政令市の未来への挑戦と課題について55分講演し、幸山市長と対談する。
観光分野などで両市が連携を深めることで合意する。
熊本市からさくらで北九州市へ戻る。
予算議会に向けて質疑の準備。

2月24日(金)
北九州市は、昨年初めて仙台で採用試験をおこなった。合格者22名のうち、被災地からの採用17名が、春から市役所に勤務することになった。
企業年金資金消失問題。国民は、この投資顧問会社の実態に憤りを禁じ得ない。福岡県内でも運用を任せていた一部の企業関係者に影響が出る見込み。
「みんなで歩こう1万キロ」の表彰式が、昨日、市役所で。
「65歳以上を含む3人グループという制限があるなか、301チームもの参加があり、そのほとんどのチームが、最後まで脱落せずに6週間、完歩したと聞いている。特に、本日ご出席の皆さんは、夜中3時から歩いたチーム、89歳の最高齢者を含んだ、平均年齢80歳以上で最も歩いたチーム、3世代で最後まで楽しく取り組んだチーム、個人でそれぞれが100万歩以上歩いたチームと、それぞれ素晴らしいエピソードを持つ。こうした結果がでたのは、皆さんが日ごろから健康を意識して、毎日しっかりウォーキングに取り組まれた成果であると思う。これまでの健康への取り組みと、それを支えた抜群のチームワークに、敬意を表したい。今後とも、市民の皆様がさらに参加しやすいよう、身近な地域での健康づくり事業に取り組んでいきたいと考えているので、皆様のご支援・ご協力をお願いする。
早朝、モーツアルトの初期のピアノソナタ KV279~283。朝のいい目覚めには、やはりモーツアルト。彼は、いつも聴き手のことに気を配り、興が乗ってくるまで待っていてくれる。
終日、予算議会への対応、答弁の準備に没頭。
ドイツ、フランスの環境視察、会談のメモを読み直す。OECDのグリーンシティプログラムは、本市の海外でのプロモーションにも大きな効果が期待される。どうやって効果を上げるか、官民の力を結集してチャンスをつかみたい。
熊本市での市政リレーシンポジウムのファイルを精査。幸山熊本市長から招かれ、熊本市に出かけ、講演と市長同士の対談をおこなうことになっている。
識者との意見交換。焼鳥と蕎麦で楽しいひと時を過ごす。

2月23日(木)
本会議が開会。
市歌を斉唱、人事の紹介、会期の決定、議案上程ほか。
2月定例議会に提案する議案の理由説明をおこなう。30分。

早朝、久しぶりに、マリア・ジョアオ・ピリスのモーツアルトソナタ全集を取出し、聴き始める。
目が覚めてくると、読み書きをおもむろに始める。
毎朝、定番メニュの茶粥をすすりながら、テレビのニュースバードで全国のニュースを見る。
今日も、市役所で内部協議が続く。テーマごとに、担当責任者からの報告を聞き、自分の意見を述べる。年間約1000回。
この他に、内部協議にあてる市長の時間が限られているので、秘書課長が担当責任者と連携し、要点を整理して、連日のように7、8件の諸報告をあげてくる。月間150件程度。そのうち、気になる案件は、後日、内部協議を設定し、幹部職員と意見を交換する。2年前から、このシステムを採用している。
また、各局の記者発表の資料や市長への手紙、投書、災害、ダムの貯水量・公共施設の月間利用者数・事件・インフルエンザなどの速報などに毎日目を通す。
テレビ、新聞、雑誌で報道された北九州市のニュースをウォッチするのも大事な日課。
総務企画局都市経営戦略室長から来年度の有識者会議について。行政改革をめぐる天下の情勢が大きく動き出している。国、他都市などの動きを注視しながらすすめたい。
港湾空港局総務経営課長から広報誌インタビューについて。
消防大学校 消防研究センター所長 松原美之氏が研修会講演のため、来訪。高校時代のクラスメート。メイドイン北九州の泡消火剤が話題となる。
福岡県警察本部 警務部長 小西康弘氏が就任挨拶。
「みんなで歩こう1万キロ」の表彰式。
梅本副市長、総務企画局長、人事部長と協議。
福岡県警察本部 北九州市警察部長の兼屋義彦氏が退任挨拶。
総務企画局政策調整課長から特区・地域活性化・規制改革小委員会の視察について。
NHKが、本市のBOP(世界の7割の人口を占める低所得者層)への飲料水供給など環境関連事業について地場中小企業を支援していく政策について報道。
RKBが、地元のフジコーの光触媒による細菌分解、消臭について報道。この技術は、エコプロダクツの一つとして期待されている。
識者との意見交換。

2月22日(水)
市立北九州大学が「環境学術研究所」を設立する。環境未来都市の頭脳集団として発展を期待している。
第2回「絆」プロジェクト北九州会議で、来年度も継続することを申し合わせる。

早朝、アルゲリッチのショパン。朝のいい空気をいっぱい吸い込む。。
総務企画局情報政策室からフェイスブックなど情報発信ツールの諸課題について。
産業経済局農林課長から本市の農業の現状について。
総務企画局都市経営戦略室長から公共事業評価について。
港湾空港局空港担当理事。
総務企画局成長戦略・企画担当理事、部長から市役所の名刺デザインについて。
小倉地区ロータリークラブ例会で講演。テーマは、北九州環境未来都市について。
総務企画局政策部長から熊本市での市政リレーシンポジウムについて。
産業経済局観光部長、課長から門司港レトロの現況について。
福岡県警察本部刑事部長 山田繁臣氏が退任挨拶に。

ラジオ出演収録、防災についてのインタビュー。
松崎副市長。
秘書室次長と日程協議。
あいにく氷雨が降っているが、八幡東区中央町レインボー広場で第3回中央区はしご酒大会が盛大に開催される。ねぶた太鼓に合わせて、出発の音頭を取る。
北九州市・区社会福祉協議会会長との懇談会で率直な意見交換。

昨年4月のアルゲリッチ北九州公演に際して一文をパンフレットに寄せた。締切に追われて急いで書いた草稿が部屋の整理で出てきた。我が国を震撼させた大震災から日が浅いころをふと思い出す。

  「世界的なピアニスト、マルタ・アルゲリッチと仲間たちを北九州市に迎えることができ、音楽ファンの皆様と喜びを分かち合いたいと思います。このステージは、「芸術の社会での役割」や「アジアとの共生」という大切なメッセージを伝えたいというアルゲリッチさんの理想と伊藤京子さんのご尽力によって実現しました。本市出身の文化大使である伊藤さんは、アルゲリッチさん唯一のお弟子さんと聞いています。故郷の芸術文化発展のため、コンサート開催にご尽力いただいたことを市民を代表して心から感謝申し上げます。
シューマンのピアノ五重奏曲は、一見メランコリックな楽想ですが、情熱的な魂の飛翔の軌跡、フィナーレは、誠に感動的です。「おとぎ話の挿絵」は、苦悩多きロバートのつややかな人生の讃歌「ライン」の成功に続いて描かれたメルヒェンでした。
シューマンの傑作の森である室内楽をこよなく愛するアルゲリッチは、優しさに満ちた「子どもの情景」や、情熱的な愛と苦悩を告白するような「クライスレリアーナ」の演奏で、シューマニアーナを魅了してきました。
1965年、ショパンコンクールでの優勝。スケルツォ第3番の情熱的な精神の高揚。遠くにあって故郷を想い続けるマズルカop.59のポーランドの土の香り。困難に立ち向かう人々を限りなく鼓舞してやまぬ英雄ポロネーズ。どんな称賛の言葉でも言い尽くせぬノクターン第4番ヘ長調。私も、レコードに残された彼女の演奏を聴いて感涙にむせんだ一人です。
音楽は、時空を超え、時に鬼神をして泣かしめるような深い感動で心を揺さぶります。芸術を愛する市民にとって、今夜は忘れがたい感動のひとときとなるでしょう。アルゲリッチと同じ時間をこの北九州市で過ごせる幸せをかみしめたいと思います。」

2月21日(火)
東京でインドネシア国スラバヤ市長のトゥリ リスマハリニ女史に面会。
昨年3月に、北九州市に来北、環境に関する戦略的パートナーシップのMOUを結んで両市は交流している。私から次の趣旨でエールをおくる。
  「再会できたことを嬉しく思っている。スラバヤ市における「高倉式コンポスト」による協力事業の成功は、アジア諸都市からも高い評価を受けており、北九州市にとっても大きな誇りである。これからも、昨年3月15日に北九州市とスラバヤ市との共同声明の「戦略的環境パートナーシップ」を見える形で具体化していきたい。
本年6月から、スラバヤ市の職員を北九州市に派遣いただけることは、環境ビジネスを促進するうえで、大きな意味があり、感謝申し上げる。今後とも、具体的なプロジェクトとして、「カリマス川支流の排水管理」、「工業団地の省エネルギー化」など、スラバヤ市のグリーン成長に向けた事業を行うにあたり、さらなる連携・協力をしていきたい。
スラバヤ市がインドネシアの環境先進都市となっているとお聞きしているが、今後、東南アジアを代表する低炭素都市のお手本となることを願っている。北九州市も積極的に応援したい。」

早朝、アルゲリッチのショパン、シューマンに聴きほれる。
朝、北九州空港発、雪化粧をした富士山が雲上に浮かんでいる。
昼前に羽田空港着。東京は晴れ。日経新聞ホールへ。
アジア低炭素化センターの重岡課長からインドネシアなどアジアエコビジネスの現状と課題をヒヤリング。
松岡環境局理事。
大上 北九州市参与。小倉高校出身、小宮山先生の弟子、経営コンサルタントの大上さんに市のアジアエコビジネスの市参与を委嘱している。
インドネシア国スラバヤ市長のトゥリ リスマハリニ女史。
環境未来都市審査委員長の村上修三先生。
内閣官房地域活性化統合事務局長の和泉洋人氏。
「環境未来都市」構想推進国際フォーラムにおける低炭素都市推進国際会議で低炭素都市推進協議会の会長として挨拶。外国人の参加がめだつ。現在、国の各省府、道府県、市町村、研究機関など204の機関で構成されている。
読売新聞政治部記者 足利浩一郎氏。
三田の三菱化学本社を訪問。代表取締役専務執行役員の石塚博昭氏に面会。4月から、次期社長就任が決まっている。
羽田空港から北九州空港着。雨が降っている。
移動中の時間を利用して欧州視察のブログをせっせとつける。
夜、アルゲリッチでラヴェルを聴くも、未だにフランス印象派音楽の魅力に開眼せず。
シューマンの子どもの情景、何と優しく、美しいロマンティシズム。クライスレリアーナの激しい情感の高まり、深い嘆き、諦観。
フランスで活躍した画家の藤田嗣治を一考する。モンパルナスの下宿から洋画家としての修行をスタートし、名声をかちえた。


