書道家Ｍ先生ってどんな人か

Ｍ先生をお手伝いしている、わたしの足道のT師匠が書いてくれていますのでご紹介します。

　　

----------------------

「Ｍ先生は、生き方そのものが芸術」

先生と一緒に行動していると、

「ドキッ」とすることがしょっちゅうあります。

「魔法を使ってるのか？」

真剣にそう思わせて下さいます。

奇想天外すぎて、人間なのか？と思う時と、

人間の本質を最も知っている人間の中の人間なのかなぁ、

と思う時と両方あります。

先生は、単なる芸術家や、何かに秀でているというだけでなく、

社会常識をふまえた芸術家であり、経営指導者でもあり、

どんな人でも必ず成長させる名コーチでもあります。

本当に何者なのか、未だにわかりません。

というより、知れば知るほど、どんどん、わからなくなります。笑

（何者かを追及しようとする事が、意味のないことに思える今日この頃です）

きっと、Ｍ先生の為に新しいジャンルの肩書が必要です。

他の人なら、実現不可能だと諦めてしまうことでも、

「もし、可能だとしたら。。。」という視点で取り組まれ、

結果を出し続けるのがＭ先生。

先生は、どんな事でも、可能、不可能の視点ではなく、

可能を前提として、ストーリーを描かれるのですが、

その際、その瞬間ならではのその場の

ご縁（人に限らず、環境や状況など）で

見事な作品をつくりだすのです。

しかも、そこで、関わる全ての本質や特徴を

浮かび上がらせるのです。

先生と関わると、今まで知らなかった癖や個性が

自然と引き出される点もおたのしみな所です。

だから、先生のストーリーの中では、

脇役とか、ただぼんやりと存在するものは

ありえない気がします。

全てが、「その瞬間の最高の作品に必要な存在」だと

思わせてくれます。

無駄な存在、無駄なことは何一つないようです。

そして、そんな世界が美しい。

美しいの概念すらも、ぐーんと引き上げてもらいました。

はっきり言いましてＭ先生の生き方の芸術性について、

私では、言葉にできません。

私が、どれだけ言葉にしても、あまりにも足りないからです。

五感全部で味わうものが、今まで経験したことでないものだらけだとしたら、

それを言葉にするのは、とても難しいです。

先生が、どんな場面でも、毎瞬、毎瞬、哲学に基づいて、

現実をクリエイトされる様をみていると、

「人生こそ、芸術の最大の舞台」だと思うしかありません。

先生が、素晴らしい書家であるというのは、

まぎれもない事実ですが、その枠ではおさまらない

人間をテーマにした次世代の芸術家ではないでしょうか。

人生にも、世界にも、決まりきったストーリーなんてなく、

その瞬間に出来る最高のパフォーマンスが、

世界で一番、おもしろくて美しい。。。

それを自ら実践してみせて、私たちにも

人間の無限の可能性に挑戦させてくれるのが、

Ｍ先生です。

T師匠