原発稼働の是非を問う住民投票を実施するための条例制定を求める32万人分の署名を、市民団体が東京都に提出しました。
山本太郎さん:「雨の日も雪の日も皆さんが街頭に立って、たくさんの人の署名を集めて頂けたからこのような形になったと思います」
市民団体は福島第一原発の事故を受け、原発稼働の是非についての住民投票条例の制定を求め、都内で署名活動を行ってきました。条例制定の請求には都民約21万人分の署名が必要ですが、これを大きく上回る32万3076人分の署名が集まったため、10日に代表者が都庁を訪れ、署名を手渡しました。都知事はこれを受けて、11日以降20日以内に議会を招集し、条例案について審議することになります。東京都で住民投票を求める条例制定の請求は初めてです。市民団体は、2月にも大阪市に対して同様の請求をしましたが、議会で否決されています。