2月20日(月)
天気晴朗なれど波高し。
冷え込んではいるが、青空が見えている。今の北九州経済のような天気だ。
早朝、アルゲリッチのポロネーズ作品53。震災復興で頑張っている人たちのために、東北で弾いてほしいと願う。
市庁舎で教育委員会生涯学習部長から諸報告。
八幡地区タクシー協会の山路泰弘会長ほか4名が来訪。
第一交通産業の黒土始会長から都市交通・住宅・観光などの政策提言。
総務企画局シティプロモーション部長からブランド推進会議について。
港湾空港局長、部長から大連上屋の利活用について。
建築都市局住宅部長から市営住宅の駐車場の有効活用について。
三役会議を1時間5分。
総務企画局アジア交流課長から中国諸都市の状況について。
総務企画局政策調整課長から環境未来都市について。
財政局税務部長から生命保険年金の二重課税問題について。
建築都市局中心市街地活性化担当部長から都心の再開発の現状について。
保健福祉局絆プロジェクト担当理事、課長から「絆」プロジェクト北九州の会議開催について。
保健福祉局地域支援部長、消防局危機管理室長から災害時要援護者対策について。
第9回北九州大分県人会総会で祝辞。広瀬県知事に挨拶。
梅本副市長。
識者と懇談。
今年は、鴎外生誕150周年。森鴎外の小倉時代を一考する。

2月19日(日)
寒いが、晴天に恵まれる。
早朝、ショパンのピアノソナタ3番、ポロネーズ。アルゲリッチの若いころの情感をこめた演奏。時のたつのを忘れる。大戦前後のコルトーやホロヴィッツのような個性がぎらぎらする演奏ではないが、エレガントで抒情的、そして情熱的なショパン。
第36回北九州市青少年育成大会が子どもの館で。野口会長はじめ関係者の長年のご尽力に謝意を表する。
We Love小倉 まちなか・ホコテンのオープニング。
昨年に続く小倉都心の歩行者天国でにぎわいのイベント。子どもたちがワークショップで活躍。一緒に写真を撮る。キャリア教育のいい試みでもある。
魚町商店街を散策。食市食座のイベントの数々。ただ、話題のコスプレ喫茶に立ち寄る時間はなかった。
正油ラーメンがおいしいという評判の店へ。スポーツで身体を鍛えていないせいか、少し塩辛く感じる。
北九州市立大学キャンパスの講堂へ。
第5回の地域創生フォーラム。大学生のボランティアが被災地支援で赴いた南三陸町の町長が来北。佐藤町長から現状と諸課題、防災の教訓について講演がある。
政務で個人事務所へ。
中央街で好物の餃子を買って帰る。
森鴎外の「鶏」、「二人の友」、「独身」の小倉3部作を読み直す。
小倉時代の思い出を東京に帰った後、書いた短編小説。明治30年代の小倉の情景、市民の暮らしぶり、若き日の鴎外の人柄がうかがわれる。
北九州森鴎外記念館の発刊した「森鴎外と北九州」に目を通す。森軍医部長の小倉滞在2年10か月のエピソードを綴った労作、執筆した方々に敬意を表する。

2月18日(土)
早朝、小閑あり。ショパンのプレリュード。今日は、朝昼晩3回も聴いた。華やかなサロンの聴衆を気にせず、本音の語りをしているように感じる。珠玉の音楽エッセイ。
今朝から冷え込み、時折、粉雪が舞う。
木屋瀬で第13回香月・黒川ほたる教室の開会式。韓国から参加した子供たちと写真を撮る。ホタルが取り持つ日韓両国の市民交流がずっと続いている。お世話役の地域のリーダーの皆さんに深甚なる敬意を表する。
ウエル戸畑でモラル・マナーアップ啓発DVDの完成記念上映会。7人の小学5年生が子どもリポーターで活躍。
同施設で華道の展示会に立ち寄る。今年10月末の裏千家淡交会の九州総会に向けて茶席に出るようになって、掛け軸や生け花に関心を持つようになった。
黒崎の画廊喫茶で末廣章さんの風景画展を視察。素晴らしい趣味、作品の数々は、画壇で高い評価を得ている。末廣さんと話し込む。
お昼は、初めて赤村の玄米ご飯を食味する。
グラウンドゴルフのお世話役の会合で、健康づくり、地域の諸課題について話し込む。
政務で異業種交流の経営者の交流会へ。胸襟を開いて楽しいひと時をすごす。
毎日、少しづつ欧州訪問の記録を綴っている。帰国して時間がたつのに、旅先でいたく感動したことが次々とよみがえってくる。
森鴎外の小倉日記を読み直す。110年以上前の明治時代の北九州の情景、人情、生活を髣髴とさせる。それにしても、日記に寄れば、当時の小倉は良く雨が降ったとある。紫川の水位が気になるところ。

2月17日(金)
AIMビルで、産業経済局地域産業振興部長、各国担当の係長たちから海外情勢についてヒヤリング。
市民文化奨励賞の受賞者 チェ・ユフィさんが来訪。国際バレエコンクールで優勝し、現在、イギリスのロイヤルバレエの主席ダンサーとして活躍している。
LEDと並んで省エネ照明で注目されているCCFLを生産する豊光社の倉光社長が実証試験の報告に。
2010年度ノーベル化学賞を受賞した根岸英一氏ご夫妻が来訪。学研都市で子どもたちに講演をしていただくことに謝意を表する。
環境局環境未来都市推進室次長から低炭素都市推進国際会議について。全国協議会の会長を拝命している。
環境局環境産業担当課長から北九州エコプレミアムについて。
「黒崎副都心地区活性化連携協定」に調印する安川電機の津田社長、JR九州の唐池社長との意見交換。
「黒崎副都心地区活性化連携協定」の調印式。
広報室。
北九州地域開発の田中孝文社長。
行橋市長の八並康一氏、井上町長ほか議長が行橋市・京都町の家庭ごみ受け入れの契約延長について要望書を受け取る。
日経新聞インタビュー。
第12回小倉食市食座のオープニングセレモニーで。
西日本新聞インタビュー。
港湾空港局長。
K-fa(新北九州ファッション協会)のイタリアンナイト。ファッションなどの異業種交流の会。
2月議会の市長提案理由説明の精査。

2月16日(木)
市長定例会見。
北九州市行財政改革調査会の設置。
国の行革の動きをはじめ、地方公共団体を取り巻く情勢は更に大きく変化している。本市においては、こうした状況に対応するとともに、厳しい財政状況の下ではあるが、高齢者福祉や雇用対策など、将来にわたり、市民が安心して暮らせるよう様々な政策を着実に推進し、元気発進!北九州プランを実現する必要があると考えている。
そのため、今後の都市経営にあたっては、将来を見据え、都市の活力を生み出す成長戦略に取り組むことと、その基盤となる行財政運営の中長期的な視点での見直しは両輪で進めていく必要があると考えている。
そこで、行財政改革ついては、「北九州市行財政改革調査会」を設置し、新たな行財政改革の取組みについて、より踏み込んだ議論を進めることとし、成長戦略については、「北九州市新成長戦略会議」を設置し、次の時代の産業都市ビジョンの策定に向けた取組みを行ってまいりたいと考えている。
まず、新たな行財政改革に向けての取組みについて。
新たな行財政改革の検討を始めるにあたり、昨年8月、「北九州市行財政改革有識者会議」を設置し、これまで5回開催し、貴重なご意見を伺ってきた。
4つの検討の柱、
  1 公共施設のマネジメント
  2 組織のマネジメント
  3 外郭団体の見直し
  4 施策・事業の総点検の仕組みづくり
 と見直しの大まかな方向性について論点をとりまとめた。
平成24年度以降は、新たな行財政改革の方針及び実施計画の策定に向けた取組みを行う。これまでは各委員より忌憚のないご意見を伺うということで進めてきたが、方針等の策定に向けては、会議として議論を深め、一定の方向性を「答申」としてとりまとめていただきたいと考えている。
そこで、市政運営上の会合である「行財政改革有識者会議」を平成24年度以降は名称を「行財政改革調査会」と改め、付属機関として、更なる審議をスタートすることとしたいと考えている。「付属機関の設置に関する条例の一部改正」の中で、今議会に上程。
今後のスケジュールとしては、議会で承認していただければ、早速4月に第1回目の会議を開催することとしたい。検討の項目は、今回論点整理でお示しいただいた4つの柱を基本とし、見直しの方向性について更に議論を深め、一定の方向性を出していただく。
検討の項目によっては議論に時間を要することも考えられることから、一定の方向性が出された項目ごとに、(第一次答申・・のように)順次答申を出していただきたいと考えている。最終の答申は、今後の議論の動向を踏まえる必要があるが、現段階では平成25年夏頃を予定している。
委員は、行財政改革有識者会議の委員の皆様に、引き続き、就任いただき、ご意見を賜りたいと考えている。

