自虐的観光キャンペーン「おしい！広島県」が話題を呼んでいる県は、公募した身の回りの「おしい」エピソード３２５件から選んだ「マンスリーベストおしい！」を専用サイト（http://oc-h.jp）で発表した。

　熊野町出身のタレント有吉弘行さんが選考。仕事のプレゼンテーションを成功させた後の質問に、「じゃけ〜ね」と広島弁丸出しで答えてしまった作品が輝いた。また、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が国民栄誉賞を受賞した際、記念品として贈られた熊野筆について、「熊野って熊野古道があるところ」と言われたエピソードなどもノミネートされた。

　「おしい」エピソードは、専用サイトで毎月公募している。県は毎月４日を「お（０）しい（４）日」と設定し、毎月４日に「マンスリーベストおしい！」が発表される。【寺岡俊】