愛しき友への贖罪

貴方は何人の友達と仲違いしても

何度も許して受け入れたよね。

貴方は優しい人。


でも、私はダメなのですね。


それだけ、深く貴方を傷つけてしまった。


私は貴方を傷つけと同時に同じ傷を負った。


私の心もズキズキと痛むのです。


我慢できないほど、強烈に痛むのです。

いくら、謝っても足りないでしょう。


それでも謝り続けるしかないのです。

許してください。


それが本音。


あんなに、優しかった貴方の心を


ここまで頑なにしてしまったのは私。


気狂いの私。


どうか、本来の貴方を取り戻して。


私の知ってる貴方は優しかった。


人の情けを持っていた。


私のせい。


私の罪。


許して欲しい。

愚かで脆い私を。

どんなに貴方に謝罪しても

貴方には届かない。

それだけ、私は貴方へひどいことをしてしまった。


貴方は私に頑なに心を閉じてしまった。

私は貴方の許しを得るにはどうしたらいいの？


私の命を捧げたら許してくれる？


ならば、この命


貴方へ捧げるよ。

いつまでも

いつまでも

私は貴方に叫び続ける。

貴方への謝罪を。


貴方の許しを乞い続ける。


愚かな私を許して欲しい。

私はいつも誰かの特別になりたかった。

特別大切な親友。

特別大切な人間。

その人にとって必要で不可欠な存在。


私は貴方にそれを求めた。


貴方の特別になりたかった。


貴方は魅力的な人だから、いろんな人に好かれてる。


これは私の過ぎた望み。

私には特別になりうる魅力がない。


その他大勢。

もしかすると、それ以下。


実の親からも下げずまれいる私を誰が特別に想うだろう。


誰も私の心は理解できない。

誰も私の不安は理解できない。

それを貴方に理解して欲しいと迫った。

なんて傲慢で愚かな行為。

結果、私は貴方を失った。


今私は違う意味で貴方の特別だろう。


貴方の私への憎しみはちゃんと受け止めます。


それが私の犯した罪の報い。