次に、新しい本市の産業都市ビジョンを策定するため、(仮称)北九州市新成長戦略会議を設置する。
平成20年4月に、本市は、新たな技術と豊かな生活を創り出すアジアの先端産業都市を目ざして北九州市産業雇用戦略を策定したが、策定後に発生した世界同時不況や急激な円高の進行、さらには、東日本大震災の発生や電力問題など、策定時とは大きく異なる経済情勢にある。一方、国際戦略総合特区やOECDからグリーン成長のモデル都市に指定されるなど明るい話題も生まれてきた。
そこで、急激に変化する時代に適合させるため、現行の戦略を見直すこととした。
戦略の見直しを行うにあたり、経済界と行政が、未来に向け力強く成長していく産業都市ビジョンを共有する必要があるため、調査会を立ち上げ、市内の産業界の方々を中心に議論する。
調査会は、条例に基づく付属機関として設置し、市内経済団体代表者、学識経験者などで構成する予定。概ね平成32年(2020年)頃を展望し、産業都市ビジョンを示す。
数々の難局に直面する中で、「環境」や「アジア」という本市が持つ優位性や国際戦略特区・環境未来都市の支援スキームを最大限に活用し、国際的な競争時代においても産業都市として持続的に発展していく必要がある。本市が産業都市として目指すべきビジョンや産業振興及び雇用創出のあり方、ビジョンを実現するための施策などを議論する。
具体的な審議テーマの例をあげると、
国際戦略総合特区や環境未来都市の支援スキームを具現化するための方策
経済成長が見込めるアジアなど、グロ-バル需要を取り込むための方策
健康や観光など、国内の潜在需要を掘り起こし、新たな産業を創出するための方策
新たな経済活力の導入に向けて、戦略的な産業立地を行うための方策
産業活動の懸念要因であるエネルギー問題に対応するための方策、など。

今朝も、アルゲリッチのバッハ、何度聴いても色あせぬバッハの魅力的な楽想。現代の時流にも似た後期ロマン派の大言壮語、過激なパフォーマンスの対極にある。
秘書室次長ほかスタッフと日程協議。
水巻町との水道事業の統合に関する基本協定締結式。
第16回北九州市緊急経済・雇用対策本部会議。現下の厳しい雇用情勢にかんがみ、本部会議の継続を決める。
教育長。
建設局道路部長。
八幡東区長、次長から施設配置の見直しについて。
広報室。
西日本新聞・日経新聞インタビューテーマについて関係課長と意見交換。
総務企画局東日本大震災支援対策担当理事、課長から報告。釜石デスクの東課長が帰庁、現地の状況を聞く。半年間、釜石市に派遣された市職員による支援活動の陣頭指揮をとっている。
エネルギー政策統括本部会議。副市長、関係局長、理事とエネルギー情勢について意見交換。
韓国青瓦台緑色成長企画官室先任行政官 イム・ソンビン氏が来訪。環境局長、環境局理事が同席。
松崎副市長、総務企画局長、環境局長。
識者との懇親会。

2月15日(水)
早朝、アルゲリッチのバッハ、清澄な響きで気持ちが和む。初期ロマン派のシューマン夫妻、ショパンが立ち止まって自分の音楽を見つめなおすときは、バッハ研究に打ち込んだという。
記者会見資料を読み直す。
広報室。
総務企画局政策部長から特区計画申請について。
市議会の代表者会議で提出議案を説明する。
教育長から諸報告。
梅本副市長、総務企画局長、人事部長。
総務企画局成長戦略・企画担当理事、産業経済局地域産業振興部長と淡交会の九州総会の準備について。
北橋市長と気軽にランチタイム。リクルートが地域貢献で取り組んでいるキャリア教育について。
おりお未来21協議会から新折尾駅舎に関する要望を受ける。
広報室長。
FBS「夢無限大FUKUOKA」市長インタビュー。
平成24年北九州市民スポーツ賞の表彰式。
識者との懇談。

2月14日(火)
新たな投資を決定していただいた大和製罐株式会社を訪問、謝意を表する。
議員会館で大塚参議院議員。特区支援スキームの運用などについて。
内閣官房地域活性化統合事務局長 和泉洋人氏。
住友生命保険相互会社 元会長 原口忠興氏のお別れの会。本市の高齢者福祉事業の一つである森フォーラムに対し、ご支援をいただいている。
故人の座右の銘は、「徳不孤 必有隣」「楽天知命」。人間味にあふれた達筆にしばし見入る。
文芸春秋「同級生交歓」の取材。前警視総監の池田克彦氏ほか同級生と旧交を温める。
元総理秘書官で危機管理の専門家と面談。
福岡県北九州市・企業立地セミナーで講演。講演をお願いした三菱化学、新日鉄、県などの講師に謝意を表する。
ビジネス交流。
20:20 羽田空港発、23時前に帰宅。

2月13日(月)
東芝本社に出向く。
県知事と一緒に副社長の室町正志氏ほか幹部に面会。
市長から東芝に対し要請した内容は次の通り。
 「これまで再考を要請してきた北九州工場の閉鎖等の方針が変わらないことは極めて残念。技術棟については残す方向を示したが、さらなる機能の拡大をお願いしたい。
現工場の活用方法について、他社の活用の可能性も含め、その具体化に向け、取り組んでいただきたい。
工場の従業員や取引先の対策については、東芝で万全の対策をお願いしたい。
以上、室町副社長の強いリーダーシップのもと、東芝グループ全体として、早急な検討をお願いしたい。」
東芝からの回答。
 「今後も県・市と継続して協議を行なっていきたい。
北九州工場の土地・建物等工場インフラの活用については、東芝以外の活用も含めて検討し、他社に対しても積極的に働きかけを行なっていく。また、県・市に企業からの問い合わせ等があれば、東芝に対して情報提供をお願いしたい。
技術棟については、難しい問題もあるが、県・市からも提案をいただいており、引き続き検討を行なっていきたい。
労働組合との協議では、東芝の考え方は了解を得た。今後、従業員個々の対応を一人ひとり丁寧に対応してまいりたい。従業員の配置転換の実施方法やスケジュール等に関する情報については県・市に対して提供する。
取引先企業については、個別に企業との協議を継続している。雇用や経営に影響がないよう最善を尽くしていく。」

いつものように早朝に起床。先週の午後に訪れる睡魔は何とかおさまったが、時差ボケがまだ残っているのかもしれない。
アルゲリッチの演奏で、バッハのトッカータ、パルティータ、イギリス組曲を繰り返し聴く。
広報室長。FBS夢無限大のFUKUOKA市長インタビューについて。
11:50北九州空港発で羽田空港へ。
北九州港セミナーin東京 市の港湾空港局長ら幹部職員と事前打ち合わせ。
講演を引き受けていただいた三菱重工、東レの幹部に挨拶。
平成23年度北九州港セミナーin東京でアジア・グリーン国際戦略総合特区の選定などを講演。北九州への誘致、事業の継続・拡大を要請する。
北九州港セミナーin東京へ戻る。ビジネス交流会で多くの企業関係者と交流。
国土交通省港湾局長をはじめ、運輸省の時代から市港湾局幹部で活躍された諸先輩に挨拶する。
地元の港運関係の主催者役員と意見交換。

2月12日(日)
うれしい、午前中は休暇。晴れ。部屋の掃除、資料の整理。
納得のいく味にはならなかったが、コーヒーをたてる。
宮本武蔵の天下無双をめざす剣術家の生涯を描いた井上雄彦著の劇画「バガボンド」、やっと12巻へ。
マルタ・アルゲリッチの演奏でシューマン、リスト、ラヴェルと聴きすすめる。
ウェル戸畑で第47回の福岡県女子体育連盟の創作ダンス研究発表会。17団体が参加。中学では、春からダンスが必修科目となる。
黒崎の画廊で平成22年北九州市民文化賞受賞を記念する第5回の石川澄水書作展を視察。
平成23年度男2代の子育て講座(ソフリエ・パパシエ認定講座)。
ソフリエなどについてテレビ東京の取材。
エガリテ大手前のアンケート調査によると、母親の8割は、信頼できる父の育児参加を期待。また、祖父の8割は、孫の育児手伝いを希望しているが、仕事いちずできた世代は育児経験もなく、多くはあきらめているのが現状。そこで、じいじ、ばーばの育児参加の奨励が現代の課題となっている。
男2代の子育て講座のアドバイザーであるエガリテ大手前の皆さんと懇談。子育て支援政策について海外のモデル事例など貴重な示唆を得る。

面白い映画を見る。監督が北九州市八幡出身だからという理由。スパイシーマック監督の映画「史上最高のパンツ一丁男」は、ギャグの連発で、一見の価値あるアメリカの爆笑(腹筋崩壊が宣伝文句)映画。ハリウッドの吉本興業みたいで、ストレス解消にはうってつけ。北九州市出身のスパイシーマック監督、アメリカでは、どんな評判なのだろうか。

2月11日(土)
風はまだ冷たいが晴れる。
朝のテレビ番組。若者の非正規雇用は現在27%、2050年に日本の人口は三分の二に減少、恋愛、結婚観などの世論調査。
第22回の北九州市自分史文学賞の表彰式。
国内外から寄せられた330編の応募の中から厳正なる審査を経て決まる。「北九州市自分史文学賞」には森鴎外記念事業という冠がついており、鴎外が足かけ4年を過ごした小倉時代に、歴史観や近代観にふれた随筆のようなものを書いた。これが、のちの「史伝もの」の執筆につながっている。自分史文学賞は、この「史伝もの」にちなんで設立された。3人の審査員、大賞作品を出版していただく学研ホールディングスをはじめ、ご尽力いただいた皆様に謝意を表する。
(社)茶道裏千家淡交会北九州支部の総会。10月に九州大会が予定されている。
建国記念の日奉祝北九州市民大会の記念式典。
ひろば北九州 市長インタビュー。来年度予算の重点政策について。
世界のCMフェスティバル2012北九州スペシャル。「世界のCMフェスティバル」が日本に上陸して14年目。傑作CMを堪能するフランス生まれのイベントが、初めて北九州芸術劇場に。北九州上演をお願いしていたプロデューサーのブーヴィエさんに謝意を表する。抱腹絶倒の楽しいCMの数々、パチパチを手にした客席が満席になって大いに盛り上がる。市のシティプロモーション部長、課長、スタッフが誘致、上演で汗をかいた。
第4回平尾台ふゆはなび。大渋滞に巻き込まれる。多数の市民でにぎわう。
「もののふ北九州」での市長講演。教育、環境について。
チェッカーズの高杢さんと「愛の生まれた日」の大内義昭さんが新ユニットを結成。ギラヴァンツ応援歌を一緒に歌う。

