追跡2012:松江市職員の飲酒運転 回避する道、いくらでもあるのに /島根

毎日新聞 2012年05月10日 地方版

 県警による飲酒運転の検挙数は増加している。過去3年の内訳は、09年222件▽10年296件▽11年301件と推移した。飲酒運転による免許取り消しも急増している。09年77件▽10年178件▽11年192件になった。背景には、飲酒運転への取り締まり強化や厳罰化がある。

 改正道交法は09年6月に施行され、呼気1リットル中のアルコール濃度0・15ミリグラム以上の「酒気帯び運転」の違反点数が6点から13点に、0・25ミリグラム以上が13点から25点に引き上げられた。濃度に関係なく、正常な運転ができない「酒酔い運転」も25点から35点になった。

 県警によると、体重60キロの男性の場合、ビール大瓶3本の飲酒で、10時間後も体内には呼気1リットル当たり0・12ミリグラムのアルコールが残っているのが目安という。交通指導課は「翌日のどが渇いたり、だるいなと感じたら運転を控えてほしい。朝早く運転する時は、早めに酒を切り上げてゆっくりと休むことが重要」としている。

==============

 ◇ご意見、ご感想募集

最新写真特集

毎日新聞社のご案内

まいまいクラブ

毎日RT

毎日ウィークリー

Tポイントサービス

毎日jp×Firefox

毎日新聞の
ソーシャルアカウント

毎日新聞を海外で読む

毎日新聞のCM

毎日新聞Androidアプリ