2月10日(金)
今朝も、シューベルトのピアノソナタ幻想で目覚め。
OECDグリーンシティプログラム北九州チームの代表としてOECDの環境視察に同行したかったが、議会前のタイトな日程のため、幹部職員にまかせる。
新卒等採用拡大ローラー作戦にかかる企業訪問で夕原工業団地の(株)エイチ・アイ・デーへ。社長に新卒者の採用枠拡大を要請する。職員も手分けして要請活動を続けている。今年で3年目となる。
財政局長、部課長、広報室長と2月議会の議案レク勉強会。
平成24年北九州市表彰の表彰式・祝賀会。
国土交通大臣政務官 室井邦彦氏が来北。日本海側拠点港の振興策について要請する。
教育委員会企画課長から「もののふ北九州」での市長講演について。
産総研、九工大との連携協定調印式。日本最大の産業技術のシンクタンク、産業技術総合研究所との連携を深める。
市民文化スポーツ局市民部長から「市長と気軽にランチタイム」について。
平成24年北九州市職員永年勤続(30年と20年)の表彰式、あわせて初めて職員功績の表彰式をおこなう。
福岡県議会で飲酒運転撲滅条例が提案される。
トマトに中性脂肪を減らす成分のあることが学会で発表された。おいしい若松トマトをもっと宣伝しよう。
市制50周年記念事業実行委員会の設立総会。役員、スケジュール、活動方針を協議。
500人超のにぎわい。本市の文化、スポーツ大使、各級議員も一緒に、北九州市応援団の集いが盛大に開催される。佐木隆三、カズ山本、君原健二の三氏に大使の委嘱をする。
陸上自衛隊の新第四師団長、武内陸将の歓迎の夕べ。第四師団が、昭和37年の発足以来、災害出動をはじめ、北部九州870万人の安全安心を守るため活動していることに謝意を表する。

2月9日(木)
シューベルト ピアノソナタ18番幻想、13番で爽やかな目覚め。
三役への議案説明。2月議会に提案する議案を一つづつ確認する。
九州経済産業局長 瀧本徹氏が来訪。
梅本副市長、総務企画局長、人事部長との協議。
産業経済局総務政策部長から条例設置の審議会(市の附属機関)を予定している北九州市成長戦略会議について協議。
「学校給食・関門交流の日」給食試食を富野小学校で。下関のふぐの味噌汁、ごはんを可愛い小学校2年生の皆さんと一緒に食べる。少しさめてはいたが、おいしかった。
日本プロテニス協会理事長の佐藤直子氏ほか1名がテニストーナメント全国大会開催にあたってのご挨拶に。全国から選抜されたジュニアの選手が集まる。
北九州市顧問の大橋弘通氏ほか6名が環境エレクトロニクスの拠点化に関する活動の報告に。
北九州ミズ21 第12期活動発表会が芸術劇場で。1時間ほど提案内容を聞く。
秘書室次長、スタッフと日程を協議。
建築都市局長。
港湾空港局長。
市民文化スポーツ局安全・安心担当理事。
OECD調査団との意見交換。ドイツ出身の団長に、フライブルグ、キール、ドルトムントなどドイツの各自治体の環境の取組について概要を尋ねる。
OECD本部に派遣されている日本政府の幹部職員との懇談。話は尽きない。グリーンシティプログラムでたいへんお世話になっている。

昨日の定例記者会見のメモを読み直す。

本市の本庁舎に薄膜太陽光発電設備を設置した。
本市は昨年12月に国において環境未来都市に選定され、その都市にふさわしい本庁舎とするための取り組みの一環として、薄膜太陽光発電設備を設置し、その効果を検証する。一般的なタイプと異なり薄膜タイプは軽量で施工性が良く、耐荷重の余裕のない場所でも設置できる。本庁舎で多くの人々に見てもらい、今後の普及拡大に先導的な役割を担って行く。高い技術力をもつ三菱化学の製品で行う。
地元の有力企業である三菱化学㈱は、先日設立した北九州市太陽光発電普及促進協議会に参加する等、本市と協同して太陽光発電の普及を行っている。薄膜太陽光パネルに関し高い技術力を持ち、南玄関ひさしの垂直面に設置といった特殊なニーズに適格な対応が可能。太陽光発電設置の協議を進める中で、三菱化学側から実験段階のロールスクリーン式のテストの申し出があり、スクリーン本体を無償貸与していただき、日本で初めて実フィールドで検証をすることとなった。先進的な事例を啓発していけることとなり、三菱化学に感謝の意を表したい。
今後、この検証を通して、設置が困難とされている壁面や窓面にも太陽光発電の普及を促進させていきたい。

北九州市ミュージアム構想「北九州市 時と風の博物館」専用ホームページの開設について。
このたび、「北九州市ミュージアム構想」が始動する運びとなった。
本構想は、私の選挙公約に掲げたものである。
本構想は、「美しいまち・北九州市」をコンセプトに、北九州市に存在する多くの「誇り」や「財産」を市の内外に発信する事業。
来年2月の「市制50周年」を意識した事業でもある。
本構想は、「連綿とつながる日常やまちの表情を彩る美しいシーンのひとこま」を『時』とし、「私たちの暮らしを美しく育む風土・風景・風習・風俗・風味・風格・風情」を『風』ととらえて、「北九州市 時と風の博物館」と名付けた。
まずは、「美しいまち・北九州市」に点在する魅力的な地域資源について、市民の皆さんに大いに自慢していただくことで、わがまち自慢の気運を盛り上げたい。
2月8日午前10時に「北九州市 時と風の博物館」専用ホームページを開設した。
ホームページが本構想の「展示室」となる。
当面は、試行期間とし、運用の在り方について検討を継続する。
併せて、2月10日(金)に「北九州市の魅力的な地域資源について語り合う」イベントを開催することにしている。すでに参加者は募集しているが、当日参加も可能。詳しくは、後ほど担当者から説明させる。
来年2月にせまった市制50周年は、わがまちのこれまでを振り返り、未来を展望する大きな節目となる。本日から来年2月に50周年を迎えるまでは、特に市内の方を意識した取組期間と位置づけ、「シビックプライド(単なる郷土愛と違い、わがまちを愛するからこそ、わがまちのために行動を起こすという意味を込めている)」の醸成を意識して、今後は事業を展開していく。
また、市制50周年を迎えてからは、市外を意識した事業も展開し、北九州市の認知度や存在感の向上、情報発信力の強化、さらなるにぎわいの創出などにつなげていく。

2月8日(水)
昨日、ツイッターで私の2379人のフォロワーに以下の発信をしたところ、今朝までに5374人にリツィート。あわせて7753人の方にいのちの旅博物館の成果を伝えることができた。ツイッターの影響力を感じる。
 「東北支援の素晴らしい成果です。市民の皆さん、ぜひ見学を。 QT被災標本612点修復完了 東日本大震災で被災した陸前高田市立博物館のチョウと植物の標本計612点、北九州市立博物館の学芸員やボランティアがすべての修復を終えた。読売新聞」

シューマンの森の情景、シューベルトの即興曲で目覚める。
市長定例会見で北九州市ミュージアム「時と風の博物館」のスタート、
内閣府参与 角南篤氏ほか2名が来訪。韓国におけるグリーングロウス(緑の成長)の政策について話を聞く。
「青森県産りんご」のトップセールスのため来北した青森県知事 三村申吾氏による市長表敬。
梅本副市長とワーキングランチョン。
建築都市局長、理事からコムシティについて。
総務企画局シティプロモーション部長から2/10「市制50周年記念実行委員会」設立記念総会について。
教育委員会企画課長と「もののふ北九州」での市長講演について。
広報室長からひろば北九州市長インタビューについて。
ニュースEVERYの市長インタビュー。暴排運動について。
国際会議場へ。OECD調査団との個別会談。
OECDグリーンシティ・シンポジウム。
第5回北九州市行財政改革有識者会議に遅れてはいる。
松岡環境局理事。
ソフトバンク本社の幹部と電話で話す。
国際会議場でOECD調査団レセプション。
第53回九州生花商団体連合会北九州大会で歓迎の挨拶。県農林水産部の幹部、九州農政局長と北九州市の農林水産政策について話す。

2月7日(火)
広報室長、課長、係長と勉強会。
財政局長、部長、課長と2月議会議案の勉強会。
港湾空港局から平成23年度北九州港セミナーIN東京について。
総務企画局成長戦略・企画担当理事から世界遺産登録について。
保健福祉局障害福祉部長から条例改正について。
広報室、2回目の打ち合わせ。
(社)福岡県薬剤師会副会長 藤野哲朗氏ほか3名が第74回九州山口薬学大会開催にあたってのご挨拶に。数千人のビジターが本市に来られる。
平成24年北九州市東部農業委員会の定期総会。
市民文化スポーツ局長から諸報告。
三役会議。
市幹部会。
産業経済局長から東京での企業立地セミナーほかについて。
市庁舎プレゼンルームで新日鐵・北九州市のトップ会談。
八幡西区でおりお未来21協議会の新年会。折尾総合整備事業が進む中、お!リオ博などのにぎわいづくり、折尾駅舎の保全活用など、地域発展の諸活動に敬意を表する。地域貢献に対し第4回のふくおか地域づくり活動賞を受賞する。

2月6日(月)
総務企画局都市経営戦略室長、課長、係長から第5回北九州市行財政改革有識者会議について。
広報室。
福岡市へ。東日本大震災被災中小企業支援 震災復興キャンペーンソング「SMILE AGAIN」のコーラスの収録。スタジオで県知事、福岡市長、学生、市民の方々、約90名でさだまさし作詞作曲の歌を練習し、3回録音する。さだまさしさんが助言、いい仕上がりとなった。春に発売され、収益金は東北支援に充てられる。

東日本大震災復興支援キャンペーンソング
「SMAILE AGAIN」 
作詞・作曲:さだまさし
編曲:渡辺 俊幸

もしもあなたが今 悲しみの中にいて
よるべない不安に 震えているのなら
声にならない声を今 その見えない涙を今
わかちあうことが できないだろうか
  
言葉で伝わらない 言葉もあるけれど
せめてこの歌声が あなたに届いたら
勇気をふりしぼって今 涙をぬぐいさって今
なつかしい笑顔に もう一度会いたい
  
※ 
SMILE AGAIN 祈りは海を越え
SMILE AGAIN 願いは風に乗り
SMILE AGAIN 夢を忘れないで
愛は時を渡る ※
  
忘れないで欲しい いつも思っている
だからこの歌声が あなたに聞こえたら
小さな声でいい今 一緒にくちずさんで今
どうか僕のために もう一度笑って
  
SMILE AGAIN 一人は小さくて
SMILE AGAIN とても弱いけれど
SMILE AGAIN 強くこの愛を
心こめて歌う

(※くり返し×3)

帰りの車中で、「風が強く吹いている」を見終える。箱根駅伝の走行シーンを北九州市内でロケした。フィルムコミッション、ロケ協力の市民の方々の熱意に謝意を表したい。
「ビルマの竪琴」を見終える。市川崑監督、1956年の名画。門司のパゴダの保存維持の在り方について昨年末から一考している。

2月5日(日)
9時25分、19回目のスマイルウォークの出発式で戸畑区の大橋公園へ。工事中の若戸トンネルがコース。
政務で立正佼成会の節分会へ。門司港ホテルで全日本煎茶道九州支部の総会。小笠原流の家元に挨拶。
ソレイユホールで九州歌謡祭が盛大に開催される。毎年参加している。
「シンドラーのリスト」スピルバーグ監督の傑作。195分の息苦しい時間に耐えねばならない。何と残酷な歴史的事実だろうか。600万余人のユダヤ人を虐殺したナチスドイツ。工場経営者のシンドラーがユダヤ人を雇い、ドイツ軍上層部にわいろを贈ってユダヤ人労働者1200人の命を守りきる。最終場面に来て、暗闇の中に一条の光を見る思い。ユダヤ人収容所で生き残った52000人の証言がベースになっている。シンドラーのリストによって地獄から奇跡の生還をした人々の体験談にもとづくノンフィクションである。

2月4日(土)
7時過ぎ、羽田空港着。
東京は快晴。遠くに雪化粧をした富士山がくっきりと見える。
9時半、羽田発で北九州へ。13時にいったん自宅着。パリからドアツードアで19時間の旅がようやく終わる。
昼食は、自宅で蕎麦、白菜の漬物、肉じゃが。フランス料理がどんなものかよく知らないが、やはり日本食がおいしい、しみじみそう思う。
城井議員の新春の集い。
フランスで入手したモネ、シャガールのポスター画を額に入れる。
この1週間の新聞記事に目を通す。
時差ぼけのせいか、旅の疲れか、眠ったり起きたりを繰り返す。来週は、日程が連日びっしり。昼夜の逆転した状況から、体調を早く馴らさないといけない。

2月3日(金)
8時に、モンパルナスの宿を出発。パリ滞在中、本市のにぎわいづくりの参考にするため、蚤の市を見たかったが、チャンスを得られなかった。
今朝は、出発の準備や寒さのため、散歩の余力はない。
見送りに来ていただいたクレアの所長、副所長にお礼を申し上げる。
11:00パリ空港発。12時間のフライト。
環境政策の視察や会談録のメモを読み直す。
来秋には、OECDの調査団対応もあり、訪問・会談記録の整理には、時間がかかる。
機内で多くの映画を選択で見れるようになっているのは便利。眠くなるまで、シネマライフをエンジョイ。
シャーロックホームズ 2009年のアメリカ映画。19世紀末のロンドンの情景がよく出ている。
三銃士 王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船。「The Three Musketeers」 2011年欧米の合作映画。17世紀のルイ13世時代の痛快な冒険物語。ミラジョボヴィッチが二重スパイ役
「Real Steel」ボクシングをロボットに代行させる近未来の映画。ロボジーとは趣が異なるが、元ボクサーが11年前に離婚し、元妻の死去で一緒に暮らすようになった息子とボクシングファイトの旅を続けながら、ボクサーロボットのチャンピオンを目指す。自分を棄てた父親への感情がいつしか変わっていくヒューマンなドラマ。
うつらうつらしていると、翌早朝に羽田着。

ヨーロッパ訪問中のファイルは工事中です。

1月28日(土)
社会福祉法人 北九州市手をつなぐ育成会 第31回出発を励ます集いで祝辞を述べる。北原会長、保護者、後援の毎日新聞社など福祉関係者のご尽力に深く感謝の意を表する。障害を背負いながらも、元気に入学、卒業した72人の前途を祝う会で、衆議院時代から毎年参加している。小倉少年少女合唱団とフィナーレのふるさとを一緒に歌う。
政務で山本幸三議員の新年講演会。
自見庄三郎大臣の新年会。
城井崇議員の新年会には、ヨーロッパ出張のためビデオレターを準備。
市庁舎で資料の整理。
ブログをつける。
有志企業人の集まり。
サッポロビールのファンの会(星の会)30周年、初代会長は、横山白虹さんで、現会長は、時折チャンポンを食べに出かける錦龍の大将。
空港待合室で秘書課長と海外携帯電話、メールなど緊急連絡網の確認、資料の精査。
21時、北九州空港発、22:25羽田空港着。01時半の深夜便の出発まで空港で、同行する環境局の局長、環境戦略課長と打ち合わせ。
パリまでまず12時間の旅が始まる。

1月27日(金)
博多へ。県庁で県知事、福岡市長と「グリーンアジア国際戦略総合特区」共同事務局の看板掲出式。3自治体で共同申請するまでの間、心血を注いだ経過を振り返るとき、感慨深いものがある。

東芝副社長が中間的な回答を県・市にもってきた。 

その内容は、①北九州工場におけるLEDランプをはじめとする半導体製品の生産継続は困難であり、東芝単独での工場活用は難しい、②半導体生産終息後の北九州工場の活用方法については、行政や様々な民間セクターとも連携の上、土地・建屋等、工場インフラの他社での活用の可能性も含めて継続協議を行なう。③技術棟については、営業および顧客サービス・サポート拠点、大学との連携事務局として活用していく。というもの。
北九州工場には、現在、約530人の従業員が勤務し、市内には関連する企業も多く、北九州工場が生産を終了することは、地域経済にとって大きな影響を与えます。これまで、何とか生産を継続するよう要請してきただけに、生産が終了することは非常に残念である。
一方、技術棟を東芝として活用するという方向性が明確に示された。
本市としては、技術棟を含む工場全体について、新たな雇用につながる活用策を、㈱東芝、福岡県と我々北九州市で知恵を絞りながら、引き続き協議してまいりたい。今回の生産終了により、取引企業の皆様及び従業員の皆様への影響が最小限になるよう、㈱東芝にしっかりとした対応をお願いするとともに、我々も全力で支援していく。

東芝との協議の新たなスタートラインとなる。
市民文化スポーツ局長、部長、課長。
財政部長、関係部署と平成24年度当初予算の調整について協議。
宗教法人世界平和パゴダ前理事の八坂和子さんほか2名が来訪。「世界平和パゴダ」の設立から休館に至った長年の経過についてお話を伺い、意見を交換する。
環境局環境国際戦略課長からOECDのグリーンシティ・シンポジウムについて報告。
松﨑副市長、産業経済局長と東芝問題について。
(財)北九州生活科学センター理事長の今地政美氏ほか2名が公益財団法人移行認定の報告、新年挨拶に。
総務企画局シティプロモーション部長、課長、係長から市政50周年事業について。都市ブランド推進委員会のまとめた「美しいまち 北九州」をどう具現化するか意見交換。
総務企画局東日本大震災支援対策担当理事、課長、地域福祉部長、課長から定例報告。被災地から市街地復興に向けて専門家の長期派遣を要請されている。市職員は、遠く離れた厳寒の釜石市で支援活動に懸命に取り組んでいる。
平成23年度北九州市職員提案報告会。審査委員会の投票で選ばれた優秀提案者を表彰する。
北九州商工会議所女性会の創立20周年記念懇親会。
協同組合日専連北九州 新年パーティ。
福岡県中小企業家同友会 北九州地区新年祝賀会。
2002年ワールドカップのオフィシャルアンセム、いつ聴いても感動する。

1月26日(木)
松崎副市長、産業経済局長から東芝問題について諸報告、協議。
平成24年度当初予算の市長決定。
元ソフトバンク 柴原洋氏への北九州市スポーツ大使委嘱式。
FM福岡「シネマフルライフ」 市長インタビュー。
毎日新聞社 毎日・世論フォーラム20周年「感謝の夕べ」当日、ヨーロッパ出張のため、ビデオレターで対応することに。その撮影をおこなう。
北九州市環境産業推進会議第3回総会で講演。特区、環境未来都市の報告。ダブル選定による国の支援措置を活用してエコビジネスの発展を展望する。
旧戸畑区役所庁舎を視察。図書館のレイアウトを一考する。戸畑区長、教育委員会生涯学習部長の案内で改修前のクラシックな庁舎を視察。
福岡経済同友会の新年懇親会。
北九州市でロケされた「風が強く吹いている」を見始める。箱根駅伝に挑戦する大学生たちの爽やかな青春を描く。
宗左近の「響灘」の一節を読む。

直木賞を北九州市出身の葉室麟さんが5度目の候補で受賞した感想を先日の記者会見で聞かれた。
  葉室さんは、小学校5年生のときまで、北九州市で頑張っていた文学少年であった。北九州出身の作家が、見事このような素晴らしい賞を受賞されたことに、心から拍手喝采を贈りたい。ちょうど今年は、森鴎外生誕150年にあたる。近代におけるこの地域の文化の歴史を振り返るときに、森鴎外の文学、そしてまた軍医部長としてここで滞在をしたという、この事実がどれだけ多くの方々にインスピレーション、また励ましになったか。そうした素晴らしい先人の活躍があって、北九州には文学、文化の風土というものが発展してきたのだなということを、改めて感じる。この素晴らしい朗報をきっかけに、文学の世界においても北九州の市民が一層活動を活発にして、成果を挙げていくことを心から期待している。

1月25日(水)
市長定例会見。
市職員の2次募集は、東日本大震災の被害を被った方々に対し、可能な限り働く場を提供するという趣旨で、通常の採用試験とは別に、昨年9月に募集を行い、仙台市及び東京都に会場を設け試験を実施。最終合格者は43人。このうち、半数以上(22人)が、岩手県・宮城県・福島県の在住者。震災復興支援の一環として行った本市の呼びかけに対し、292人もの応募をいただき、最終的に東北3県から22人の合格者を出すことができた。非常に意義のある取組みであったと考えている。

経済協力開発機構(OECD)が、グリーンシティプログラムにおいて、本市を訪問し、関係者からのヒアリング及び市内施設の視察を行うことが決定した。オリベイラ・マーチン・ジョアキム氏を団長とする調査団一行が2月6日から10日まで、本市に滞在し、本市のグリーン成長に関する政策などについて、調査を行う。調査に合わせて、本市は、OECDグリーンシティシンポジウムを開催し、市民や企業とOECDとの交流を進めとともに、本市のアピールにつなげる。
調査団は、団長がOECDのオリベイラ・マーチン・ジョアキム氏で、産業政策が専門である。この他、様々な分野を調査するため、OECD及び外部の専門家が、最大8名北九州市を訪問する。現在、6名が確定しており、残り2名を調整中との連絡を受けている。
調査団は、2月6日に北九州市に入り、翌日から9日までヒアリングを行う。2月8日午後には、本市の主催により、シンポジウムを開催し、市民や企業とOECDとの意見交換、交流を進める。シンポジウムは公開で行うこととしている。2月10日は、エコタウン、スマートコミュニティ、TOTO等の視察を行う。視察に関しても公開で行う。
今回の調査では、本市の政策等に関して、細かなヒアリングが行われる予定である。今後、調査結果を踏まえ、OECDが報告書案を作成し、本市との協議後、今年12月頃を目途に、本市に関する報告書が作成される予定である。最終報告書は、来年3月頃に、OECD全加盟国に配布されると聞いている。

この度、私が、フランス・パリを訪問し、経済協力開発機構(OECD)の幹部とグリーン成長政策に関する協議を行うこととなった。これは、OECD調査団の来北に先立ち、大枠の政策調整を行うものである。また、パリ市を訪問し、パリ市幹部との協議を行い、グリーン成長政策に関する協議、情報共有を行うとともに、今後のモデル都市間での協力について意見交換する。パリでは、自治体国際化協会(CLAIR、クレア、日本の財団法人)の
パリ事務所を訪問し、フランスの環境政策や今後の都市間交流等に関して、意見交換する。今回の欧州訪問では、ドイツ・ボンで、国際機関である「国際再生可能エネルギー機関(IRENA、アイリーナ)」のイノベーション技術センターを訪問し、意見交換を行い、エネルギー政策に関する知見を深めるとともに、本市の取組に関する国際的情報発信を行う。欧州訪問の日程は、1月28日(土)から2月4(土)まで。環境局長等が同行する。

環境局環境監視部長から八幡西区築地の粉塵対策について。
保健福祉局保健医療部長、課長。
総務企画局シティプロモーション部長から市制50周年記念事業実行委員会について。
教育委員会文学館の今川副館長から、戸畑区出身のフランス文学者で作家の宗左近氏はじめ、本市ゆかりの作家について。
ラジオ出演収録(FM KITAQ)。
平成24年度当初予算市長決定(建都、水道、交通、子家)。
総務企画局都市経営戦略室長から第5回北九州市行財政改革有識者会議について。
松崎副市長。
秘書室と日程協議。
総務企画局長から功績表彰について。
小倉法人会、小倉関税会、小倉優良申告法人会 新春賀詞交歓会。
北九州アジアビジネス推進会及び北九州国際ITビジネス推進会合同懇親会。
識者と意見交換。

1月24日(火)
平成24年度当初予算市長決定。
教育長から諸報告。
平成23年度男女共同参画推進市職員リーダー研修。
広報室。
梅本副市長。
新日鉄エンジニアリング(株)取締役社長 高橋誠氏が新年挨拶に。
雪の舞う中、東田のスマートコミュニティを視察。最先端の低炭素関連技術の現場を見て回る。OECD調査チーム来北前の事前視察。
内閣官房統合活性化事務局長代理の枝廣直幹氏。明日、エコ関係の施設を視察していただく。
松崎副市長。
産業経済局長。
第一交通産業・第一グループ・北九州パレス会合同主催の新春の集い。エコカーの積極導入などに敬意を表する。
NC北栄会新春例会。西日本シティ銀行関係者に挨拶。

1月23日(月)
財政局長、部長、課長から平成24年度当初予算の事前説明。来年度予算の重点課題について意見を交換する。
広報室イメージアップ担当課長からFM福岡「シネマフルライフ」番組出演について。
山崎 元福岡市長ほか1名と環境の取り組みについて意見を交換。環境局長同席。
環境局環境未来都市推進室長から「北九州市環境産業推進会議」第3回総会について。
広報室。
アジア低炭素化センター 小宮山センター長、大植参与が来北。環境未来都市・総合特区選定後の検討をおこなう。アジア低炭素化センターを
総務企画局長。
博多でタカギ50周年記念式典。
小倉で水道局長、建設局長ほか幹部職員、海外水ビジネス協議会の竹澤会長ほかと意見交換。水ビジネスに関わる関係者が一堂に会して懇談。

1月22日(日)
飯塚市で第3回ⅠLOVE遠賀川地域リーダーサミット。遠賀川水フォーラムに3時間。北九州市は、水道の6割、工業用水のすべてを遠賀川に頼っている。母なる遠賀とともに、本市は発展してきた。水質改善のため、上流地域で活躍するボランティア団体、地域住民に深く感謝するとともに、市としてボランティア団体に対し財政的支援を行うことを検討中と初めてコメントする。流域22自治体、県知事とがっちり握手。

(社)全日本洋裁技能協会福岡県支部の新年会並びに表彰式。
第48回北九州地区小児科医会定期総会の懇親会。
天下無双の剣術に命をかける剣豪「宮本武蔵」を描いた長編漫画「バガボンド」を読み始めているが、巌流島決闘、小倉藩滞在の所までいつ頃行き着くのかは、不明。

1月21日(土)
北九州市長杯第4回小学生ふうせんバレーボール大会の開会式。29チームの元気な小学生選手団に激励の挨拶。視察に来られた大阪市のふうせんバレーボール協会の会長に挨拶。大阪では、御堂筋のアウトドアでのイベントを行ったという。
圓通寺で平成24年久女忌。久女の活躍は、北九州の文化史に燦然と輝く金字塔であり、市民にとって大きな誇りである。
周望学舎同窓会 20周年記念式典。
北九州婦人教育研究会 新年のつどい。
第23回選抜女子駅伝北九州大会 開会式。
毎日新聞西部本社の原代表、RKBの永森社長、スポーツニッポン社の元尾西部総務局長に、長年にわたる駅伝支援に謝意を表する。
到津の森公園市民ボランティア「森の仲間たち」の新年会で、総務大臣賞の受賞など平素の活躍に深甚なる敬意を表する。
北九州市青果買受人協議会 新年会。
識者との意見交換。

1月20日(金)
ギャラリーやすこうちの「屏風・掛軸展示会」を視察。
西日本新聞社北九州本社 2012新春パーティー。
住友生命執行役員調査広報部長 古河久人氏が新年挨拶に。山田緑地での森フォーラム、病院でのコンサートなどでの支援に謝意を表する。
総務企画局人事部長。
総務企画局文書課長。
産業経済局長から産業雇用戦略の見直しについて。
富士通コミュニケーションサービス㈱代表取締役社長の増田潔氏ほか1名が新年あいさつに。
住友金属工業㈱代表取締役社長の友野宏氏ほか3名による先日の新年挨拶で話題になった鉄鋼業の最近の情勢について産業経済局と意見を交換。
日本コークス工業㈱代表取締役社長の西尾仁見氏ほか1名が新年挨拶に。
熊本市長 幸山政史氏が政令指定都市移行に向けてのご挨拶に。
ニューヨークタイムス東京支局長 マーティン・ファクラー氏。
保健福祉局介護保険課長。
総務企画局企画課長。
(社)北九州電設協会 平成24年新年賀詞交歓会。
北九州市八幡医師会 新年会。
識者との意見交換。

1月19日(木)
市長定例会見で特区、環境未来都市選定証授与、当面の対応策について報告。
市立八幡病院内の第2夜間・休日急患センターの移転先を、コムシティ地下1階に決定したと市議会に報告。
総務企画局政策部長と北九州市・福岡市・熊本市による連携事業について。
秘書室次長、スタッフと日程協議。
都市経営戦略室長と行政改革のすすめかたについて。
教育長と美術館改修事業などについて協議。
水道局長から諸報告。
梅本副市長と協議。
総務企画局人事部長、人事課長から諸報告。
環境局長からOECD関連について。
松崎副市長。
産業経済局長。
北九州商工会議所門司地区議員会の新年懇親会。
第24回折尾地区の賀詞交歓会。恒例の折尾神楽で大いに盛り上がる。
ヨーロッパの低炭素型の交通政策のファイルに目を通す。

1月18日(水)
首相官邸で野田首相から11の環境未来都市を代表して指定書を受け取る。
眼帯をした首相との記念撮影。日本の成功モデルを実現したい。
続いて、知事と総合特別区域指定書を受け取る。
岡田副総理に面会。
川端総務大臣、野田釜石市長と記念撮影。釜石市も一緒に環境未来都市に選ばれた。昨年春から、被災地支援策として釜石市とスマートコミュニティなどの協力を模索してきただけに、アベック指定はうれしい。

今日は、北九州空港から日帰りで上京。
シテイプロモーション首都圏本部で丸山本部長から行政改革などの国会の動きを聞く。
大川誘致担当部長から企業誘致活動の状況についてヒヤリング。
北九州市に戻り、理美容師の団体であるSPC JAPAN 九州統括北九州本部の新年決起大会へ。来年の全国大会の本市誘致を要請する。

1月17日(火)
西日本新聞から遠賀川サミットのインタビュー。水質改善のため、流域自治体の行政、市民団体が一堂に会する。
広報室イメージアップ担当課長などからニューヨークタイムス東京支局長インタビューについて。
安全安心担当理事から諸報告。
保健福祉局 福島保健医療行政担当理事から第2休日急患センターについて。
TBSニュースバードで先進地、岡山市を韓国教職員が視察したニュースを見る。
学校法人浜松海の星女学院理事長 北脇保之氏が来北挨拶に。総務省出身で職員研修の講師として来北。衆議院時代の同僚だったころが懐かしい。
北九州市立大学 副学長の梶原昭博氏ほか1名から環境技術研究所等に関する報告。
広報室。
北九州市婦人会連絡協議会の新年のつどい。
北九州市防水工事業協同組合の新年賀詞交歓会。昨年の市との防災協定にもとづく地域貢献活動に謝意を表する。
OECDの調査団チームが間もなく北九州市にグリーン成長に関する調査のため訪問する。詳細な調査項目が市に届いている。

1月16日(月)
港湾空港局空港対策室からチェジュ航空の運航休止について記者発表をする。県と一体になって支援し、7割台の搭乗率であるだけに、4月25日以降運休するのは残念である。
市民文化スポーツ局 安全・安心担当理事。
広報室。
北九州中小企業経営者協会 新年祝賀会。
海運・港運関係7団体 合同新年賀詞交歓会。
絆プロジェクト会議への寄付金贈呈。門司ボランティア協議会の会長、副会長が来訪。
法テラス北九州支部長 中野昌治氏ほか2名の担当弁護士の就任挨拶。
総務企画局政策部長から総合特区について。
広報室広報課長からラジオ収録の事前説明。
北九州市にぎわいづくり懇話会の理事会。
北九州市の文化大使 ダニエル・アジマン氏指揮のイタリア音楽のCDでしばしくつろぐ。ドラマテイックで緊張感のある舞台音楽の指揮。北九州シティオペラが、オペラの指揮をお願いしている。来年は、市制50周年を記念し、アイーダを演奏する予定。

1月15日(日)
後援者の告別式に参列。
いのちの旅博物館で「いちいがし」が市のシンボルツリーになった由来、市内の生息状況を学芸員から詳しく聞く。
「大内文化と北九州」展を視察。中世における北部九州の覇者であった。門司港から外国貿易の船をだし、交易で潤った財力を背景に京都文化の移入、繁栄に尽力した。狩野派の屏風絵、倭寇と明軍の戦いなどの絵巻など興味深い資料が多数展示されている。
鶴洲流鶴洲吟詠会の初吟会 式典。
年賀状の返事を書く。
真田幸村を題材にした劇画。戦国乱世を雄々しく生き抜き散ってった武将の生きざまに関心を寄せる。
北九州郷土史会のかつて編纂した史料を読み直す。

1月14日(土)
第35回黒崎剣友会少年剣道大会 開会式。
小倉城庭園の新春茶会。表千家、続いて立席の裏千家。今年10月に、裏千家のお家元が来訪し、本市で淡交会(裏千家)の盛大な九州総会が開催される。
ミズ21OB会主催 オープンシティ講座における市長講演。
北九州森鴎外記念会 新年硯開きの会。生誕150年にあたる。
文学館の鴎外展で直筆の「天馬行空」を久しぶりにながめる。
北九州市薬剤師会 新春特別講演会。
黒崎中央公園オープニングイベント。
林芙美子居住宅を探して若松本町界隈を散策。
若松有志の会で楽しいひと時をすごす。

1月13日(金)
日産自動車九州㈱ 代表取締役の児玉幸信氏ほか2名が新年挨拶に。
建築都市局区画整理課長。
建設局公園緑地部長から公園の芝生化について。
北九州青年会議所 理事長の小田剛氏ほか2名が就任挨拶に。
トヨタ自動車九州㈱ 代表取締役社長の二橋岩雄氏ほか3名が新年挨拶に。
三菱マテリアル㈱ 非常勤取締役の藤井敏道氏ほか3名が新年挨拶に。
水道局浄水部長から第3回ⅠLOVE遠賀川地域リーダーサミットについて。
釜山広域市議会議員 李海東氏ほかによる市長表敬。
交通局次長から諸報告。
㈱九州交通企画 社長の舩津壽幸氏ほか2名が就任挨拶に。
港湾空港局空港企画室次長から諸報告。
RKB毎日放送㈱ 代表取締役社長の永守良孝氏ほか2名が新年挨拶に。
北九州市体育協会会長の山本雄造氏。
平成24年北九州印刷工業協同組合 賀詞交歓会。
(社)北九州緑化協会 新春みどりの集い。
情報労連・NTT労働組合九州総支部・北九州分会の旗開き。
平成24年北九州建築六団体 合同新年賀詞交歓会。
2012年北九州市役所職員現業労働組合 新年旗開き。
(社)北九州青年会議所 2012年新年祝賀会。いよいよ10月に全国会員大会が本市で開催される。成功のため、行政も最善を尽くしたい。

1月12日(木)
社会福祉法人 北九州市手をつなぐ育成会の新春のつどいで祝辞を述べる。
  「日ごろから、障害のある方の自立と社会参加という目標の実現に向けて、精力的な活動を続け、本市の障害福祉施策に多大なるご協力をいただき、厚くお礼を申し上げる。また、韓国政府から保健福祉優秀大学に3度も選ばれている三育(さんいく)大学と交流協定を締結し、当大学からの研修生の受け入れを行うほか、日本・中国・韓国の3カ国で「障害者福祉の現状と課題」についての講演会や、障害のある当事者によるスピーチ大会などを実施した交流大会を開催された。皆様にとって、実り多き年であったと思う。本市としても、障害の有無にかかわらず、すべての市民が、互いの人格や個性を尊重し合いながら、安心していきいきと暮らすことのできる「共生のまちづくり」を進めるため、より一層の努力をしてまいるので、お力添えをお願いする。」

東日本大震災に係る釜石市への職員派遣・出発式。釜石市からの要請にこたえ、漁港整備計画の専門家を3か月派遣する。
技術監理室技術企画課長から公共事業コスト構造改善22年度実績報告について。
梅本副市長。
環境局長から震災ガレキをめぐる現状と課題について。
三役会議。
総務企画局企画課長からミズ21OB会主催オープンシティ講座市長講演について。
総務企画局東日本大震災支援対策担当理事から定例報告。
北九州市自分史文学賞審査員等との懇親会。
北九州市制50周年記念オペラ公演の指揮者来日に伴う日伊文化交流懇親会。
北九州塗料関連新春賀詞交歓会。11月16日(いいいろ)の落書きなくし隊のボランティア活動に敬意を表する。

1月11日(水)
市長定例会見。
BOPビジネスについて質問を受ける。
  先進国市場が成熟化する中、新たな市場として、経済ピラミッドの底辺である所得層「ベイス・オブ・ザ・ピラミッド」いわゆるBOP層(年収3000ドル未満、世界人口の7割とされる)が注目されています。この新たな市場であるBOP市場における多くの事業は、発展途上国の国や地域の社会的課題の解決につながるとともに、企業の経営価値を高めるという大きな特徴を持っています(貧困層の生活水準向上などにつながる)。「企業の社会的責任」いわゆるCSRは単なる企業の付加的な社会貢献という意味合いから、本業のビジネスモデルの中に、いかに組み込んでいくかが問われているようになってきています。CSRとビジネスを両立する取組みの形として、BOPビジネスの手法があります。企業や行政を取り巻く情勢は速く、大きく変化している。北九州市は、昨年末、「環境未来都市」と「グリーンアジア国際戦略総合特区」の選定を受けました。この特区では、アジアの活力を取り込みながら成長していくことを目指したもので、海外での環境ビジネスの展開に向けた一つの手法として、BOPビジネスについても支援を行って参りたい。

産業経済局長。
松崎副市長。
建設局計画課長から旦過市場の再開発について。
三菱化学㈱黒崎事業所長の鈴木龍男氏ほか2名が新年挨拶に。
部落解放同盟八幡地区協議会の2012年新春旗開き。
公明党福岡県本部の賀詞交歓会で知事に続いて祝辞を述べる。
第4回の北九州市行財政改革有識者会議。
監査事務局長から定期監査講評について。
秘書室次長と日程協議。
子ども家庭局長から児童文化科学館について。
環境未来都市、国際戦略特区を立案した伊藤理事はじめ総務企画局企画調整課ラインのスタッフと意見交換。労をねぎらう。

1月10日(火)
都市再生における再生水利用に関する国際ワークショップ参加者による市長表敬。中国清華大学の故教授ほか14名と挨拶。
広報室。
総務企画局都市経営戦略室長から第4回北九州市行財政改革有識者会議について。
小倉工業倶楽部の新年祝賀会。
都市再生における再生水利用に関する国際ワークショップで歓迎の挨拶。
小倉十日恵比寿の市庁舎表敬訪問。全員で打ち込みをする。
エネルギー政策統括本部会議。
建設局道路建設課長から市内遊休地の活用について。
中央卸売市場長から市場整備状況について。
消防局長、危機管理室長から地域防災計画について。
文化振興課長。
梅本副市長、総務企画局伊藤成長戦略・企画担当理事から国際部の組織について。
全日本海員組合九州関門地方支部の新春旗開き。
暴対法改正の政府案のファイルを読む。安全安心の街づくりに向けて一歩前進の取組。

1月9日(月・祝)
コルトーの強烈な個性の光るショパン、ピアノソナタ2番、3番。朝の目覚めにしては、情感があまりにもこもりすぎた曲想、演奏。
米町のどんど焼きに初めて参加。毎月の小倉駅周辺の清掃活動に敬意を表する。
東谷地区の新年祝賀会が盛大に開かれる。
第53回を数える歴史と伝統の小倉城大鏡餅開き おしるこ会。平成19年から、毎年参加している。小倉の冬の風物詩。おそらく市内最大の行列。実行委員会のご苦労に深甚なる敬意を表する。
小嶺地区のどんど焼き。見事な孟宗竹のやぐらが昇り竜のように勢いよく燃え上がる。
隣町の八児地区でのどんど焼き。
ゴルゴ13。天安門事件、ベルリンの壁崩壊、フランスのアフリカ侵攻など世界史を揺るがす事件をテーマにした漫画の時代背景の分析、シナリオは、興味が尽きない。
ヨーロッパにおける最近の低炭素、環境政策のファイルに目を通す。
平野啓一郎の葬送を読み始める。芥川賞受賞作家で本市の文化大使。
朝聴いた、コルトーのショパンを聴きなおす。まさに、夜ふけの音楽である。

1月8日(日)
関門海峡優勝旗争奪少年野球大会の開会式で門司のグランドへ。小倉商業高校のブラスバンドの演奏でりりしい入場行進を見守る。
北九州市消防出初式。
北九州市成人祭。
響ホールで全日本学生音楽コンクール北九州大会の受賞記念演奏会。
バイオリニスト 南紫音さんとの対談。テーマは、バイオリニスト南紫音さんと語る「毎日コンクール」と「響ホール」。
二島地域成人祭「はたちの集い」、枝光北地域成人祭、新成人を囲む前田地区新年会に招かれ、新成人に祝辞を述べる。スパースワールドでの市全体のイベントに加えて地域で祝う会を開催しているのは、市内の数か所。
日明校区の新年会。80歳の元気はつらつの井生会長はじめ地域の活発な諸活動に敬意を表する。小学校での絆の人文字は圧巻であった。法務省の更生施設運営に対するご理解に深く感謝の意を表する。
ボーイスカウト北九州西地区協議会の新年初集会。市職員数名がスカウトの指導者として活躍している。高宮会長はじめ、スカウト関係者の地域貢献に敬意を表する。ボーイスカウト活動に対する学校関係者の一層の理解を期待している。
学生時代、三鷹寮でよく聴いたルービンシュタイン演奏、ショパンのノクターンでまどろむ。

1月7日(土)
ショパンのバラード、ポロネーズで目覚める。ホロビッツのライブは、どれだけミスタッチがあっても実に感動的。
OECDのグリーン成長モデル都市のファイルに目を通す。
陸上自衛隊小倉駐屯地の新春賀詞交歓会で災害支援活動など安全安心の諸活動に謝意を表する。
両谷地区の新年交歓会。防災、
沼校区の新年互礼会。地域交流の数々のイベント、楽など伝統文化の継承など地域の諸活動に敬意を表する。
葛原校区の新年懇親会。会の冒頭、葛原八幡神社の神事、浦安の舞が披露される。ふれあいネットワーク、ホタルの育成、活発な諸行事など地域活動に敬意を表する。
北九州市社会福祉協議会 新春健康福祉交流会。日頃の地域福祉活動に謝意を表し、健康福祉モデル都市の創造に向けて協力を要請する。
B級ご当地グルメの雑誌をコンビニで見つけ、さっそく、秋のB1グランプリ大会に備えて勉強を開始。

1月6日(金)
秘書室長から当面の諸課題について。
建設局長から諸報告。
㈱安川電機 取締役会長の利島康司氏、津田社長ほか2名が新年挨拶に。松崎副市長、産業経済局長が同席。
広報室長、報道課長、係長と時局勉強会。
建設局公園管理課長。
保健福祉局障害福祉部長、教育委員会総務部長、生涯学習部長。
八幡で北九州商工会議所・北九州貿易協会の新年賀詞交歓会。乾杯の音頭。
黒崎で北九書の祭典運営委員会の新年会。
本庁へ戻る。
北九州緑化協会 水野貞明会長ほか3名が新年挨拶に。
㈱白島備蓄基地 取締役社長の寿賀清三氏が新年挨拶に。
博多へ。
連合福岡・福岡県労福協の新年賀詞交歓会。
小倉へ急ぐ。
部落解放同盟小倉地区協議会の新年旗開き。
戸畑の天籟寺ふれあい新年会に招かれる。天籟寺まちづくり協議会、自治会の諸活動に敬意を表する。
八幡で北九州クレーン協会の新春の集い。
小倉で自治労北九州市職員労働組合連合会の旗開き。

1月5日(木)
5時起床。西港の北九州市中央卸売市場のせり初め式。新年恒例の行事。
市長あいさつの骨子。
 「新年明けまして、おめでとうございます。昨年は、未曾有の震災に見舞われ、大変な一年となったが、皆様の熱意と努力で、北九州市民の暮らしに欠かすことのできない水産物等をご提供いただき、厚くお礼申し上げる。本年も、日本全体で力を合わせて震災を乗り越え、市民が豊かな食生活をおくることができるよう、1年を通じて、新鮮でおいしい水産物等の供給をお願いしたい。
本年は、市場再編へ向けて大きく動く重要な一年でもある。この機会に、市場が新しく、よりよく生まれ変わるため、皆様と強い絆を結び、ともに頑張ってまいりたい。本市では、ご要望いただいている施設整備の早期完成に向けた取り組みを進めるなど、これからも皆様が安心して仕事に励めるよう、円滑な市場運営に努めていく。皆様のお力で、本年も活気あふれる中央卸売市場にしていただきたい。」

水産物、青果、関連商業の3か所でせり開始のベルを押す。
本庁で教育長と来年度予算などについて協議。
梅本副市長と協議。
北九州農業協同組合 代表理事組合長の野中敏明氏ほか2名が新年挨拶に。
市民文化スポーツ局文化振興課長からバイオリニスト南紫音さんとの対談について。
小倉中央商業連合会 新春互礼会。
㈱三井ハイテック代表取締役社長の三井康誠氏が新年挨拶に。
北九州銀行頭取の加藤敏雄氏が新年挨拶に。
(社)北九州市私立幼稚園連盟の新年会。
(社)西日本工業倶楽部の賀詞交歓会。
第26回湯川校区新年のつどい。地元医療機関との連携、仮装行列などの楽しい夏祭り、ふれあい重視の地域活動に敬意を表する。

1月4日(水)
交通局長、技術監理室長の辞令交付式。
三役会議、幹部会議、平成24年仕事始め式で職員に挨拶。
市長定例会見。
今年最初の新年会。新日本製鐵㈱新年賀詞交換会で祝辞を述べる。
今年招かれ、時間的に調整がつく新年会出席は、60たらず。
北金会・北九州ユース会の新春祝賀会。商工中金の幹部に挨拶。
基幹労連福岡県本部の2012年新春政労使懇親会。
高島連合福岡会長はじめ、連合幹部の皆さんに挨拶。
新日鉄八幡、住友金属小倉労使、衞藤顧問に挨拶。
城井、緒方両代議士はじめ民主党各級議員団に特区、環境未来都市選定の謝意を表する。

1月2日(月)から1月3日(火)
最初の公務は、第49回の小倉城席上揮毫大会。書の展覧会を見る。実行委員会の会長を長らくつとめた故西村先生の御令室に感謝状をおくる。恒例の特待生の中高生の書初めを見守る。見事な筆使いに感嘆する。
小倉城公園内を散歩。昨年、市民の要望をふまえ、樹木の手入れを指示している。

今年は、森鴎外の生誕150周年。
軍医部長として赴任した12師団司令部の碑が立っている。鴎外の存在感が、北九州の文学界発展の原動力になっている。鴎外の住んだ家は、世界に3軒残っている。津和野の生家、小倉、そして留学時代のベルリンである。昨年11月、プライベート旅行で念願の津和野詣でを実現できて本当に良かった。津和野はベルリンと姉妹都市になっている。小倉の鴎外居住宅を大切に保存していきたい。

家族と神社に参拝。家族のおみくじには、「陽をあびる花のように」とあった。自分には、「虎の尾をふむがごとし」。自重自戒でこの1年間、頑張りたい。
ショパンのバラードト短調から音楽ライフをスタート。
シューマン頌と名付けた雑感を書き連ねた原稿は、気がつくと5万字を超えたが、ロバートが結婚後、情熱を傾けた歌曲や舞台音楽を残している。学生時代に、日本シューマン協会に入会して30数年たった。年内には、書き上げたい。
手塚治虫のアニメ映画「マリンエクスプレス」なつかしい手塚漫画の愛すべきキャラクターが多数登場。「銀河鉄道999」のDVDは、3年前、店で偶然発見し、全20巻を一気に見おえた時の感動は忘れがたい。最新のデジタル技術を駆使したリメイクを期待している。いよいよ今年の夏、漫画ミュージアムが小倉駅新幹線口にオープンする。
膨大な自宅の書類、書籍を整理。
市のホームページで市長の記者会見記録を読み直す。記者団の質問にどう答えたか、じっくり振り返る。
政治家は、取り決めによって、年賀状、時候の挨拶については、返事のみ、直筆で出せることになっている。パソコンで年賀状の辰の図柄を刷り込み、悪筆を嘆きつつ、少しづつ返事を書く。
家族と散歩、久しぶりに焼肉をつつき、リバーウォークに出かける。
後援会首脳に挨拶。

12月29日(木)から元旦まで、市長の公務はお休みに。
その間、政務扱いの行事はいくつか入っている。
緊急連絡用の携帯電話は、肌身離さず持って出かける。
地域防災計画見直しに関する資料の精査。
北九州市政に関する新聞、雑誌の記事、テレビニュースの記録を振り返る。
環境未来都市のプレゼン資料を読み直す。
シアトル、ミラノ、上海、シンガポールなどで行った英文スピーチ。
世界遺産、ヨーロッパ列車旅行のDVDシリーズを楽しむ。
ショパン、モーツアルト、シューマン、ビルエヴァンス、ヨーロッパジャズトリオでリフレッシュ。
陸海空の自衛隊の最新装備、活動に関するDVD。
北九州市の史跡、文化史に関する本。
コンピュータを相手に囲碁、将棋、マージャンを気晴らしに。
映画は、ロッキー・ザ・ファイナル、イラク大量破壊兵器の真偽を突き止めるグリーンゾーン、ローマ帝国の権力闘争を描いたクレオパトラ、バッドクラフト、アニメの宇宙戦艦ヤマト、ワイルド7どころではないパリより愛をこめて、傑作アニメの風の谷のナウシカなど。
森鴎外の小倉赴任時を髣髴とさせる「鶏」を読む。
ハチの頭をなぜてやり、近所を散歩。

以前のファイルは工事中です。